スク玉ブログ
小学生の実力テストの成績表で見るのは、この2つ!
朝からウィンク愛知の教材展とセミナーへ行ってきた さんなん です。昨日の雪の影響も心配でしたが、行きの電車だけ遅延してたぐらいでしたね。
教材展では、新刊も含めて塾教材が並んでいます。私は市販教材でも良いものは使いたい派なので、とにかく時間を見つけては本屋でもいろいろな教材をあさっています。
セミナーは現高1生が受験科目となる「情報Ⅰ」について。こちらも最新の情報を聞いてきました。すぐに情報共有が必要なことはなかったので、後日時間があるときに共有しますね。
さて、本日は冬に行った小学生の実力テストの成績が届きました。返却の準備ができた順に、成績表を渡していきます。
そこで、小学生の成績表を見るべきポイントを2つまとめておきます。
1.現在地の確認
模試は、今の自分の学力を確認するためにあります。
⓪国語・算数 偏差値40~45
※この地域の学力の平均はこの位置です。
①国語・算数・英語 偏差値45以上
※このステージにいれば学校では問題ないと言われる。
②国語・算数・英語 偏差値50以上
※学校ではよくできると言われる。
③国語・算数・英語・理科・社会 偏差値50以上
※少しずつ自学の勉強に移行する時期
④国語・算数・英語・理科・社会 偏差値55以上
※中学校で上位20%を目指すことができる
まず自分がどの位置にいるのか確認しましょう。これが1つ目です。
2.勉強方法の再確認
上記の⓪~①のステージにいる生徒は、「正しく覚える」という位置にいます。
言葉や用語の意味は曖昧でないか。音読練習も絶対必要です。算数は、計算を早く正確に解けるか、公式通りに式を使えるかどうか。教科書レベルの問題がスラスラ解けるようにする勉強が優先です。
スク玉の場合であれば、授業で行っている毎週のことわざ・物知り博士のテストなど覚える系をまずは得点率70%は取れるようにしましょう。
そしてステージ②の生徒は、算数や理社ワークの確認テストなど理解系の科目も含めて、小テストでは得点率80%を目指す勉強に移行していきます。持っているテキストの得点率を上げる勉強ということです。
この得点率が上がってくると、学校のテストや模試の成績も上がってきます。
③以降で大事なことは、勉強量を全体的に増やすことです。結果的に、得点が1~2教科に偏るのは問題ありません。できるだけ広く学ぶことでキャパを広げます。
全体の勉強といっても、中学受験のように1週間で20~30時間も勉強する必要はありません。1日15分ずつでも、週末に1~2時間まとめてでも問題なし。
幅広い知識をできるだけ短時間で集中してギュッと頭に入れる練習をすると、時間の使い方が上手になります。
中学生になったとき、部活が始まると勉強時間は削られます。自分の時間ばかり主張して、勉強時間を削る生徒もよく見かけます。
中学生は深い勉強が課題になりますので、短時間で覚えられるものに時間をかけていては周りについていけなくなります。
理想としては小6生までにステージ④まで引き上げ、習慣や時間の使い方など「数字には見えない部分」は小学生の内から準備させるのは大切なことだと考えます。
勉強の分析について必要なのは、③~④のステージにいる生徒ぐらいでしょうか。
模試のどの問題で得点を落としているか。模試の成績表の2枚目に、より詳しい正答率が載っています。
一般的に、正答率70%以上の問題では点数を落とさないこと。
差がつくのは50~70%の部分で、この部分がちゃんと正解しているのならば応用問題にも自分だけの力で解くことも必要になってきます。
中には問題集がいつも全部赤丸なのに、正答率70%以上の問題を落としまくってる場合。これは勉強の中身がよくないケースです。
普段から教えてもらいながら問題を解いたとか、解説を見てなんとなくわかった問題を赤丸として進んでいるのだと思います。
それが勉強だと勘違いしている可能性がありますので、赤丸の問題を週末に再度解き直すなど勉強法の改善が優先となります。
長くなったのでまとめますと、
ステージ⓪①は正しく覚えることを優先
ステージ②は普段の勉強法を意識
ステージ③④は勉強量を増やすことと模試の分析
このステージごとの勉強の方法の確認が2つ目になります。
もちろん次のステージを見据えた勉強は良いと思いますが、ステージ⓪にいるのにいきなり勉強量を増やしても効果は薄いということは伝えておきます。
得点が良ければ今の勉強を継続、
良くなければ改善をしましょう。
小学生の内に必要なことは、勉強への取り組み方であり、彼らの内にある「できたという基準」を引き上げることです。
小学生の内は、まだ模試の得点を気にする時期ではありません。たくさん問題を解く前に、まずは今の問題集の得点率を上げる勉強を意識してくださいね。
ちなみに小学生の実力テストは、スク玉に通っていなくても受検ができます。毎回テストだけの常連さんもいますので、ご興味があればお気軽に声を掛けてください。
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来年度のお問合せが増えております。ありがとうございます。なお、満席の学年(玉野校 新中2、新中3)は、お問い合わせをいただてもご案内ができません。
