スク玉ブログ
これだけ速くなった!すくたま小学部の夏!百マス計算の結果報告2023!
インド式計算に興味がある さんなん です。書店でもたびたび見かけたので、新書が出るたびに手に取って内容をみてみたのですが・・・使えるときの条件が決まっていてその認識が難しいと感じました。
興味がある人にとっては楽しく使いやすいものかもしれないが、あれを生徒に教える自信はないかな。下手に教えると、ミス連発しそう。雑談の時のネタまでにしておこう。
さて、今日は小学部の夏の成果の1つ「百マス」計算の報告です。集計はすでに終わっていましたが、ブログにようやくたどりつきました。
スク玉小学部の夏には、毎年100マス計算を行っています。国語において速く正確に読む『速読」に対して、算数には速く正確に計算する『速算』が大事です。
小学生の内は、その子がもっている潜在的な能力を引き上げることが大切なことだと考えています。算数が得意な生徒は、ほぼ100%『速算』というスキルを持っています。能力は練習で鍛えられますので、この夏は計算力向上のため100マス計算に取り組みました。
さて、皆の成長を見てみましょうか。
■100マス足し算
青が男の子、ピンクが女の子です。左側が「初期の数値」、右側が「夏のマイベスト」です。小4(一部除く)~小6の集計になります。今年は女の子もよく伸びましたね。しかし、男の子の方が伸びはそれ以上でしたね。伸びる時期だけに、やらなきゃ損、損です。
100マス足し算は、2桁+1桁の足し算です。中学生になるまでに、2分以内に100マス達成(1級以上)するように計算スピードを磨いてください。
それでも「足し算は計算するんじゃない。数字を見て感じなさい。」という私の意味不明なアドバイスが効いたのでしょうか。全体的に底上げができたという結果になりました。
■100マス引き算
こちらは100マス引き算の結果です。2桁から1桁を引く計算です。こちらも制限時間は2分です。ちなみに解いてもらった計算は採点し、5問以上ミスがある場合はタイム認定しておりません。速く正確にが計算において大事ですからね。
それにしても引き算も見事に全体的に伸びてますね。「引き算は足し算だろ。引くんじゃない、足すんだ~。」という的確な(?)アドバイスが効きましたかね。多くの生徒は1ランクもしくは2ランク以上の伸び、さすがです。
皆で競争する計算は、期日を決めて短期集中した方が伸びやすいもの。だから、百マス計算は夏のみとしています。2分以内で100マス達成者も増えましたね。ずっと単調な計算ばかりだと、頭が動かなくなりますので注意が必要です。
■50マスわりざん
50マスわりざんとは、45÷8=5あまり5 のような余りがある計算です。50問並んでいます。こちらは3分間でどれだけ解けるかを競います。この計算には、掛け算と引き算の両方を頭の中で使うので苦手の生徒が多いです。
とにかく今年は歴代3位の足元まで来た生徒がいました。すごいです。歴代って、もうこの百マス計算の集計は10年以上やってますからね。その中のベスト3に肩を並べる成績は相当凄いこと。そのスピードに刺激されたのか、多くの生徒のランクを爆上がりしましたね。
不思議なもので、計算が速い生徒はミスが少ないんですよ。テストでは見直しの時間を多く取ることができるし、文章題や応用問題にかける時間も増やせますので安定して高い得点が期待できます。
余談ですが、ここ最近は中学校の理科の定期テスト問題が多すぎて、計算力がない生徒は高得点は取れなくなりました。
例えば、化学は比の計算が多く出ます。7:4=x:6のような問題は、小6であれば暗算で答えを求めて欲しいのです。中学理科は小数の計算を扱う機会が多いので、小学生の頃の計算力が大きく影響するといってもよいでしょう。
特に50割の計算は、かけ算と引き算の2つの計算を頭の中でする練習になります。この頭の中で2つ以上の計算をすることは、地頭を鍛える面でも有効なのです。
小学生のうちは、「できることを増やす」勉強も大事なことだと考えています。中学受験をしないのであれば、受験に必要な解き方・テクニックは後からでもいいんです。それよりも能力開発を優先すべきです。
中学生になると定期テストの回数も増え、部活も増えます。時間が取れる小学生のうちこそ、「速算」のようにできることを増やしてあげてください。
