スク玉ブログ
愛知県公立高校入試マークシートで合格ボーダーは上がるのか?
朝から名古屋吹上ホールの教材展へ行ってきた さんなん です。
教材は目新しいものはなかったものの、教材会社の担当者さんと少々情報交換をしてきました。
さて、ようやく令和5年度入試のサンプル問題が発表されました。しかし、よくよく中身を見てみるとサンプル問題ではなく、「昨年度R4年度入試の問題をマークシートにしましたよ」というもの。
つまりR5年度入試は、R4年度入試の出題傾向に似せますよということでよいのでしょう。やはり1年目は様子見でしょうか。
せっかくなので記述問題がマーク式になると、どのよになるのかを一緒に確認してみましょう。
まずは数学です。
計算問題は4択になり、得点が取りやすくなりましたね。自分の計算結果が選択肢になければ再計算することでミスを減らせます。
↓↓↓
数年前までは証明問題が出題されていましたが、最近では思考力問題が出題されています。
ⅠとⅡの両方正解で〇になります。昨年度で、ⅠはできたけどⅡがわからないっていう生徒もいましたからね。選択式だと若干でも正解率はあがりそう。
↓↓↓
関数の問題。①はグラフを書かせる問題、②はそのグラフを利用して解く問題です。
選択式になるとグラフを書く問題よりは、間違いなく易しくなりますね。確実に得点を取りたい部分です。
図形問題は数字を当てはめるマーク式なので、勘では当たらない。ここで差が出そうです。
次に国語を見てみましょう。
↓↓↓
約70文字の記述式の代わりに、内容把握の問題が追加されました。これは記述の方が簡単だったという人も出てくるかもしれませんね。
↓↓↓
漢字の問題です。むむむ、(1)の問題は語彙力がない生徒にとっては、難しくなった気がします。
学校テキストの漢字の勉強を見ていると、多くの生徒は言葉の意味まで調べていないからね。
次は英語です。
↓↓↓
英語の記述は1文字のスペルミスでもバツだったことを考えると、ここはかなり得点が取りやすくなったのではないでしょうか。
↓↓↓
会話の流れと単語の意味さえ理解していれば、得点は取れそうになりましたね。英語は全体的に平均点が上がりそうです。
次は理科です。
↓↓↓
理科のグラフを書く問題がマーク選択式になりました。個人的にはグラフを書くだけの方が易しいのですが、文章量が増えたことと完答であることを考えれば難しいと感じる生徒も多いのではないでしょうか。
↓↓↓
計算問題が全く別の問題に差し替えられていました。選択式でも出題できるはずなのに・・・計算問題は出題しないということでしょうか。
最後は社会です。
↓↓↓
15字以内で書く記述式が選択式になりました。もちろん知識がないと正解はできませんが、正答率だけ考えれば上がるでしょう。
いかがだったでしょうか。
今年度も昨年度と同じ出題形式、出題レベルであれば、全体の平均点は上がるでしょう。
1点を取りこぼさない勉強。そして、数学と英語も得点源の科目になりそうなので、確実に得点を取る実力を磨いてください。
入試本番まで残り4カ月です。まず学校の定期テスト対策で内申点を稼ぐこと。そして、過去問を使って当日点を伸ばす練習も並行して行っていきましょう。
今回のマークシート導入は、採点側の負担軽減が狙いなのでしょう。これによって得点分布がどのように変化するのかを見極めて、来年以降の改革に動いていくものだと思います。
中2生も油断なきよう。学校のテストが目標ではなく、入試の通過点です。入試を見据えた勉強を意識して動いてください。
(プログラミング教室コードアドベンチャー)
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教材は目新しいものはなかったものの、教材会社の担当者さんと少々情報交換をしてきました。
さて、ようやく令和5年度入試のサンプル問題が発表されました。しかし、よくよく中身を見てみるとサンプル問題ではなく、「昨年度R4年度入試の問題をマークシートにしましたよ」というもの。
つまりR5年度入試は、R4年度入試の出題傾向に似せますよということでよいのでしょう。やはり1年目は様子見でしょうか。
せっかくなので記述問題がマーク式になると、どのよになるのかを一緒に確認してみましょう。
まずは数学です。
計算問題は4択になり、得点が取りやすくなりましたね。自分の計算結果が選択肢になければ再計算することでミスを減らせます。
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数年前までは証明問題が出題されていましたが、最近では思考力問題が出題されています。
ⅠとⅡの両方正解で〇になります。昨年度で、ⅠはできたけどⅡがわからないっていう生徒もいましたからね。選択式だと若干でも正解率はあがりそう。
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関数の問題。①はグラフを書かせる問題、②はそのグラフを利用して解く問題です。
選択式になるとグラフを書く問題よりは、間違いなく易しくなりますね。確実に得点を取りたい部分です。
図形問題は数字を当てはめるマーク式なので、勘では当たらない。ここで差が出そうです。
次に国語を見てみましょう。
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約70文字の記述式の代わりに、内容把握の問題が追加されました。これは記述の方が簡単だったという人も出てくるかもしれませんね。
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漢字の問題です。むむむ、(1)の問題は語彙力がない生徒にとっては、難しくなった気がします。
学校テキストの漢字の勉強を見ていると、多くの生徒は言葉の意味まで調べていないからね。
次は英語です。
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英語の記述は1文字のスペルミスでもバツだったことを考えると、ここはかなり得点が取りやすくなったのではないでしょうか。
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会話の流れと単語の意味さえ理解していれば、得点は取れそうになりましたね。英語は全体的に平均点が上がりそうです。
次は理科です。
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理科のグラフを書く問題がマーク選択式になりました。個人的にはグラフを書くだけの方が易しいのですが、文章量が増えたことと完答であることを考えれば難しいと感じる生徒も多いのではないでしょうか。
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計算問題が全く別の問題に差し替えられていました。選択式でも出題できるはずなのに・・・計算問題は出題しないということでしょうか。
最後は社会です。
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15字以内で書く記述式が選択式になりました。もちろん知識がないと正解はできませんが、正答率だけ考えれば上がるでしょう。
いかがだったでしょうか。
今年度も昨年度と同じ出題形式、出題レベルであれば、全体の平均点は上がるでしょう。
1点を取りこぼさない勉強。そして、数学と英語も得点源の科目になりそうなので、確実に得点を取る実力を磨いてください。
入試本番まで残り4カ月です。まず学校の定期テスト対策で内申点を稼ぐこと。そして、過去問を使って当日点を伸ばす練習も並行して行っていきましょう。
今回のマークシート導入は、採点側の負担軽減が狙いなのでしょう。これによって得点分布がどのように変化するのかを見極めて、来年以降の改革に動いていくものだと思います。
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