スク玉ブログ
清林館高校の説明会2023合格ボーダーは？
さて今日は、清林館高校の入試説明会に行ってきましたので、その情報共有です。清林館中学校の説明会も同時開催でしたので、そちらもあとでまとめますね。
まずは高校から。結論から言えば昨年度から大きな変化はありませんでした。
■清林館のコースは４つ
①文理特進コース
（募集：約70名/R5年25名入学［R4より-16名］）
国公立大学現役合格を目指す。平日は０限授業、土曜日は隔週で午前授業、アプリでのWeb課題と動画配信で学習時間の確保、復習面も含めて学習管理の徹底。
②文理選抜コース
（募集：約105名/R5は78名入学［R4より-15名］）
国公立大学、難関私立大学を目指す。タブレット端末を活用して、高１は基礎固めが優先。特進コースとほぼ同じカリキュラムで、こちらも朝０限授業もある。
③国際コース
（募集：約105名/R5は61名入学［R4より-２名］）
高１のうちに毎年、約７割近くは英検２級を取得する。グローバル人材を求めて、英会話にも力を入れている。語学研修としての留学プログラムは豊富。国際系の学部をもつ大学への指定校推薦も豊富なので、英語に集中できる環境がある。
④進学総合コース
（募集：約186名/R5は276名入学［R4より-38名］）
四年制大学への進学率は約70％以上、豊富な指定校推薦もあり公募推薦も活用することも可能。部活動との両立も可能で、アプリを使っての学習管理も強み。勉強が苦手でも、学校の課題をちゃんと取り組める子には四年生大学への道も明るい。
※全体的に入学者数は減少。昨年の入学者数が予定より大きく増加したので、教室が足りなくなると。よって、今年は進学総合のボーダーを上げて、その分生徒数は減らしてきたという印象です。
■2023年度入試の合格ボーダーの目安（ボカしながら）
【推薦入試】
文理特進と文理選抜は、５教科すべて平均レベルではさすがに厳しい。もう１段階上でないとね。
国際は英語の内申もみるよ。
進学は学校で平均点が取れていればいけるような、いけないような。
【スカラシップ】
文理特進と国際のみ募集。受験したい生徒は、５教科全てをめっちゃめっちゃ勉強してきてね。
【一般入試】
文理特進、文理選抜、国際は当日点を重視するので、内申は参考程度かな。進学総合は、当日点と内申を半々ぐらい。内申は、少なくとも１教科は得意科目があったほうがよさそう。
※Ｒ５年度入試の報告として、各コースの筆記試験の合格ボーダーは全体的にやや下がりました。入試問題がやや難しかったことが主な理由みたい。
※一般的に私立高校は当日６割あれば大丈夫っていうけど、特進がその基準よりちょい上、選抜がちょい下ぐらいの認識で大丈夫そう。ちゃんと過去問、解いてきてね。
■受験方法について
＜推薦選抜＞
◎１学期、２学期の内申の高い方で勝負できる（2学期制の学校は前期）
◎筆記試験もあるのでちゃんと勉強してきてね
◎面接は集団面接
◎奨学生Ａと奨学生Ｂ合格を狙おう
＜スカラシップ特別選抜＞
◎事前に学校説明会で個別相談をすることが条件
◎１学期、２学期の内申の高い方で勝負できる（2学期制は前期）
◎筆記試験もあるのでちゃんと勉強してきてね
◎面接は個人面接
◎奨学金支給金額はＡより高い
◎推薦選抜と併願はできない
＜一般選抜＞
◎私立試験の２日目が受験日
◎検査項目は５教科全てマークシート形式
◎奨学生Ａと奨学生Ｂ合格は当日点次第
【文理特進・選抜】
１教科50点満点×５教科=250点満点の合計。内申は参考程度というけど、基準はありそう。
【国際】
英語の得点を２倍。国語は必須。数理社より得点の高い２科目を加算し、得点が１番低い科目は無視して判定。合計250点満点で、内申は参考程度(ただし英語は高い方が嬉しい)かも。
【進学総合】
国語と英語は必須、数理社より得点の高い１科目を自動加算して、合計150点満点で判定。内申も評価するらしい。
※欠席や遅刻早退が多い方は、必ず受験前に個人相談会へ参加すること。この部分は、少々緩和された印象あり。
◎全コースで合否判定
第一希望に○をつける欄がある。しかし、合否はすべてのコースでされるので、希望していないコースで合格も出るからビックリしないでね。
複数コースに合格した場合は、本人が希望するどのコースにも入学ができますよ(公立高校の合否判定後に選択可能)。
■清林館の強味まとめ
①建物がきれい
はぁ～というため息を何度したことか(◞‸◟)教室も、体育館も、校舎もトイレもキレイ。田舎、最高。
②指定校推薦が豊富
進学コースの約9割の生徒が利用可能。勉強が苦手だけど学校のことをキチンと頑張れる子にとっては、これは超魅力的。地元の有名私大はもちろん、関東、関西の大学もあります。先輩方が積み重ねてきた伝統に感謝。
③英語に強い
英語好きのための、英語力を磨くための、英語を武器に育てる学校。それが清林館高校。
特進や選抜も、国際にまけないように英語に力を入れてるそうです。国際コースの大学合格実績は地域No.1？それぐらい大学受験は英語が命 ！芸能人は歯が命！
④リメディアル教育とICT機器導入
夜８時まで空いている自習室といつでも質問できる職員室横のカフェテーブル（進路指導室も開放）。つまづいた単元に戻って学ぶリメディアル教育。
全生徒へタブレットを配布。アプリで学習管理。さらには、全教室に設置されたプロジェクタ。Wi-Fi環境も整っているので、動画で学習できる環境もあり。
⑤スマホ活用法
弁当は、朝スマホで注文するとお昼に準備完了。生徒会の選挙もスマホで投票。スマホ持っていない生徒には、タブレットを貸し出し(自習室ではパソコンも貸し出しあり)。でも、基本的にスマホは教室では電源off。回収するクラスもあるから、怒らないでね。
⑥廊下が長い
教室前の廊下がとても長い。向こう側が見えません。もし、先生がいなかったら、みんなで100ｍ競争ができます。ただし、きっと防犯カメラがあると思うので、すぐ見つかって怒られると思います(*'ω'*)ﾔｯﾁｬｴﾜｶﾓﾉﾖ。
説明会の報告は以上です。
いいとこばかりの清林館高校ですが、周りの公立高校が倍率低迷もあって、どうしても最後の最後まで受験勉強を頑張って来た生徒が流れてこないのが現状のようです。
だからこそ、学力中間層でもしっかり伸ばす！ために、日々先生たちも授業の工夫やタブレットを使って管理にも力を入れているようです。私が話をした先生で印象が悪いと思ったことは一人もいませんでした。
それでも学校の教育方針や校風が我が子に合うかどうかは、ぜひ自分の目でみて判断してください。部活動の成績など気になる方は、学校見学イベントで要チェックです(^^)/。
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