スク玉ブログ
うさぎさんじゃなくていいんだよ。カメさんでいいんだよ。
キリンさんよりゾウさんが好きな さんなん です。昔、そんなCMがあったような・・・。 いや、今日はカメさんのお話をお届けします。
私の中には、1つの信念があります。
それは、
子どもは、誰しも成長したいと思っている。
子どもは、環境さえあれば自ら学ぶ。
「え?2つやん?」と声が聞こえてきそうですね。いいんです、細かいことは。この二つは、二つで一つだってことを言いたいんです。
私が塾で最初に教えた1期生(と言えばよいのか?)の男の子。その子は、某中学校の先生になりました。専門は数学だそうです。小学校時代の成績は、オール2でしたね(当時はまだ5段階評価)。その子が小学生の頃、塾でのイベントのときに、皆がまだ準備しているのにふざけて誰かのカレーライスを勝手に食べたのを目撃して叱った記憶があります。そんな子が、中学と高校は猛勉強して学校の先生になっちゃうんですからね。子供の成長って、わからないんものです。
また、同じく1期生のとある女の子。看護士を目指して専門学校に入り、今も看護士として地元の病院で活躍しています。自分のわがままで、勝手に泣いて、勉強も悲惨な結果。中学校時代は偏差値45が限界でしたが、高校で「看護」という夢が決まってからは本当によく勉強をしていました。苦手な暗記も書きまくっていましたね。
当時のことは、まだよく覚えています。決して勉強が得意ではありませんでしたが、二人とも素直でした。真剣に話をするときは聞いてくれるし、勉強面でもちゃんとルールを守って勉強していました。本当に1つずつなので、カメさんみたいな成長度合いに焦る気持ちはありました。それでも親は我が子の成長を見守ってくれましたね。ちなみに、この二人は今でも連絡をくれます。この子たちを指導した経験は、今でも励みになっています。
彼らを指導するときは、私はできるだけ『教えない』ようにしています。勉強もそうですし、進路のこともそうです。失敗から気付くことだって多くあります。いや、むしろ失敗からしか気付くことはできない。人の失敗を見て気づく子もいれば、自分が失敗しないと気づくことができない子もいます。だから、あえて失敗させるために見守る時期って必要なんだと考えています。
だから当時から、私は言いたいことをグッと我慢する時の方が多いです。これは今でもそうです。本当にいつもストレスでハゲそう・・・でしたが、とりあえず40歳手前の私の髪はかろうじて未だ無事のようです。
塾は勉強を教えるところ。成績を上げるところ。受験に合格させる手助けをするところ。全てを叶えるためには、本人の行動を変えなければなりません。
いつもお母さんが計画を立てて勉強していた男の子。「今回のテストの結果をみて、どう思ったの?」と聞くと、「良くなかったです」とかそれらしいことは言いいますが本気で悔しがっている様子はありませんでした。じゃあ今度は塾も何もしないしお母さんにも何もしないように伝えておくから、自分で考えて勉強してごらんって伝えました。案の定、思うような得点が取れなかった。しかし、そのあと「どうしたら成績って上げれるのですか?」と、ようやく自分の言葉で話すようになりました。
学校がつまらないと言っていた女の子。「どうせ先生の話を聞かないのならば、先生の視線をずっと追いかけてごらん。先生が常にどこを見て授業をしているか見てて。」。そうすると「先生っていろいろなとこ見てる。先生によって違うんだ。人間観察面白い。」って言い出しました。それからは、不思議なことに学校の授業が楽しいとか言い出したのです。
本人が分かっているのならあえて私が言う必要はないし、その分違う切り口で話をしてあげる。もし、本人が分かっていないのであれば、「今回は任せるから、ダメだったら一緒に考えようか」って伝えて。それまでは口を挟まずやらせてみて、その期間はどこが悪いかを観察しながら見守るのみ。過去の多くの生徒の場合、不思議と自分で良い点を取ってきても、悪い点を取ってきてもその後はちゃんということを聞くようになります。きっと自分を認めてくれたという部分からの変化なんだと思います。
勉強面では、私はテストの結果で一喜一憂はしないようにしています。成績はいいときばかりではありません。上がって、下がってを繰り返し、徐々に上がっていくのが理想です。特に勉強の土台ができていない子は、尚更上がるまでには時間と労力がかかります。それなのに、結果が悪かったときに怒るとどうなるか。十中八九、彼らは顔を見て判断するようになります。これはご家庭でも一緒です。怒られないように、怒られないように、と親の顔色みて勉強するようになります。
