スク玉ブログ
【高校部】英文を速く読む練習
院長 さんなん です。先月、教室内の一部を修理していただいた業者の方からこう呼ばれました。名刺をみると外人さんっぽいと思ってはいたんですが、当然日本語での会話は問題なく仕事も早いし丁寧でした。「院長、またお願いします。」って、なんだか新鮮でした。
さて、本日は高校部の授業シェアです。高校生は個別プランなので、生徒によって使用している教材も異なりますし、先生チェックを入れるかどうかも異なります。
それでも1つ、多くの高3生が共通して悩んでいる問題があります。それは、
「英語の試験で、時間が足りません。」
この問題に対して、塾での取り組みをシェアします。
■スラッシュリーディングを覚えていこう
スク玉高校部では、高2生になると速読の練習を取り入れていく生徒もおります。
高1生は、生徒の英語力にもよりますが「英語長文読解のための英文法」がメインとなります。そして高2になると、いよいよ英語長文を使っての速読の練習にはいります。最初は主語ー述語を意識することから始めて、意味のカタマリで英文を読む練習をしていきます。
単純に普段から英語に触れていないと長文は読めません。特に模試レベルになると、生徒曰く「途中で疲れちゃって、英語がただずらーーと羅列しているように見えて読む気も起きない」とか。英語の長文に慣れるという意味でも、徐々に長文音読練習は大切ですね。
単語と文法も重要ですが、単語と文法がわかっても速く読めるようにはなりません。単語と文法を使って一文一文正確に意味を取っていくのは「英文解釈」と言われます。これは学校の授業でメインとする英語の勉強法。
もちろんこれも長文読解には必要ですが、高3生に聞くと多くの生徒が口をそろえて言うのが「時間が足りない」ということ。そこで塾では、学校でやらない速読の練習をしていくわけです。
速く正確に読み、全体の内容を把握するには「スラッシュリーディング」が有効です。前から読み、意味の切れ目ごとに意味を取っていくやり方です。英文解釈は、1文全体を読んでから、後ろから前に訳していくとうまく訳せるなんて習うわけですが、これだと速く読めません。
■速読練習
実際、先生が音読を聞いて、できているか確認していきます。マンツーマン指導です。
例えば、長文の中に
Most people buy things in stores and at markets along streets near their homes.
という文章がありました。この文を意味を考えながら音読するなら、
Most people ほとんどの人が buy 買います things ものを in stores 店で and そして at markets マーケットで along streets 道沿いの near their homes. 家の近くの
という感じです。かなり区切りを細かくしましたが、慣れていないときはこれくらい細かく分けるように指示しています。慣れてくると、
Most people buy things ほとんどの人がものを買います in stores and at markets along streets near their homes. 家の近くの道沿いの店やマーケットで。
くらいに大きく分けれるようになってきます。
この速読練習のポイントは、『意味が取れる易しいと感じる文で練習すること』です。音読すると、意外とこれが難しいことに気づきます。だから、いきなり入試レベルの問題でやってもうまくいきませんし、上達しません。
何より速読の最終目標は、「入試レベルの難しい文章でも前から読めるようにするために必要な音読の練習方法を身につける」ことです。これに覚えた単語や構文が加わると、ちゃんと入試レベルの問題でもできるようになります。決して目的を見失わないように練習していきましょうね。
いかがでしょうか。今日は高校部の英語の授業の様子をお届けしました。
英語の長文化は、昨年度の共通テストから始まったわけではありません。ここ5~6年の間、センター試験の問題ときから英文は長くなってきています。
英文を読むための「文法」「単語力」に加えて、英語の速読力の向上は必須です。音読はリスニングの練習にもなります。家でも意味を理解しながらCDの速さでスラスラ音読できるように、スラッシュごとに英語と日本語を交互に音読して練習をしていきましょう。
高校生でも、時間をかけるところは時間をかけて指導していきますよ。
それでは、また明日(*^^)v。
(↓↓↓夏期講習の日程↓↓↓)
(対象:小4~中3 速く正確に読む速読トレーニング)
(対象:小1~小6 語彙を増やす読み聞かせ 速聴・作文講座)
(対象:小4~高3 リスニング強化 英文多読Read Farm)
