スク玉ブログ
【スク玉小学部】前期報告書って、どこをどう見ればいいの?
ラクビー日本代表、決勝トーナメント進出おめでとう。最後の守りの時間は、テレビの前で応援に力が入った さんなん です。今年のハロウィンコスチュームは決まりましたね。来週もテレビの前で一緒にトライしましょう。
本日より小中高の保護者の方へ年に1回の保護者アンケートを配布中です。お手数をおかけしますが、塾に対する想いをぶつけてください。直接言いにくいことでもガツンと書いていただければ、真摯に受け止めます。宜しくお願い致します。
さて、今日は小学部スク玉コースの前期報告書の見方について説明します。
中学生であれば、学校の定期テストが年10回ぐらいあるので、ある程度の学習理解度は図ることができます。しかし、小学生だと学校のテストが簡単過ぎて、本当に理解しているかどうかわかりませんよね。塾で理解度を聞こうにも、なかなか忙しくて面談に来れない方も多くいらっしゃいます。
また、「うちの子、ちゃんと塾で勉強に取り組んでるの?」、「塾の授業についていけてるか心配です」という声もよくお聞きします。そこでスク玉では半期ごとに授業報告書を作成しております。これを見ていただけると、塾の様子はすぐにわかるようにしてあります。年3回の模試成績とこの報告書を見ていただければ、間違いなく我が子の成績を測ることができます。現時点を知ることで、今後の学習をどうするのかを考えることもできます。ぜひ、ご家庭で確認していただけたらと思います。
ちなみに、この学習報告書は10月14日(月)より学年別授業でお渡ししております。まだの方は、今しばらくお待ちください。
画像なので見づらいかと思います。お手元に届いてからじっくり照らし合わせてください(上の画像はサンプルです)。
ポイントは4つです。
1.漢検ステップの追試について
私が1番気にするところはココです。漢検ステップ(左から2番目の表)で1度も追試になっていなければ、それだけで良くできています。しかし、毎週漢検テストはあります。学校行事で忙しいとき、体調が悪かったときなど追試になった時があるハズです。その時の追試の得点がポイントなんです。
漢検は20点満点中16点以上で合格です。本番が70%以上合格なので、範囲が狭い確認テストでは80%以上ないとダメという理由から80%合格としています。追試は同じ問題を使っています。ちゃんと間違い直しがしてあるか確認してからテストをしています。つまり点数は確実に上がる状態でテストに臨んでいます。それなのに・・・追試であまり得点が上ってないときは直し方が良くないサインなのです。だから、追試の得点をみることで、我が子の勉強の質を確認することができます。
2.漢検ステップと物知り博士の得点率【優先順位①】
漢字には意味があります。しかし、物知り博士は、位置と語句の丸暗記になります。過去の生徒たちを見ているとわかるのですが、両方とも得点を取るには違った勉強法が必要になります。
漢字の勉強は、言葉の意味を正確に覚える習慣につながります。書く練習、読む練習、意味を調べる練習、それをつなげて覚える練習なので、小学生にとっては1番大切な勉強だと言えます。塾ではここに力を入れていますので、全然得点が取れていない生徒はいないと思います。
反対に、物知り博士は丸暗記に近いです。男の子でサッカーに興味がある子は自然とヨーロッパの国名などは頭に入ります。しかし、位置と名称を覚えるだけなので、興味がない生徒にとっては「覚えたかどうかチェック」「繰り返す」という勉強が必要になります。ここで得点が取れていない生徒には、ご家庭でお母さんチェックをお願いします。
どちらも80%以上の得点率を目指し、それができていれば順調です。90%以上だと超順調です。
3.理科・社会の得点率【優先順位②】
理科社会は学校の進度に沿っていません。内容も学校より深い内容を勉強しています。だから、算数ワークより難易度が高いというのが正直なところです。
得点率としては、80%以上で順調。90%以上だと超順調です。しかし、テストで得点が取れていても、先生チェック(板書書き)でひっかかる生徒はたくさんいます。そこが目には見えない部分であり、文章では伝えにくい部分でもあります。
4.算数の得点率【優先順位③】
三~四単元のまとめテストなので、学校のテストよりは得点が取りにくいテストです。それでも算数ワークの類似問題が多く出題されていますので、得点率70%以上はないと勉強した内容がちゃんと定着しているとは言えません。
単元によって、生徒たちの得手不得手が大きく変わりますが、平均して得点率80%以上あれば順調です。90%以上の生徒はあまりいませんが、もしいれば超順調と言えます。
塾としては80%以上の理解度を得て、次の学年に行ってもらわないと困ります。総復習の時期である2月頃に、80%未満は追試をしていきます。忘れたころにできるかどうか、それが「算数ができる」ということ。
いかがだったでしょうか。ちなみに私は面談でも「順調」という言葉をよく使います。全て「順調」だった先輩方の多くは、興道・津島に合格しています。全て「超順調」だった先輩方の多くは、一宮西以上に合格しています。模試の成績は良くない、しかし「順調」だった生徒たちは中学で想像以上の伸びを見せてくれた生徒もいます。少なくとも中学生から伸びる生徒はこういった土台がちゃんとしている生徒たちであるのは間違いありません。
スク玉は、興道・津島以上を目指す塾です。小学生の内はガリガリ勉強することよりも、机の上以外の勉強に多く触れて欲しい。しかし、土台作りだけは忘れないようにとも思っています。今「順調」であれば、ハマるものにどっぷり時間を使ってあげてください。「順調」でないのならば、少しだけ自分の時間を我慢させ、土台作りに時間をください。
それでは今日はここまでです。今週もよろしくお願いします。
■数学検定7級~2級(12月7日(土)実施)
スク玉では年1度の数学検定。申込み開始!
