スク玉ブログ

これがラストバトル！？春の将棋大会「王将戦2024」in玉野校

将棋の駒を握ると飛んでいく　さんなん　です。最近お手々がスケートリンクのようにつるつるしており、何を掴もうとしてもスルリと逃げていきます。

指紋までどこかへ飛んで行ってしまった感触です。指でグリップするとは、こんなにも遠い夢だったとは。

さて、今日は朝から玉野校で将棋大会がありました。

毎年春の将棋大会は人数が少なくて、先日のブログでも「来年度から春の将棋大会は白紙にします」と宣言しました。

蓋を開けてみたら・・・めっちゃ来ました(笑)。

集まったのは、新小４生？から新高３生と幅広い層の生徒たち。そして大学生講師（元スク玉将棋club所属）が二人。さらに、会長（私の父親）と会長の将棋友達を加えて合計17名になりました。

春はトーナメント戦です。運も実力のうち。強い人とぶつからなければ、ワンチャン上まで登る可能性があります。

結果は、なんと生徒たちは３回戦で全員姿を消しました。勝ち上がったのは大学生講師陣（さんなん、会長も含む）でした。

早々に勝負が決まり、あとは総当たり戦をやりましたね。私も指導対局として多くの生徒と対戦しました。

指した手の狙い

他の手はないか

どっちが駒得か

こんな手もあるよ

今日は指南役がたくさんいたこともあり、久々に実践練習に多くの時間を充てることができましたね。

いつも授業中に生徒に伝えているように、上っ面の勉強だけでなく深く掘り下げる。

将棋のように１手１手に狙いや理由があるように、勉強１つ１つにもルールや原理原則があります。今日はそれを将棋で伝えた感じでしたね。

将棋後はいつものピザパーティーを開催しました。もともと人数が少なかったので、Lサイズのピザを５枚も買っておけば十分だろうち思っていたら・・・私の分のピザはありませんでした（悲報）。

それでも景品の「名探偵コナンの映画チケット」が、本当にちょうど人数ピッタリという奇跡あり。クリアファイルも全員に渡すことができました。我ながら素晴らしい読みが的中しました。

とにかく楽しかった。頭を使った。負けて悔しい思いもした。その場で生徒の成長を感じた。自分の詰めの甘さは深刻だった。そして、大事な場面で将棋の駒が何度も飛んでいった。

参加してくれたみんな。ありがとうございました。勉強以外でも頭を使う楽しさを感じてくれたんじゃないかと思っています。

今回の王将の優勝者（生徒で１番勝ち上がった）は、Ｓくんでした。おめでとうございます。

次回は夏、竜王戦でお待ちしております。しっかり準備してらっしゃい。