スク玉ブログ

小学部の暗唱課題(10月実施)

大学受験が始まっています さんなん です。一般受験する生徒は、1月以降から共通テスト、私立大学一般、国公立大学個別と続きます。



最近は学校推薦型(公募・指定校)や総合型選抜で受験する生徒も増えてきました。
高校部は生徒一人に先生が三人つく体制でサポートをしています。合格目指して、やったりましょう。



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★☆塾のお休み連絡★☆★☆★☆
10月14日(月)~17日(木)は塾がお休みになっています。

中・高生は教室開放していますので、いつもの授業時間は武士道として勉強が可能です。

また先生もいますので振替・質問対応もできますので、ぜひご活用ください
(篭屋校は17日に講師研修があるため中学部の武士道なし、高校部はOK)。

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さて、今日のブログはスク玉小学部での『名文暗唱』の紹介です。小5生、小6生には、1カ月に1つ名文を暗唱する練習をしています。



長い文章を覚えることができると、達成感や自己肯定感が高まり、学習に対しての自信がつきます。反復することでの記憶力も鍛えられるため、机の上の勉強以外にも学ぶ機会を作ってあげると良いと思います。




暗唱課題①

枕草子 秋(清少納言

秋は夕暮れ。夕日のさして山の
()いと(ちこ)うなりたるに、(からす)の寝どころへ行くとて、()()つ、二つ三つなど、飛びいそぐさ((え))((わ))れなり。

まいて
(かり)などのつらねたるが、いと小さく見ゆるはいと((お))かし。日入り果てて、風の音、虫の()など、はた言((う))
べきにあらず。



枕草子は、春から始めて、夏、そして秋まできました。秋の1番の魅力は夕暮れ時のようです。夕日に照らされ家路を急ぐカラスたちの何とも美しい情景が目に浮かんできますね。




暗唱課題②

仁和寺(にんなじ)にある法師(兼好(けんこう)法師(ほうし)

仁和寺にある法師、
年寄(としよ)るまで(いわ)清水(しみず)(おが)まざりければ、心うく覚えて、あるとき思((い))たちて、ただ一人、徒歩(かち)より(もう)でけり。極楽寺(ごくらくじ)高良(こうら)などを(おが)みて、かばかりと心得て(かえ)りにけり。


 さて、かた
((え))の人にあ((い))て、「(とし)ごろ思((い))つること、果たしはべりぬ。聞きしにも過ぎて、(とうと)くこそお((わ))しけれ。そも、(まい)りたる人ごとに山へ登りしは、何事(なにごと)かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意(ほい)なれと思((い))て、山までは見ず。」とぞ言((い))ける。少しのことにも、(せん)(だち)はあらまほしきことなり。


「仁和寺にある法師」は、読んでみると面白い話です。もちろん授業では意味にも触れていきます。



ここで登場する仁和寺は、京都にある桜の名所でもあります。



教科書にもでてくるお寺巡りの経験を実際してみるのと、こういったお話にもより興味深くなりますね。



暗唱発表は月末にあります。しっかり練習していきましょう。







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