スク玉ブログ

学校の宿題がなくなった!?

最近は学校の宿題がなくなったという噂を聞いた さんなん です。


これはTVでも取り上げられている話で、学校の「宿題」を廃止して自分で学びたいことを「家庭学習」として取り組もうという動きです。


さっそくこの噂を調べるべくスク玉に通う小中生に聞いてみました。



残念ながら(?)、ほとんどの生徒は「宿題は毎日でてるよ~」とのことでした。



しかし、「週末は宿題を出さない」と聞いた中学生もいました。「週末は宿題を出さないから、その分は自分の勉強をするように」と先生から話があったそうです。どうやら学校ごとの判断なのですね。




違った視点として、学校の宿題を減らすことで先生たちの負担を減らす狙いもあるようです。その分、授業の準備に時間を充てることで、教育の質を向上させるそうです。




また、別件ですが、もう1つこんな話を生徒から聞きました。それは、提出課題の中身を評価しない(提出したかどうかのチェックのみ)という先生もいるそうです。



これは過去に議論を巻き起こした問題なのですが、問題集の隙間に解説や必要語句などをびっしり書き込むと「A+」など高い評価つける先生もいたことで起こりました。



もちろんちゃんと意味のある勉強をする生徒も多くいたのですが、漢字をひたすら余白に埋めまくるという意味のない作業をする生徒もいました。



埋めることが目的になっている勉強なのに高評価をつけるのはどうか、と問題になっていました。「課題の中身を評価しない」というのは、それはしないという宣言になります。



このように教育も新しい時代に突入しています。この地域でも「学校の宿題はなくなった」という話を聞くようになるのかもしれませんね。



個人的には、今まで学校の宿題がでていたのにもかかわらず、この地域の特に小学生の学力低下に歯止めがかかっていないことが心配です。



本当の問題点は宿題の有無ではなく、授業中の学び方そのものなのではないかと思っています。





↑問題集の余白に図、表、解説をびっしり埋めて高評価の画像(提供:数年前の塾生より)



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