スク玉ブログ
高2生、次の目標は「冬にある共通マーク模試で何点を取るか?」
HALLOWEENが近い さんなん です。今年の仮装は決まりました。
キーワードは「てっぺん取るぞー」です。乞うご期待!
さて、高2生さん(理系)からの質問がありましたので、ブログでも共有しておきます。
「名古屋市立大学の建築都市デザイン学科に興味があるのですが、何をどう勉強をすればよいですか?」
なんとザックリとした質問。
でも、いいですね。受験に意識が向いてきたようです。
彼女に話をした内容をまとめました。
1.高2冬までに英検2級レベルの英語力を構築(文系・理系ともに)
2.高2冬までに数学はチャートを使ってⅠA・ⅡBの基礎完成
3.物理・化学(受験で必要な科目)の受験勉強開始
4.2月にある全統マーク模試の得点を決める(文系・理系ともに)
1と2と3は書いてある通りなので、今回は4について深掘りしたいと思います。先にお伝えしておきますが、センター試験から共通テストに変わってから、従来通りの考え方では上手くいきませんからね。
■高2 2月全統共通マーク → 高3 共通テスト本番
(※スク玉生、過去3年の結果集計より)
【文系】
ベスト1 411点→586点(175点UP)
ベスト2 491点→641点(150点UP)
ベスト3 517点→662点(145点UP)
ベスト4 551点→668点(117点UP)
ベスト5 565点→675点(110点UP)
【理系】
ベスト1 511点→685点(174点UP)
ベスト2 488点→620点(132点UP)
ベスト3 622点→743点(121点UP)
ベスト4 601点→720点(119点UP)
ベスト5 498点→592点(94点UP)
上記は、「高2冬の全統共通マーク模試の成績」とその生徒が実際に「共通テスト本番で取った得点」の伸びを、文型と理系それぞれベスト5で集計したものです。
センター試験の頃は、1年でどの子も100点ぐらいは伸びるという話をよくしていました。しかし、共通テストに変更されてからは、そこまでの伸びが見られなくなりました。
400~500点の生徒がガリガリやれば上記のように100点超えもあります。しかし、現場では600点からがなかなか伸びない。それだけセンター試験より共通テストで得点が取れないことを知っておかなくてはいけません。
センター試験は二次試験の勉強の通過点にあった。しかし、共通テストは共通テスト用の勉強が必要になりました。出題形式も難易度も変わったのです。
そんな中で、地元公立高校で「共通テスト対策は12月からの1カ月でなんとかなる。それまでは二次試験の勉強だ。」という話がいまだにあるのは驚いています。
以下に、地元の大学の共通テストの合格ボーダーを調べてみました(河合塾KEIーNETより)。
※比較しやすいように、傾斜配点は考えず得点率からすべて900点満点に換算しています。
※同じ大学でも学部によって合格ボーダーは異なります(下は一例です)。
【文系】
名古屋大学(文) 得点率76% 684点/900点
名古屋市立大学(経済) 得点率72% 648点/900点
愛知県立大学(英米) 得点率65% 585点/900点
滋賀大学(経済) 得点率65% 585点/900点
愛知教育(義務・社会) 得点率64% 576点/900点
岐阜大学(教育) 得点率60% 540点/900点
【理系】
名古屋大学(物理工) 得点率76% 684点/900点
名古屋工業大学(電気・機械)得点率72% 648点/900点
名古屋市立大学(建築) 得点率70% 630点/900点
岐阜大学(機械) 得点率63% 567点/900点
三重大学(工) 得点率62% 558点/900点
愛知教育(義務・算数) 得点率61% 549点/900点
中堅大学の合格ボーダーは、センター試験の時代より得点率では5~8%も下がっています。以前は国公立大学に合格するならセンター試験の得点率70%が目安でした。共通テストでは60~65%に落ち着いています。
しかし、難関大学の合格ボーダーは2~3%下がった程度でとまっています。上位を目指すなら、しっかり共通テストの対策にも動いていかないといけません。特に現役生は共通テストで少しアドバンテージが欲しいところ。
2月の時点で、以前であれば目標大学のボーダーの100点まで足りなくても良かった。しかし、共通テストの難易度を考えると、志望する大学の合格ボーダーから50~70点以内の得点を取ることを目標にするべきでしょう。皆が皆、100点や150点も上がるなんて甘くはありませんからね。
先ほどの生徒には、目標とする名古屋市立大学(建築)の合格ボーダーが70%(900点換算なら630点)なので、約550点が2月の模試の目標点であることを伝えました。さらに各科目ごとに得点を考えていきましょう。
もちろん国公立大学は二次試験があります。共通テストのような幅広い科目の勉強だけでなく、二次試験の記述対策の勉強もしなくてはなりません。
ちょうど来年の今頃には、赤本(過去問)を解き始める時期です。受験の基礎力を鍛えるのに、残り1年になります。特に理系は、文系より解く量がかなり多いですので、計画的を立てて勉強をしていかないと間に合いませんよ。
まずは2月の模試で何点を取るのかを目標に掲げる。今は、その時期です。
そして、志望校も一人ひとり異なりますので面談も個別にしていきます。大学受験は高3になってから動いても、普通の子は間に合いませんので皆より早く動きましょう。
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キーワードは「てっぺん取るぞー」です。乞うご期待!
