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HOME > スク玉ブログ > さて我が子の『通知表』を分析しよう!誰でもわかる通知表講座!
スク玉ブログ
さて我が子の『通知表』を分析しよう!誰でもわかる通知表講座!
内申と評定の違いがわからない さんなん です。中学生の通知表に書かれている評定のことを内申点と読びます。
評定のままで良い気がするのですが、なぜ内申点と言い直すのでしょう。とっても不思議です。
さて、本日は中学生の通知表についてまとめました。定期テストの成績の割には数字が良い生徒もいますし、反対にあの成績取っているのにこの内申なのか・・・という生徒もいました。
今日は通知表のつけ方について、確認してみましょう。
■我が子の通知表、どこを見ればいい!?
通知表の「評定」は、「観点別」の合計値で決まるようです。だから、評定を上げるには、観点別の評価を上げるしかありません。
評定を上げるためにどの部分に力を入れればよいのかは、この観点別の評価を確認するようにしてください。
ちなみに一宮市の通知表の観点別は「◎」「〇」「空欄」、稲沢市は「A」「B」「C」となっております。稲沢市の方は、「A」=「◎」、「B」=「〇」、「C」=「空欄」と置き換えてご覧ください。
評定「5」を取るには、「◎◎◎」もしくは「◎◎〇」のどちらかと決まっているようです。
評定「4」であれば、「◎◎◎」「◎◎〇」「◎〇〇」のようです(記号は順不同)。
そうすると、こんな不思議なことが起こる場合があります。
Aくんの数学の内申は「◎◎◎」なのに「4」
Bくんの数学の内申は「◎◎〇」なのに「5」
はてはて?
実は観点別ごとに数値が隠れてます。その合計値が「5」や「4」に決められた基準内に収まる必要があります。
例えば、「○は10点~19点、◎は20点~」と決められていたとして、合計65点以上だと「5」がつくとしましょう。
学校の先生の手元を覗いてみると、
Aくんは「◎20点◎20点◎20点(合計60点)」
Bくんは「◎25点〇18点◎25点(合計68点)」
◎や〇でも中身の得点が違うんですね。観点別に数値が隠れているというのはこういうイメージです。もちろん実際の観点別に隠された数値は担当の先生しかわかりませんし、それを公表する必要はないので先生に詰め寄ったところで教えてはもらえません。
しかし、このことを知っていると、同じ「4」でも、2学期頑張れば「5」に上がりそうな科目、反対に「3」に下がりそうな科目がみえてくるのではないでしょうか。
このあたりを分析して、2学期の勉強の優先順位を決めると良いでしょう。
■「観点別」は「定期テスト・小テスト」と「学校の授業での取り組み方・提出物」で決まる!
上図のように「知識・理解・(技能)」と「思考・判断・表現」の2つは、約75%程度は学校の定期テストの得点で評価されます。※数値は私の勝手なイメージですので、ご参考までに。
「知識・理解・(技能)」の項目は、知っているかどうか、できるかできないかの部分を評価するとされています。定期テストの基本問題の得点の一部がここに入ります。さらに授業中の小テストや単元テストの得点もここに入るのではないかと私は考えています。
「思考・判断・表現」の項目は、自分の意見や考えを根拠を踏まえて自分の言葉で答えられるかどうかを評価するとされています。定期テストの応用問題や記述問題の得点がここに入ります。さらに授業中のワークシートの評価もここに入ると考えています(ワークシートは一定の基準が定められていて、それをクリアできているかどうかが評価されます)。
下図はある中学校の定期テストの答案用紙の一部分です(書いてない科目もあります)。上の2つの項目はこのように数値化されていますので、先生の主観はほぼほぼ入らないということが大事なポイントです。
3つ目「主体的に取り組む態度」の項目は、100%授業での取り組み方と提出物で評価されます。
授業中の取り組み方というのは、授業態度、発言、ペアワークなどがあげられます。授業中に行うワークシートもテーマによってはこちらも入る場合があります。
提出物は期限内の提出はもちろん、提出課題への取り組み方も大事となります(提出するだけで良いわけではない)。先生によっては「A」や「A+」など、提出物に評価を書いてくれる先生もいますね。
しかし、この項目は先生の視点での評価であり、先生によって評価の仕方もルールも異なります。担当の先生の主観が全くゼロかといわれると・・・わかりにくいのが正直なところではないでしょうか。
また、2023年度から「宿題は提出したかどうかのみ確認して、内容は評価しない」とする学校もありました。その他、週末の課題はなしという学校もでてきたため、今まで以上に授業中の取り組み方が重視される傾向に移行しているのかもしれません。
特に副教科の芸術系は、授業内に課題を完成させないとこの項目の評価で大きく減点になる場合があると言われています。普段からマイペースな生徒にとっては、「担当の先生のルールに合わせる」という意識も必要になります。
塾や家庭がなんとかできる部分は定期テストの部分であって、授業中の本人の態度やワークシートの取り組み方は関与できません。提出物1つ取っても、提出日がいつなのか、学校の先生が決めたルールに合わせてやっているかどうかは、やはり本人しかわからないのです。
■内申あるあるQ&Aコーナー
Q1.内申はどうやったらあがりますか?