勉強は、決して戦う相手は私ではない。もちろん親と戦うのでもありません。自分自身と戦うのです。自分がわからない問題をできるようにする。1つずつ地道なことの積み重ねです。それを間違えてはいけません。
塾ではできるだけ彼らには、自分で「考える」時間を取ってあげています。どうしても受験が近い場合は仕方なく手取り足取りなど細かい修正はしますが、できる限りは対話を重ねてその子の行動を変えていきたい。
中学生になっても、お父さんやお母さんが勉強のことで口を出すとマイナスでしかありません。男の子はめんどくさがって、素直に従う。だって、言い訳にできるしそれが一番楽ですよね。女の子は、親の顔色を見ての勉強になりやすい。そうすると勉強やってますよ~と、表面上だけの勉強になりやすい。
この時期に親が口を出すのは、家庭ルールや生活リズム、躾のこと。進路のことや社会経済の話などは、対等の立場で相談するのがよいと思います。
何でも先回りしておぜん立てなんかしては、失敗という経験のないまま成長してしまいます。最初は「カメさん」でいいんですよ。小5頃からは、自立させることを意識させてあげてください。ポイントは大人として扱うこと。自分のことは自分でさせてあげてくださいね。親は口出し手出しはせず、自分で「考える」時間を与えてあげてください。ゆっくりとでも歩く姿を見守ってあげてくださいね。ただし、絶対自分の足で歩かずサボる時があります。そんなときは、たまにでよいので横からつついてあげてください。
こんなこと『理想』だと言う人がいるでしょう。でも、そんな『理想』を追いかける塾が1つぐらいはあってもいいと私は思っています。
勉強していくと、自分は何が得意でどんなことに興味があるのかが分かるようになります。たとえ勉強が苦手だったとしても、努力する姿勢を身につける。その為に必要なことは、「素直さ」だと思います。「素直」に勝る武器はありません。それを成しているのは、間違いなく親の愛情だと思っています。
それでは今日はここまでです。
「スク玉ってどんな塾ですか?」っていう問い合わせがありましたので、今日は私の思いをぶつけた記事をお届けしました。ちなみに私は高校受験も、大学受験も、就職しても1年未満で退職した経歴があります。これだけ失敗した人間ですから、失敗する人の行動パターンは良く知っています。こんな人が塾長をしている塾ですが、それでもよろしければぜひスク玉を使ってください。
また明日も頑張ろう(^^)/。
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(通塾時のお願い)
・家庭検温で平熱確認をお願いします(37.0℃以上の場合は通塾禁止)
・咳が酷い場合や倦怠感、悪寒等の症状がある場合はお休みしてください。
・ご自宅でも、こまめに手洗いをするように声掛けをお願いします。
・マスク着用(塾で用意があります)
・入退室時のアルコール消毒
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≪レプトン無料体験会(01/20.17:00現在)≫
1月9日(土)①10:00~②11:00~
1月16日(土)①10:00~②11:00~
1月23日(土)①10:00~②11:00~
1月30日(土)①10:00~②11:00~
2月6日(土)①10:00~②11:00~③16:30~
2月13日(土)①10:00~②11:00~③16:30~
2月20日(土)①10:00~②11:00~③16:30~
2月27日(土)①10:00~②11:00~③16:30~
☆3月入会の場合、入会金(11,000円)とレッスン最大4回が無料になります。
※ひと家族様ごとのご案内になります。
※来年度の枠が埋まり次第、募集と無料体験会は終了します。
※土曜日がご都合悪い場合は、ご相談ください。
レプトンだけでなく、玉野校・篭屋校ともにスク玉コースも満席になり次第募集を停止します。小学部と中学部のスク玉コースは、事前に実力テストを受けていただくことになります。ご興味がある方は、早めにご相談ください。
<玉野校>
レプトン(英語) 現状ストップ。3月スタート募集あり。
新小4 募集あり
新小5 募集あり
新小6 募集あり
新中1 募集ストップ(現レプトン生、現塾生のご兄弟のみ可)
新中2 募集ストップ
新中3 募集ストップ
新高1 募集ストップ(4月スタート募集あり)
新高2 募集あり
新高3 若干名
<篭屋校>
レプトン(英語) 募集あり
