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【成績が伸びない理由】小学生の算数「割合」

算数はまず解けることが優先だと考えている さんなん です。理由はあとからついてこればいいのです。最初に説明するから、苦手意識がつきやすいのではないかな。




例えば、分数でも、丁寧に概念を説明するよりも、先に解き方を教えて解けるようにする。それから実はね・・・と説明する方が、算数ができるようになります。しかも、圧倒的にね。



(分数の概念~学習指導要綱より~)



さて、小学生算数の重要単元に「割合」があります。この時期は、この単元が出て来て質問をよく受けます。






質問されるたびに、以前の記憶がよみがえります。そして感じるのは、「算数が伸びない子には、ある共通点がある」ということです。





その共通点とは「再現性があるか、ないか」です。





ある日、小5の女の子が、「この問題が分かりませんでした」と言って学校のテストを持って来ました。






その問題は「2400円の商品を30%引きで買いました。」というお買い物の問題。





こういった問題は、一行の計算だけでは解けない「ワンクッション置く問題」とでも言えるものです。このタイプの問題は、正答率が低くなりがちです。






だからこそ、「図を書いて解くのが鉄則」。私は一緒に図を書きながら説明しました。





さらに理解を深めてもらうために、目の前ですぐ類題を解かせてみました。しかし、彼女はいきなり式を立てようとします。






そして、しばらくして手が止まり、「わからない」となってしまう。







算数でつまづく理由は、知識が足りないわけではなく、思考力が足りないというのもまた違います。







「再現性」を育てるには、図を書く習慣や問題の手順をひとつずつ確認するプロセスが欠かせません。







特に単調な問題ばかり解いていると、こういったケースになりやすい傾向があります。






今の小学校の教科書は、小学5年生の算数がとにかく単元が多くて、そして重要な単元が多く含まれています。






まず、解けるようにする。ただし、大事なのは「答え」じゃないから。答えまでの過程がとにかく大事なの。そのために再現性を意識してください。






そうすると算数に自信が持てて、いい意味で「得意」という感覚がでてきます。





そうすることで、ちょっと難しい問題にチャレンジしても算数嫌いにはなりません。それどころか図を書いて考えれるようになります。






《小学部》




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《高校部》




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