スク玉ブログ

大学受験の闇(敵は内にあり?)

とある会社に問合せをしたらビックリした さんなん です。教室まで担当が飛んできたと思ったら、なんとスク玉卒塾生でした。みんなちゃんと働いてますね(・∀・)ケイヤクシチャッタ。


大学受験を偏差値で比較するのはおかしなことですが、愛知県では国公立大学の偏差値が高く、私立大学の偏差値はその下と位置づけられています。



大学受験は、同じ学部でも大学によって受験科目の割合が異なります。例えば、教育学部を例に得点割合を調べてみました。



国公立大学を比較してみる





愛知教育大学と岐阜大学は国公立大学ですので、センター試験を受けて、後日個別試験を受ける必要があります。


愛知教育大学(英語)を目指すのならば、全体の約50%が英語で占められています。国語と数学は15%ありますので、捨てるわけにはいきませんね。


岐阜大学(英語)も英語の比率と同様に、国語の比率が高いことが大きく異なるところです。社会は、全体のわずか5.9%のみ。他で挽回できそうなぐらいです。


このように同じ教育大学を目指すにも、大学によって科目に掛ける勉強に凹凸をつけるべきだということがお分かりだと思います。



❖私立大学いけるんじゃね!?問題



一方、岐阜聖徳学園大学は私立大学であり、個別試験のみで合否が決まります。国語と英語は必須、あとは自分で1教科選択することができます。


極端な話、数学と理科を捨てても受験できますので、学校でどれだけ数学と理科が悪くても合格を目指すことができるということです。


ちょろいぜって思ったあなた。


地元で中堅高校代表の興道の
岐阜聖徳学院大学への合格率を知っていますか?


じゃじゃーん。

約 40.0% です。

(スク玉調べ:H30年度入試とH29年度入試の結果より)




❖なんでそんなことが起こるのか?

①私立を舐めるなよ!
➁学校の課題をこなしていれば大丈夫論!
③過去問をガッツリ解いていない!



まず私立大学がそんなにレベルが高くないっていう勘違いもあるでしょう(ここで言いたいのは、興道レベルの学力があるのなら、ちゃんと対策したら70~80%の合格率が取れるハズってことです。岐阜聖徳に通っていた元スク玉講師がいるのでわかるのですが、彼らの様子は勤勉だし今は立派に学校の先生になった人もいます。誤解のないように。)。


この地域の公立高校は、国公立第一主義なので学校側から私立対策の話はほとんど出ないのが現状です。


そして、数字マジックというのか。私立大学は、1人で同じ大学を複数回受験できます。例えば1人が3通りの受験で全て合格すれば、合格実績は3人とカウントされるので、実際の合格者数はもっと少なくなります。ただでさえ低い数字ですが、そのまま鵜呑みにしてはダメです。


また、学校の授業を真面目に受けていれば大学受験に合格できるというのは勘違いです。学校も「高校は、塾も家庭教師も必要ないからね~」なんていいますが、私立大学でもこの数字なのに、これで「任せます」ってなりますか?



学校は国公立大学も含めて、個別に受験対策はしてくれません。過去問の研究も対策も本人任せです。特に中堅の公立高校はこれに当てはまります。


これがリアルであることを知らない生徒、保護者が多い。だから、立場的に批判されることがわかっていても、言わなくてはならないことと思い情報を発信しています。


・大学受験の入試情報は自分で調べる
旺文社のパスナビサイト


・受験勉強は、科目ごとに勉強の凹凸をつける
→自分がどの科目を優先して勉強するのか確認する
→自分の武器になる科目で受験できる大学を探すのもアリ


・過去問は自分で分析する
→赤本を見てどのレベルの問題が出ているか確認せよ(現高2ならできる)


以上のことをちゃんと勉強と並行していくのが高校での勉強になります。それができないなら、学校で進路に強い先生(信頼できる先生)に聞く環境を作るか、塾・家庭教師で自分の受験戦略の情報をもらってください。


「本当に愛知県の公立高校は、闇が深い」
学校の進路指導や大量宿題の意図は、謎が多すぎます。ちゃんと説明してくれれば納得するのに、どうも昔ながらの教育は未だにかわりません。



現高2生にとっては、すでに受験まで1年を切っています。コロナの影響で学校の休講など先行き不透明な点は多くありますが、絶対に受験は延期されません。だから、早くから動こう。戦略的に動いた方が勝つ。それが受験。そして、頑張って入った大学生活はきっと楽しい(*^^)vゾ。



それでは今日はここまでです。長文ですが、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。春期講習で朝から授業で熱くなると、ブログも熱くなる悪いクセ。いつも頭の中は、こんな感じなんです。たまには軽めのブログを書きますので、どうか引き続きよろしくお願いいたします。




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