新小4 募集あり
新小5・新小6 募集あり
新中1・新中2 募集あり
新中3 若干名
新高1・新高2 募集あり
新高3 募集あり
☆来年度(2021年度)の授業の曜日について☆
私の中には、1つの信念があります。
それは、
子どもは、誰しも成長したいと思っている。
子どもは、環境さえあれば自ら学ぶ。
「え?2つやん?」と声が聞こえてきそうですね。いいんです、細かいことは。この二つは、二つで一つだってことを言いたいんです。
私が塾で最初に教えた1期生(と言えばよいのか?)の男の子。その子は、某中学校の先生になりました。専門は数学だそうです。小学校時代の成績は、オール2でしたね(当時はまだ5段階評価)。その子が小学生の頃、塾でのイベントのときに、皆がまだ準備しているのにふざけて誰かのカレーライスを勝手に食べたのを目撃して叱った記憶があります。そんな子が、中学と高校は猛勉強して学校の先生になっちゃうんですからね。子供の成長って、わからないんものです。
また、同じく1期生のとある女の子。看護士を目指して専門学校に入り、今も看護士として地元の病院で活躍しています。自分のわがままで、勝手に泣いて、勉強も悲惨な結果。中学校時代は偏差値45が限界でしたが、高校で「看護」という夢が決まってからは本当によく勉強をしていました。苦手な暗記も書きまくっていましたね。
当時のことは、まだよく覚えています。決して勉強が得意ではありませんでしたが、二人とも素直でした。真剣に話をするときは聞いてくれるし、勉強面でもちゃんとルールを守って勉強していました。本当に1つずつなので、カメさんみたいな成長度合いに焦る気持ちはありました。それでも親は我が子の成長を見守ってくれましたね。ちなみに、この二人は今でも連絡をくれます。この子たちを指導した経験は、今でも励みになっています。
彼らを指導するときは、私はできるだけ『教えない』ようにしています。勉強もそうですし、進路のこともそうです。失敗から気付くことだって多くあります。いや、むしろ失敗からしか気付くことはできない。人の失敗を見て気づく子もいれば、自分が失敗しないと気づくことができない子もいます。だから、あえて失敗させるために見守る時期って必要なんだと考えています。
だから当時から、私は言いたいことをグッと我慢する時の方が多いです。これは今でもそうです。本当にいつもストレスでハゲそう・・・でしたが、とりあえず40歳手前の私の髪はかろうじて未だ無事のようです。
塾は勉強を教えるところ。成績を上げるところ。受験に合格させる手助けをするところ。全てを叶えるためには、本人の行動を変えなければなりません。
いつもお母さんが計画を立てて勉強していた男の子。「今回のテストの結果をみて、どう思ったの?」と聞くと、「良くなかったです」とかそれらしいことは言いいますが本気で悔しがっている様子はありませんでした。じゃあ今度は塾も何もしないしお母さんにも何もしないように伝えておくから、自分で考えて勉強してごらんって伝えました。案の定、思うような得点が取れなかった。しかし、そのあと「どうしたら成績って上げれるのですか?」と、ようやく自分の言葉で話すようになりました。
学校がつまらないと言っていた女の子。「どうせ先生の話を聞かないのならば、先生の視線をずっと追いかけてごらん。先生が常にどこを見て授業をしているか見てて。」。そうすると「先生っていろいろなとこ見てる。先生によって違うんだ。人間観察面白い。」って言い出しました。それからは、不思議なことに学校の授業が楽しいとか言い出したのです。
本人が分かっているのならあえて私が言う必要はないし、その分違う切り口で話をしてあげる。もし、本人が分かっていないのであれば、「今回は任せるから、ダメだったら一緒に考えようか」って伝えて。それまでは口を挟まずやらせてみて、その期間はどこが悪いかを観察しながら見守るのみ。過去の多くの生徒の場合、不思議と自分で良い点を取ってきても、悪い点を取ってきてもその後はちゃんということを聞くようになります。きっと自分を認めてくれたという部分からの変化なんだと思います。
勉強面では、私はテストの結果で一喜一憂はしないようにしています。成績はいいときばかりではありません。上がって、下がってを繰り返し、徐々に上がっていくのが理想です。特に勉強の土台ができていない子は、尚更上がるまでには時間と労力がかかります。それなのに、結果が悪かったときに怒るとどうなるか。十中八九、彼らは顔を見て判断するようになります。これはご家庭でも一緒です。怒られないように、怒られないように、と親の顔色みて勉強するようになります。