(塾生には、来週にでもお手紙をお渡しします)
■四谷大塚小学生テスト(11月3日)
(只今、申込み39名!教室の関係で、あと11名で締め切ります!)
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さて、今日は小学部スク玉コースの前期報告書の見方について説明します。
中学生であれば、学校の定期テストが年10回ぐらいあるので、ある程度の学習理解度は図ることができます。しかし、小学生だと学校のテストが簡単過ぎて、本当に理解しているかどうかわかりませんよね。塾で理解度を聞こうにも、なかなか忙しくて面談に来れない方も多くいらっしゃいます。
また、「うちの子、ちゃんと塾で勉強に取り組んでるの?」、「塾の授業についていけてるか心配です」という声もよくお聞きします。そこでスク玉では半期ごとに授業報告書を作成しております。これを見ていただけると、塾の様子はすぐにわかるようにしてあります。年3回の模試成績とこの報告書を見ていただければ、間違いなく我が子の成績を測ることができます。現時点を知ることで、今後の学習をどうするのかを考えることもできます。ぜひ、ご家庭で確認していただけたらと思います。
ちなみに、この学習報告書は10月14日(月)より学年別授業でお渡ししております。まだの方は、今しばらくお待ちください。
画像なので見づらいかと思います。お手元に届いてからじっくり照らし合わせてください(上の画像はサンプルです)。
ポイントは4つです。
1.漢検ステップの追試について
私が1番気にするところはココです。漢検ステップ(左から2番目の表)で1度も追試になっていなければ、それだけで良くできています。しかし、毎週漢検テストはあります。学校行事で忙しいとき、体調が悪かったときなど追試になった時があるハズです。その時の追試の得点がポイントなんです。
漢検は20点満点中16点以上で合格です。本番が70%以上合格なので、範囲が狭い確認テストでは80%以上ないとダメという理由から80%合格としています。追試は同じ問題を使っています。ちゃんと間違い直しがしてあるか確認してからテストをしています。つまり点数は確実に上がる状態でテストに臨んでいます。それなのに・・・追試であまり得点が上ってないときは直し方が良くないサインなのです。だから、追試の得点をみることで、我が子の勉強の質を確認することができます。
2.漢検ステップと物知り博士の得点率【優先順位①】
漢字には意味があります。しかし、物知り博士は、位置と語句の丸暗記になります。過去の生徒たちを見ているとわかるのですが、両方とも得点を取るには違った勉強法が必要になります。
漢字の勉強は、言葉の意味を正確に覚える習慣につながります。書く練習、読む練習、意味を調べる練習、それをつなげて覚える練習なので、小学生にとっては1番大切な勉強だと言えます。塾ではここに力を入れていますので、全然得点が取れていない生徒はいないと思います。
反対に、物知り博士は丸暗記に近いです。男の子でサッカーに興味がある子は自然とヨーロッパの国名などは頭に入ります。しかし、位置と名称を覚えるだけなので、興味がない生徒にとっては「覚えたかどうかチェック」「繰り返す」という勉強が必要になります。ここで得点が取れていない生徒には、ご家庭でお母さんチェックをお願いします。
どちらも80%以上の得点率を目指し、それができていれば順調です。90%以上だと超順調です。
3.理科・社会の得点率【優先順位②】
理科社会は学校の進度に沿っていません。内容も学校より深い内容を勉強しています。だから、算数ワークより難易度が高いというのが正直なところです。
得点率としては、80%以上で順調。90%以上だと超順調です。しかし、テストで得点が取れていても、先生チェック(板書書き)でひっかかる生徒はたくさんいます。そこが目には見えない部分であり、文章では伝えにくい部分でもあります。
4.算数の得点率【優先順位③】
三~四単元のまとめテストなので、学校のテストよりは得点が取りにくいテストです。それでも算数ワークの類似問題が多く出題されていますので、得点率70%以上はないと勉強した内容がちゃんと定着しているとは言えません。
単元によって、生徒たちの得手不得手が大きく変わりますが、平均して得点率80%以上あれば順調です。90%以上の生徒はあまりいませんが、もしいれば超順調と言えます。
塾としては80%以上の理解度を得て、次の学年に行ってもらわないと困ります。総復習の時期である2月頃に、80%未満は追試をしていきます。忘れたころにできるかどうか、それが「算数ができる」ということ。
いかがだったでしょうか。ちなみに私は面談でも「順調」という言葉をよく使います。全て「順調」だった先輩方の多くは、興道・津島に合格しています。全て「超順調」だった先輩方の多くは、一宮西以上に合格しています。模試の成績は良くない、しかし「順調」だった生徒たちは中学で想像以上の伸びを見せてくれた生徒もいます。少なくとも中学生から伸びる生徒はこういった土台がちゃんとしている生徒たちであるのは間違いありません。
スク玉は、興道・津島以上を目指す塾です。小学生の内はガリガリ勉強することよりも、机の上以外の勉強に多く触れて欲しい。しかし、土台作りだけは忘れないようにとも思っています。今「順調」であれば、ハマるものにどっぷり時間を使ってあげてください。「順調」でないのならば、少しだけ自分の時間を我慢させ、土台作りに時間をください。
それでは今日はここまでです。今週もよろしくお願いします。
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