【来年度の小学部について】
玉野校と篭屋校の小学部授業日2023.01.14
一斉授業の曜日は、玉野校は水曜日、篭屋校は月曜日2023.01.11
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2023年度の中学部変更点(月謝と授業時間)2022.12.12
現小6~中2生へ!中学部は来年度から授業回数を増やします2022.11.7
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さて、本日は冬に行った小学生の実力テストの成績が届きました。返却の準備ができた順に、成績表を渡していきます。
そこで、小学生の成績表を見るべきポイントを2つまとめておきます。
1.現在地の確認
模試は、今の自分の学力を確認するためにあります。
⓪国語・算数 偏差値40~45
※この地域の学力の平均はこの位置です。
①国語・算数・英語 偏差値45以上
※このステージにいれば学校では問題ないと言われる。
②国語・算数・英語 偏差値50以上
※学校ではよくできると言われる。
③国語・算数・英語・理科・社会 偏差値50以上
※少しずつ自学の勉強に移行する時期
④国語・算数・英語・理科・社会 偏差値55以上
※中学校で上位20%を目指すことができる
まず自分がどの位置にいるのか確認しましょう。これが1つ目です。
2.勉強方法の再確認
上記の⓪~①のステージにいる生徒は、「正しく覚える」という位置にいます。
言葉や用語の意味は曖昧でないか。音読練習も絶対必要です。算数は、計算を早く正確に解けるか、公式通りに式を使えるかどうか。教科書レベルの問題がスラスラ解けるようにする勉強が優先です。
スク玉の場合であれば、授業で行っている毎週のことわざ・物知り博士のテストなど覚える系をまずは得点率70%は取れるようにしましょう。
そしてステージ②の生徒は、算数や理社ワークの確認テストなど理解系の科目も含めて、小テストでは得点率80%を目指す勉強に移行していきます。持っているテキストの得点率を上げる勉強ということです。
この得点率が上がってくると、学校のテストや模試の成績も上がってきます。
③以降で大事なことは、勉強量を全体的に増やすことです。結果的に、得点が1~2教科に偏るのは問題ありません。できるだけ広く学ぶことでキャパを広げます。
全体の勉強といっても、中学受験のように1週間で20~30時間も勉強する必要はありません。1日15分ずつでも、週末に1~2時間まとめてでも問題なし。
幅広い知識をできるだけ短時間で集中してギュッと頭に入れる練習をすると、時間の使い方が上手になります。
中学生になったとき、部活が始まると勉強時間は削られます。自分の時間ばかり主張して、勉強時間を削る生徒もよく見かけます。
中学生は深い勉強が課題になりますので、短時間で覚えられるものに時間をかけていては周りについていけなくなります。
理想としては小6生までにステージ④まで引き上げ、習慣や時間の使い方など「数字には見えない部分」は小学生の内から準備させるのは大切なことだと考えます。
勉強の分析について必要なのは、③~④のステージにいる生徒ぐらいでしょうか。
模試のどの問題で得点を落としているか。模試の成績表の2枚目に、より詳しい正答率が載っています。
一般的に、正答率70%以上の問題では点数を落とさないこと。
差がつくのは50~70%の部分で、この部分がちゃんと正解しているのならば応用問題にも自分だけの力で解くことも必要になってきます。
中には問題集がいつも全部赤丸なのに、正答率70%以上の問題を落としまくってる場合。これは勉強の中身がよくないケースです。
普段から教えてもらいながら問題を解いたとか、解説を見てなんとなくわかった問題を赤丸として進んでいるのだと思います。
それが勉強だと勘違いしている可能性がありますので、赤丸の問題を週末に再度解き直すなど勉強法の改善が優先となります。
長くなったのでまとめますと、
ステージ⓪①は正しく覚えることを優先
ステージ②は普段の勉強法を意識
ステージ③④は勉強量を増やすことと模試の分析
このステージごとの勉強の方法の確認が2つ目になります。
もちろん次のステージを見据えた勉強は良いと思いますが、ステージ⓪にいるのにいきなり勉強量を増やしても効果は薄いということは伝えておきます。
得点が良ければ今の勉強を継続、
良くなければ改善をしましょう。
小学生の内に必要なことは、勉強への取り組み方であり、彼らの内にある「できたという基準」を引き上げることです。
小学生の内は、まだ模試の得点を気にする時期ではありません。たくさん問題を解く前に、まずは今の問題集の得点率を上げる勉強を意識してくださいね。
ちなみに小学生の実力テストは、スク玉に通っていなくても受検ができます。毎回テストだけの常連さんもいますので、ご興味があればお気軽に声を掛けてください。
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