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小学生の夏の暗唱課題「学問のすすめ」「孫子」

横山光輝「三国志」が好きな さんなん です。全部で60冊もあるのに、小学生のころ表紙を見れば中身がわかるまで読んだ記憶があります。



その中で、劉備が孔明を迎え入れる「三顧の礼」の描写のときに、孔明は昼寝から目覚めた時にこんなことを言うんですね。



何を言ってるかは理解できませんが、目覚めた時にさらっと言葉が出てくるのはカッコいいなって思った記憶があります。


横山光輝「三国志」より孔明の独り言



ということで、スク玉生を孔明さんに近づける意味で、夏の小学生の暗唱課題「学問のすすめ」と「孫子(戦わずして勝つ)」が始まりました。



特に小6生の「学問のすすめ」は、文章が長いね。うん、ともて長い。でも練習すればちゃんとできるから、1日3回は音読してください。これがスラスラ言えたらカッコイイぞ~。



学問(がくもん)すゝめ(すすめ)     福沢(ふくざわ)()(きち)
 
 
(てん)(ひと)(うえ)(ひと)(つく)らず(ひと)(した)(ひと)(つく)らずと()えり。されば(てん)より(ひと)(しょう)ずるには、(ばん)(にん)(ばん)(にん)(みな)(おな)(くらい)にして、()まれながら()(せん)(じょう)()()(べつ)なく、万物(ばんぶつ)(れい)たる()(こころ)との(はたら)きをもって天地(てんち)(あいだ)にあるよろずの(もの)()り、もって()(しょく)(じゅう)(よう)(たっ)し、()(ゆう)()(ざい)(たが)いに(ひと)(さまた)げをなさずして(おの)(おの)(あん)(らく)にこの()(わた)らしめ(たも)うの(しゅ)()なり。されども(いま)(ひろ)くこの(にん)(げん)()(かい)()(わた)すに、かしこき(ひと)あり、おろかなる(にん)あり、(まず)しきもあり、()めるもあり、()(じん)もあり、()(にん)もありて、その(あり)(さま)(くも)(どろ)との(そう)()あるに()たるは(なん)ぞや。その()(だい)(はなは)(あき)らかなり。(じつ)()(きょう)に、(ひと)(まな)ばざれば()なし、()なき(もの)()(にん)なりとあり。されば賢人(けんじん)愚人(ぐにん)との(べつ)は、(まな)ぶと(まな)ばざるとに()って(いで)()るものなり。



(全員共通の練習用課題「五十音(北原白秋)」)







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