スク玉ブログ

脳みそを鍛えるにはちょっと負荷を与えるぐらいがちょうどいい

年間通してお悩み相談を聞いている さんなん です。小学生は保護者の方、中高生は生徒からが多いです。




相談内容で1番多いのが、「進路」について、次に多いのが「成績の伸ばし方」です。




今回は高校生さん向けに「成績の伸ばし方」について、私の考えを共有しておきます。




成績伸び悩みの原因の大半は、基礎標準の徹底不足なのに応用問題に手を出して時間を浪費すること。問題集を1周終わっただけで、やった気になっていませんか。深さは足りていますか?






国語は、単に答えが正解すればよいというわけではありません。語彙や概念に曖昧さがあれば、その都度調べる必要があります。また、文の繋がり、段落の繋がりを把握できていることが重要です。ちゃんと言語化(要約)までしてください。





英語においては、まず英単語、英文法、文構造をしっかり押さえた上で、短い文章を正確に精読する力を鍛えることがポイントです。長文練習は、精読ができない状態では効果は薄いです。





理系科目は、出題される問題のパターンがある程度決まっています。そのため、基礎的な標準問題をスラスラと9割以上正解できるようになることが最優先です。数学の青チャートは難関大学を目指さない人にとっては負担は大き過ぎますのでご注意ください。





これらの基礎をしっかりと固めた上で、入試実戦を加えていきます。入試傾向(量やレベル)の把握と時間の使い方、科目ごとにどの問題から解くべきかも考慮する必要があります。得点を考えるのはそれからです。





これらを練習していくことで、初めて模試の成績は向上します。何も考えず、ただ問題集を解いているだけでは十分ではないのです。





ちゃんと頭に負荷をかけてますか?





現役生は、受験直前まで点数を追うのではなく、自分の足りていないところに戻ることが成績アップの近道になります。








過去の記事

アーカイブ

全て見る