勉強は、決して戦う相手は私ではない。もちろん親と戦うのでもありません。自分自身と戦うのです。自分がわからない問題をできるようにする。1つずつ地道なことの積み重ねです。それを間違えてはいけません。
塾ではできるだけ彼らには、自分で「考える」時間を取ってあげています。どうしても受験が近い場合は仕方なく手取り足取りなど細かい修正はしますが、できる限りは対話を重ねてその子の行動を変えていきたい。
中学生になっても、お父さんやお母さんが勉強のことで口を出すとマイナスでしかありません。男の子はめんどくさがって、素直に従う。だって、言い訳にできるしそれが一番楽ですよね。女の子は、親の顔色を見ての勉強になりやすい。そうすると勉強やってますよ~と、表面上だけの勉強になりやすい。
この時期に親が口を出すのは、家庭ルールや生活リズム、躾のこと。進路のことや社会経済の話などは、対等の立場で相談するのがよいと思います。
何でも先回りしておぜん立てなんかしては、失敗という経験のないまま成長してしまいます。最初は「カメさん」でいいんですよ。小5頃からは、自立させることを意識させてあげてください。ポイントは大人として扱うこと。自分のことは自分でさせてあげてくださいね。親は口出し手出しはせず、自分で「考える」時間を与えてあげてください。ゆっくりとでも歩く姿を見守ってあげてくださいね。ただし、絶対自分の足で歩かずサボる時があります。そんなときは、たまにでよいので横からつついてあげてください。
こんなこと『理想』だと言う人がいるでしょう。でも、そんな『理想』を追いかける塾が1つぐらいはあってもいいと私は思っています。
勉強していくと、自分は何が得意でどんなことに興味があるのかが分かるようになります。たとえ勉強が苦手だったとしても、努力する姿勢を身につける。その為に必要なことは、「素直さ」だと思います。「素直」に勝る武器はありません。それを成しているのは、間違いなく親の愛情だと思っています。
それでは今日はここまでです。
「スク玉ってどんな塾ですか?」っていう問い合わせがありましたので、今日は私の思いをぶつけた記事をお届けしました。ちなみに私は高校受験も、大学受験も、就職しても1年未満で退職した経歴があります。これだけ失敗した人間ですから、失敗する人の行動パターンは良く知っています。こんな人が塾長をしている塾ですが、それでもよろしければぜひスク玉を使ってください。
また明日も頑張ろう(^^)/。
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(通塾時のお願い)
・家庭検温で平熱確認をお願いします(37.0℃以上の場合は通塾禁止)
・咳が酷い場合や倦怠感、悪寒等の症状がある場合はお休みしてください。
・ご自宅でも、こまめに手洗いをするように声掛けをお願いします。
・マスク着用(塾で用意があります)
・入退室時のアルコール消毒
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≪レプトン無料体験会(01/20.17:00現在)≫
1月9日(土)
1月16日(土)
1月23日(土)
1月30日(土)
2月6日(土)
2月13日(土)①10:00~②11:00~③16:30~
2月20日(土)①10:00~②11:00~③16:30~
2月27日(土)①10:00~②11:00~③16:30~
☆3月入会の場合、入会金(11,000円)とレッスン最大4回が無料になります。
※ひと家族様ごとのご案内になります。
※来年度の枠が埋まり次第、募集と無料体験会は終了します。
※土曜日がご都合悪い場合は、ご相談ください。
レプトンだけでなく、玉野校・篭屋校ともにスク玉コースも満席になり次第募集を停止します。小学部と中学部のスク玉コースは、事前に実力テストを受けていただくことになります。ご興味がある方は、早めにご相談ください。
<玉野校>
レプトン(英語) 現状ストップ。3月スタート募集あり。
新小4 募集あり
新小5 募集あり
新小6 募集あり
新中1 募集ストップ(現レプトン生、現塾生のご兄弟のみ可)
新中2 募集ストップ
新中3 募集ストップ
新高1 募集ストップ(4月スタート募集あり)
新高2 募集あり
新高3 若干名
<篭屋校>
レプトン(英語) 募集あり
新小4 募集あり
新小5・新小6 募集あり
新中1・新中2 募集あり
新中3 若干名
新高1・新高2 募集あり
新高3 募集あり
(関連ブログ)
☆来年度(2021年度)の授業の曜日について☆