スク玉ブログ

中2生の「やる気スイッチ」を探してみた

背中スイッチに困っている さんなん です。抱きかかえている時は寝てるのに、ベッドにそっと置くと起きる。いやいや、起きなくていいから寝てろ~。


あれ、なんなんでしょう。本当に背中にスイッチってあるんですかね。









さて、とある中2生が「先生、最近やる気が全くでないんですよ~」とつぶやいていたので、そんな彼女に送るブログを書いてみます。





そもそも勉強にやる気は必要ないとは思っています。大人だって、毎日の仕事にやる気100%でやってるわけではありませんからね。





そうはいっても、学校も行かなければならないし、テストもあるし。どうしたら気持ちを高めることができるのか。





先に結論を言えば、



やる気は想像力とリンクする。







まずポイントは2つ。





やる気=やろうという気持ちは、


勝手には湧いて出てこない。




そして、やる気は自分の内から出すしかない。



この2つは頭に入れておこう。







行動に移す為に、2つのことが必要だと言われている。




1つは、志望校(目標)を思い描くこと。




もう1つは、今の自分のリアルの姿を知ること。




その目標を目の届く壁に貼り、視覚から目標の情報を入るようにする。




とここはよく聞く話だと思うかもしれないが、これはちょっと違う。




きっと受験生なら通用するかもしれないが、中2にはほぼ通用しない。





だって、目標って言われてもね。





少なくともこの1年は受験はないわけだし、




その先に受験があるのはわかる。




でも、頑張れないんだよ。





じゃあ、どうするか。









想像するんだよ。




今日、やらなかったらどうなるのか。




今日、頑張ったらどうなっているのか、を。




今日、やるべきこと。どこまでやるの。




もうすぐ、テストがあるよね。




どうなっていたいの。




このままだとどうなるの。







今この瞬間しか考えられない人と、




前に進む人との違いって紙一重よ。




それは「想像力」があるか、ないかの違いよ。




たったそれだけなんだ。









親ができる部分は、この想像する時間を与えてあげること。




どうしても親目線は我が子の理想像が強いんだよね。





だって、我が子が世界一なんだもん。





絶対、我が子だけは幸せになって欲しいもんね。





でもね、行動するのは子ども。





我が子の行動を見ていると理想と違ってイライラするだろうけど、





そこで口を出すと間違いなく子どもの行動力を止めることになるよ。





だから、この時期の親は我慢するしかないの。





躾以外にちょっかい出さないであげてください。








そんな中2生でも塾にくるとなぜか勉強がはかどるっていうのも、




誰にも邪魔されずに考える時間があるからじゃないかな。




ボーっとしてなさいと伝えると、なぜか皆は必死に頑張りだす。




今日のこと、明日のことを想像する時間って




中2生には大事なんだよ。





やる気スイッチは自分で押すしかないんだからね。







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