さて、高2生さん(理系)からの質問がありましたので、ブログでも共有しておきます。
「名古屋市立大学の建築都市デザイン学科に興味があるのですが、何をどう勉強をすればよいですか?」
なんとザックリとした質問。
でも、いいですね。受験に意識が向いてきたようです。
彼女に話をした内容をまとめました。
1.高2冬までに英検2級レベルの英語力を構築(文系・理系ともに)
2.高2冬までに数学はチャートを使ってⅠA・ⅡBの基礎完成
3.物理・化学(受験で必要な科目)の受験勉強開始
4.2月にある全統マーク模試の得点を決める(文系・理系ともに)
1と2と3は書いてある通りなので、今回は4について深掘りしたいと思います。先にお伝えしておきますが、センター試験から共通テストに変わってから、従来通りの考え方では上手くいきませんからね。
■高2 2月全統共通マーク → 高3 共通テスト本番
(※スク玉生、過去3年の結果集計より)
【文系】
ベスト1 411点→586点(175点UP)
ベスト2 491点→641点(150点UP)
ベスト3 517点→662点(145点UP)
ベスト4 551点→668点(117点UP)
ベスト5 565点→675点(110点UP)
【理系】
ベスト1 511点→685点(174点UP)
ベスト2 488点→620点(132点UP)
ベスト3 622点→743点(121点UP)
ベスト4 601点→720点(119点UP)
ベスト5 498点→592点(94点UP)
上記は、「高2冬の全統共通マーク模試の成績」とその生徒が実際に「共通テスト本番で取った得点」の伸びを、文型と理系それぞれベスト5で集計したものです。
センター試験の頃は、1年でどの子も100点ぐらいは伸びるという話をよくしていました。しかし、共通テストに変更されてからは、そこまでの伸びが見られなくなりました。
400~500点の生徒がガリガリやれば上記のように100点超えもあります。しかし、現場では600点からがなかなか伸びない。それだけセンター試験より共通テストで得点が取れないことを知っておかなくてはいけません。
センター試験は二次試験の勉強の通過点にあった。しかし、共通テストは共通テスト用の勉強が必要になりました。出題形式も難易度も変わったのです。
そんな中で、地元公立高校で「共通テスト対策は12月からの1カ月でなんとかなる。それまでは二次試験の勉強だ。」という話がいまだにあるのは驚いています。
以下に、地元の大学の共通テストの合格ボーダーを調べてみました(河合塾KEIーNETより)。
※比較しやすいように、傾斜配点は考えず得点率からすべて900点満点に換算しています。
※同じ大学でも学部によって合格ボーダーは異なります(下は一例です)。
【文系】
名古屋大学(文) 得点率76% 684点/900点
名古屋市立大学(経済) 得点率72% 648点/900点
愛知県立大学(英米) 得点率65% 585点/900点
滋賀大学(経済) 得点率65% 585点/900点
愛知教育(義務・社会) 得点率64% 576点/900点
岐阜大学(教育) 得点率60% 540点/900点
【理系】
名古屋大学(物理工) 得点率76% 684点/900点
名古屋工業大学(電気・機械)得点率72% 648点/900点
名古屋市立大学(建築) 得点率70% 630点/900点
岐阜大学(機械) 得点率63% 567点/900点
三重大学(工) 得点率62% 558点/900点
愛知教育(義務・算数) 得点率61% 549点/900点
中堅大学の合格ボーダーは、センター試験の時代より得点率では5~8%も下がっています。以前は国公立大学に合格するならセンター試験の得点率70%が目安でした。共通テストでは60~65%に落ち着いています。
しかし、難関大学の合格ボーダーは2~3%下がった程度でとまっています。上位を目指すなら、しっかり共通テストの対策にも動いていかないといけません。特に現役生は共通テストで少しアドバンテージが欲しいところ。
2月の時点で、以前であれば目標大学のボーダーの100点まで足りなくても良かった。しかし、共通テストの難易度を考えると、志望する大学の合格ボーダーから50~70点以内の得点を取ることを目標にするべきでしょう。皆が皆、100点や150点も上がるなんて甘くはありませんからね。
先ほどの生徒には、目標とする名古屋市立大学(建築)の合格ボーダーが70%(900点換算なら630点)なので、約550点が2月の模試の目標点であることを伝えました。さらに各科目ごとに得点を考えていきましょう。
もちろん国公立大学は二次試験があります。共通テストのような幅広い科目の勉強だけでなく、二次試験の記述対策の勉強もしなくてはなりません。
ちょうど来年の今頃には、赤本(過去問)を解き始める時期です。受験の基礎力を鍛えるのに、残り1年になります。特に理系は、文系より解く量がかなり多いですので、計画的を立てて勉強をしていかないと間に合いませんよ。
まずは2月の模試で何点を取るのかを目標に掲げる。今は、その時期です。
そして、志望校も一人ひとり異なりますので面談も個別にしていきます。大学受験は高3になってから動いても、普通の子は間に合いませんので皆より早く動きましょう。
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