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さて、本日は高校部の授業シェアです。高校生は個別プランなので、生徒によって使用している教材も異なりますし、先生チェックを入れるかどうかも異なります。
それでも1つ、多くの高3生が共通して悩んでいる問題があります。それは、
「英語の試験で、時間が足りません。」
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■スラッシュリーディングを覚えていこう
スク玉高校部では、高2生になると速読の練習を取り入れていく生徒もおります。
高1生は、生徒の英語力にもよりますが「英語長文読解のための英文法」がメインとなります。そして高2になると、いよいよ英語長文を使っての速読の練習にはいります。最初は主語ー述語を意識することから始めて、意味のカタマリで英文を読む練習をしていきます。
単純に普段から英語に触れていないと長文は読めません。特に模試レベルになると、生徒曰く「途中で疲れちゃって、英語がただずらーーと羅列しているように見えて読む気も起きない」とか。英語の長文に慣れるという意味でも、徐々に長文音読練習は大切ですね。
単語と文法も重要ですが、単語と文法がわかっても速く読めるようにはなりません。単語と文法を使って一文一文正確に意味を取っていくのは「英文解釈」と言われます。これは学校の授業でメインとする英語の勉強法。
もちろんこれも長文読解には必要ですが、高3生に聞くと多くの生徒が口をそろえて言うのが「時間が足りない」ということ。そこで塾では、学校でやらない速読の練習をしていくわけです。
速く正確に読み、全体の内容を把握するには「スラッシュリーディング」が有効です。前から読み、意味の切れ目ごとに意味を取っていくやり方です。英文解釈は、1文全体を読んでから、後ろから前に訳していくとうまく訳せるなんて習うわけですが、これだと速く読めません。
■速読練習
実際、先生が音読を聞いて、できているか確認していきます。マンツーマン指導です。
例えば、長文の中に
Most people buy things in stores and at markets along streets near their homes.
という文章がありました。この文を意味を考えながら音読するなら、
Most people ほとんどの人が buy 買います things ものを in stores 店で and そして at markets マーケットで along streets 道沿いの near their homes. 家の近くの
という感じです。かなり区切りを細かくしましたが、慣れていないときはこれくらい細かく分けるように指示しています。慣れてくると、
Most people buy things ほとんどの人がものを買います in stores and at markets along streets near their homes. 家の近くの道沿いの店やマーケットで。
くらいに大きく分けれるようになってきます。
この速読練習のポイントは、『意味が取れる易しいと感じる文で練習すること』です。音読すると、意外とこれが難しいことに気づきます。だから、いきなり入試レベルの問題でやってもうまくいきませんし、上達しません。
何より速読の最終目標は、「入試レベルの難しい文章でも前から読めるようにするために必要な音読の練習方法を身につける」ことです。これに覚えた単語や構文が加わると、ちゃんと入試レベルの問題でもできるようになります。決して目的を見失わないように練習していきましょうね。
いかがでしょうか。今日は高校部の英語の授業の様子をお届けしました。
英語の長文化は、昨年度の共通テストから始まったわけではありません。ここ5~6年の間、センター試験の問題ときから英文は長くなってきています。
英文を読むための「文法」「単語力」に加えて、英語の速読力の向上は必須です。音読はリスニングの練習にもなります。家でも意味を理解しながらCDの速さでスラスラ音読できるように、スラッシュごとに英語と日本語を交互に音読して練習をしていきましょう。
高校生でも、時間をかけるところは時間をかけて指導していきますよ。
それでは、また明日(*^^)v。
(↓↓↓夏期講習の日程↓↓↓)
(対象:小4~中3 速く正確に読む速読トレーニング)
(対象:小1~小6 語彙を増やす読み聞かせ 速聴・作文講座)
(対象:小4~高3 リスニング強化 英文多読Read Farm)
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