小学生の実力テスト2024夏～平均点の目安と得点目標～

小学生の頃は算数もあまり得意でなかった　さんなん　です。算数(数学)が伸びてきたのは中２でしたからね。不思議と急にテストで点数が取れるようになりました。


そう、その瞬間は突然くるのだ。




小学部の夏期講習の締めくくりとして「実力テスト」を実施しました。スク玉コース生には原則、全員に受けてもらっています。





模試の平均点はどの教科も60点前後です。この模試で80点以上が取れたら、それはもう得意科目と言ってよいでしょう。





模試で得点が取れるようになるには段階があります。まずは毎週、塾でやっている小テスト（漢検、算数、理社）でしっかり合格点がもらえること。





その次は学校のテストです。小学校は平均点を出さないところが多いようですが、「１ミスまでであればよくできている」と考えてよいです。





これらがクリアできた状態で、ようやく模試の得点が上がっていくようになります。




目標点は、まずは国算どちらも60点が取れるように。そして、小学生高学年であれば、理社英も60点以上を狙いましょう。




5教科60点がとれるようになったら、１教科ずつ80点を超える科目を作っていく。このイメージです。





模試が終わったら、自己採点をするように伝えてあります。果たして、どのぐらいの得点が取れているのか。私も楽しみです。





ちなみに、私は模試の得点が悪くても叱ることはしていません。反対に良くても褒めることもほぼしません。




もちろん塾生全員に全教科60点以上取ってもらいたいし、80点、90点取ってもらいたいという気持ちはあります。




しかし、この地域の学力低下は深刻です。私の中での危機感はもう10数年前から始まっていますからね。今や模試で全教科60点も取れていれば学校では勉強ができるグループの仲間入りです。





環境が子供たちに与える影響って本当に大きなもので、そこを脱することがいかに大変か。指導していて常に悩むところですが、悩んでもいられません。




60点が取れるなら80点へ。80点が取れるならその先へ。一人ひとりの目標設定して、それをクリアしていく。今は、その気持ちに落ち着きました。




ただし、甘やかすつもりはありません。宿題もやらずに、ただ塾に来て時間をつぶすだけ。そのぐらいの気持ちの生徒は受け入れませんから。




塾で学ぶ環境作りのためにも、学ぶという雰囲気は守っていきたいという気持ちも強く持っています。




さてさて、夏の頑張りがいきなり模試の点数に繋がるとは思っていませんが、彼ら彼女らの成長には大いに期待しています。




模試で間違えた個所をしっかり直しをして、また先へ進んでいきましょう。




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