スク玉ブログ
手を出すな!?中学生も1:1で面談中!!
中1・2生さんたちで面談がまだの方は、ただいま1:1で面談中です。目標は自分の口で宣言する。このパワーは想像以上のもの。現状の悩みも含めて、時間をかけて対話していきます。
そんなこんなでいつも以上に現場はバタバタしていますので、今日は私の心の声を思うがままお届けします。
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ここに5人の生徒がいる。
彼らの点数は
90点
90点
90点
90点
90点
こっちにも5人の生徒がいる。
彼らの点数は
100点
100点
100点
100点
50点
どちらも、平均点は同じ「90点」。
スク玉はどっちの塾を目指すのだろう。
どっちがいい塾なのか?
どっちがこの先、生き残っていける塾なのか?
たまに、そんなことを思ってしまう。
一方は、どんな子でも9割取らせる指導環境。
他方では、多くの子に満点を取らせる力があるが、
一部取り残される子が出てしまう指導環境。
極端な数字を使ってるけど、
現状のスク玉のリアルはこれに近い。
そして、全国にある「実績が凄い塾」は、
ほぼ例外なく後者に近い。
前者の、全員が9割というのは確かに響きは良いかもしれないが、
「全員を同じように引き上げる」というのは正直難しい。
生徒数が増えてくると、必ずそこから漏れてくる生徒がいる。
でも、私は諦めたくないんですよ。
諦められない。
その「50点の子たち」を。
だって、スク玉にもいる「50点の子たち」
みんな、いい子なんだ。
そして、頑張ってる。
その子達なりに、ね。
そして、そのお父さん、お母さんの想いも強い。
みんな必死なんだよ。
ただ、ほんの少し「流されやすく」「危機感が薄い」。
・黙々勉強する
・授業を聞く
・もう少し粘って考えてみる
・スラスラできるまで反復する
・やり遂げる
という行動に繋がりきれてないだけなんだ。
ほんとうに、ただそれだけなんだ。
それが見ていて悔しい。
それを変えれば必ず伸びる。
スク玉に入ってくれた生徒たち、
全員を1人残らず引き上げたい。
問題は、そこをどう突破するか。
上位層はすでに自分で動く姿勢が身についている。
この状態まで育てれば、自分で勉強していく。
あとはなんとかして、
もがいている子たちを引き上げたい。
でも、待て待て。
引き上げてはダメだ。
自分ではい上がってこないと。
それじゃないとその子達が高校生になったとき、
今よりもっと下位に沈む。
自分で勉強できる生徒に育てたい。
このスク玉の教育目標は、戒めでもある。
テスト前でも、テスト前でなくても、
勉強してるしてる姿。
誰に言われなくても、
今日やるべきことをやる。
その姿を見たい。
それを求めるのならば、
間違っても手を出しちゃダメだ。
その手を握って引き上げたら、
その子は自分の力で這い上がろうとしなくなる。
手を引っ張っちゃダメ。
這い上がろうとする気持ちを育てろ。
這い上がろうとする環境を作れ。
その雰囲気を作れ。
そんなの理想だという人は言わせておけばいい。
でも、いつかそんな塾にしたい。
私はそう思っています。
勉強が得意、不得意なんて関係ない。
苦手なら苦手なりに泥臭くいこう。
全員の可能性を。
全員を学力を伸ばす。
頑張れ!スク玉生!
頑張れ!受験生!
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