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興味がある人にとっては楽しく使いやすいものかもしれないが、あれを生徒に教える自信はないかな。下手に教えると、ミス連発しそう。雑談の時のネタまでにしておこう。
さて、今日は小学部の夏の成果の1つ「百マス」計算の報告です。集計はすでに終わっていましたが、ブログにようやくたどりつきました。
スク玉小学部の夏には、毎年100マス計算を行っています。国語において速く正確に読む『速読」に対して、算数には速く正確に計算する『速算』が大事です。
小学生の内は、その子がもっている潜在的な能力を引き上げることが大切なことだと考えています。算数が得意な生徒は、ほぼ100%『速算』というスキルを持っています。能力は練習で鍛えられますので、この夏は計算力向上のため100マス計算に取り組みました。
さて、皆の成長を見てみましょうか。
■100マス足し算
青が男の子、ピンクが女の子です。左側が「初期の数値」、右側が「夏のマイベスト」です。小4(一部除く)~小6の集計になります。今年は女の子もよく伸びましたね。しかし、男の子の方が伸びはそれ以上でしたね。伸びる時期だけに、やらなきゃ損、損です。
100マス足し算は、2桁+1桁の足し算です。中学生になるまでに、2分以内に100マス達成(1級以上)するように計算スピードを磨いてください。
それでも「足し算は計算するんじゃない。数字を見て感じなさい。」という私の意味不明なアドバイスが効いたのでしょうか。全体的に底上げができたという結果になりました。
■100マス引き算
こちらは100マス引き算の結果です。2桁から1桁を引く計算です。こちらも制限時間は2分です。ちなみに解いてもらった計算は採点し、5問以上ミスがある場合はタイム認定しておりません。速く正確にが計算において大事ですからね。
それにしても引き算も見事に全体的に伸びてますね。「引き算は足し算だろ。引くんじゃない、足すんだ~。」という的確な(?)アドバイスが効きましたかね。多くの生徒は1ランクもしくは2ランク以上の伸び、さすがです。
皆で競争する計算は、期日を決めて短期集中した方が伸びやすいもの。だから、百マス計算は夏のみとしています。2分以内で100マス達成者も増えましたね。ずっと単調な計算ばかりだと、頭が動かなくなりますので注意が必要です。
■50マスわりざん
50マスわりざんとは、45÷8=5あまり5 のような余りがある計算です。50問並んでいます。こちらは3分間でどれだけ解けるかを競います。この計算には、掛け算と引き算の両方を頭の中で使うので苦手の生徒が多いです。
とにかく今年は歴代3位の足元まで来た生徒がいました。すごいです。歴代って、もうこの百マス計算の集計は10年以上やってますからね。その中のベスト3に肩を並べる成績は相当凄いこと。そのスピードに刺激されたのか、多くの生徒のランクを爆上がりしましたね。
不思議なもので、計算が速い生徒はミスが少ないんですよ。テストでは見直しの時間を多く取ることができるし、文章題や応用問題にかける時間も増やせますので安定して高い得点が期待できます。
余談ですが、ここ最近は中学校の理科の定期テスト問題が多すぎて、計算力がない生徒は高得点は取れなくなりました。
例えば、化学は比の計算が多く出ます。7:4=x:6のような問題は、小6であれば暗算で答えを求めて欲しいのです。中学理科は小数の計算を扱う機会が多いので、小学生の頃の計算力が大きく影響するといってもよいでしょう。
特に50割の計算は、かけ算と引き算の2つの計算を頭の中でする練習になります。この頭の中で2つ以上の計算をすることは、地頭を鍛える面でも有効なのです。
小学生のうちは、「できることを増やす」勉強も大事なことだと考えています。中学受験をしないのであれば、受験に必要な解き方・テクニックは後からでもいいんです。それよりも能力開発を優先すべきです。
中学生になると定期テストの回数も増え、部活も増えます。時間が取れる小学生のうちこそ、「速算」のようにできることを増やしてあげてください。
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