スク玉ブログ

愛知県公立高校 令和3年度入試倍率(9月10日時点)

昭和の男 さんなん です。クイズダービーって面白かったですね。おちゃらけクイズ番組でしたが、最後のどんでん返しという数字ゲームの要素が私には面白く映ったのかもしれませんね。「倍率ドン!さらに倍!」、今日はそんな倍率のお話です。



さて、愛知県教育委員会のホームページに令和3年度入試愛知県公立高校入試倍率(9月10日時点)が掲載されました。そのデータより、この地域の高校の倍率を掲載します。




倍率の推移をみるために、下に昨年度の倍率も載せておきます。



毎年、上位校の倍率は
9月時点→11月時点→最終と、下がっていく傾向があります(昨年の五条高校は最終的には上がりました。今年の五条の倍率も、目を疑うほど低いのでさすがに上がっていくでしょう)。


■倍率の見方
倍率1.00→2人受験したら2人合格
倍率1.50→3人受験したら2人合格
倍率2.00→4人受験したら2人合格
倍率2.50→5人受験したら2人合格



■今年度の傾向
上記の表にはありませんが、進学先を私立高校と答えたご家庭が2.6%増えて17.6%と発表されています。反対に、公立高校への進学希望は2.7%減って72.4%となりました。愛知県独自の支援もあり、私立高校での学費負担が減ることも要因だと考えます(下図)。



第一回の進路希望調査から私立希望が増加しているという数字を見ると、年末近くなるともう少し私立の希望は増えることが予想されます。このことから私立高校への合格ボーダーが上がることも注意しなくてはなりませんね。特に、名城や中京は要注意です。




■入試倍率をみて安心するな!
まだ倍率を見て慌てる時期ではありません。今年度の倍率と昨年度のこの時期の倍率を比較すると、ほとんどが青色であることが分かります。えへへ、これはラッキーと思った受験生も多いハズ。しかしですね、
今年度の卒業見込者数は約2,200人の大幅減のようです。



そうなると、どうなるか?公立高校の定員が減る可能性があります。公立高校の定員発表は毎年11月なので、それまでなんとも言えません。だからこの時期の入試倍率をみて安心してはいけませんよ。




でも、これだけは覚えておいてください。『高校は合格するより、入学後に高校の授業についていく方が難しい』ということ。目標とする高校に入学した後、その高校の授業についていけるようにしておくことも受験勉強の1つだと思っておいてください。



それでは今日はここまでです。



今年度は大学入試制度が変わりますので、公立高校の出題傾向にも動きがある可能性が高いですね。また、現中1生が公立高校入試の時には、愛知県の選抜方法そのものの見直しがあるようです。こちらも情報が出たら、またご報告します。



また明日(*^^)v。




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