まずは観点別に分析してみてください。観点別は「◎」でも数値に高い、低いがあります。空欄があれば〇に、〇は◎に、というように、自分に足りていない項目を改善していくことが内申UPにつながります。
また、これも過去の傾向ですが、中1の1学期は甘めについて、中3の1学期は最も内申は厳しめにつく気がします。中2の3学期の内申がギリギリ「5」だった人は、同じようなテストの得点でも中3の1学期では「4」になるという感じを受けます。
どの先生も頑張っている受験生の通知表は下げたくありません。だったら、1学期の通知表は受験には関係ないので、厳しくつけておく・・・そんなことできるかわかりませんが、それも可能性の1つかもしれません。ギリギリだよ!頑張れよ!というサインだと受け取って次につなげてください。
もし今年度から教科担当の先生が代わると昨年と評価の視点が異なるのは当然です。特に芸術系の先生は、定期テストで満点をとっても「3」がついた生徒が過去におります。授業中を相当重視する先生もおりますので、しっかり先生のルールを聞いて行動しましょうね。
Q2.授業中に手を挙げた方がいいですか?
挙げないよりは、挙げた方がよいです。しかし、手を挙げていない生徒でも「5」をもらっている生徒は確実にいます。挙手だけで「主体的に取り組む態度」の観点評価は上がるものではないようです。
さらに、テスト前に先生に質問しに行くと良いという噂もあります。頑張っているという「行動」は先生へのアピールにはなりますが、わざわざわかる問題を聞きに行くのもナンセンス。必要以上に行くことはしなくてよいでしょう。
また、問題集を隙間なく目一杯埋めると評価が高くなるという、訳の分からない提出課題ルールを定めている先生も未だにあるようです。
わかる漢字を埋めるだけのような作業に時間を充てるのはもったいないし、必要以上のノートまとめや余白がなくなるまで目一杯ワークを埋めることは私は反対です。しかし、「こうすると評価を上げるからね」と先生から言われると「何にも言えねぇ」です。
Q3.先生に媚びを売った方がよいですか?
いい子にしていなくても、先生が言った方法で取り組めば問題ありません。過去に課題のやり方をめぐって職員室で担当の先生と大口論になった生徒でも、通知表「5」をもらってきたことがあります。「評定」は、客観的につけることになっているので、一概に先生の好き嫌いだけで決まるものではありません。
もちろん相手は先生ですから敬意は払いつつも、人としては対等に接すれば大丈夫です。もちろん頑張っている生徒には、誰もが応援したいもの。そういった頑張りを形で示す方が得策です。
Q4.授業中も真面目、提出物も期限通りに出しています。しかし、態度の観点別が「◎」になりません。なぜでしょうか。
評価というのは相手がするものです。自分がそのつもりでも、先生から見たら条件を満たしていないということはよくあること。提出物のやり方が先生が言うルールを守っていない可能性もあります。
また、授業中に、よく後ろを向いたり、私語があったり、肘をつきながら、足を組みながら授業を受けている。相手に対して失礼に値することは、先生によっては学習意欲が低いと評価されるかもしれません。
だから、通知表をもらった時に観点別1番下の項目が◎でないのならば、「あんた、ちゃんと提出物を出してるの!!」「授業中、しっかり聞いてるんでしょうね!?」と言っても、本人に自覚がないなら無意味です。本当のことを知りたければ、保護者面談の時に先生に聞いてみることをおススメします。
Q5.何が足りていないか、わかりません。どうしたらよいでしょうか?
授業担当の先生に聞いてみたらどうでしょうか。先生だって忙しいとは思いますが、生徒の相談に対して迷惑だっていう先生はいないはず。
先生の立場からしたら「どの部分が足りていませんか?」「どの部分を改善したらよくなりますか?」など聞いてくれると、普段言えない部分が言いやすくなるので助かると思います。
なんせ言いたいことが言えない時代です。わざわざ先生の方から事細かく「あーしろ、こーしろ」と言って、反感をもらうようなことはしないでしょう。
ご丁寧に一人ひとり足りない部分を教えてくれることを期待しても、そう甘い現実はありません。特に芸術科目の先生は、庶民とは感覚が違うことがよくあるので一般的なモノサシでは考えない方が良いです。
自覚している部分があるなら別ですが、もし「何が足りていないかわからない」「心当たりがない」のならば、担任の先生ではなく成績をつけている先生に、我が子に聞きに行かせる!これがベストです。
以上になります。今日は、通知表について、私の所感をまとめてみました。
通知表には「この部分をもう少し頑張って!」という先生からのメッセージが詰まっています。しっかり受け取って、どの項目を特に頑張れば数字があがるのかを考えてみる機会にしてください。
さぁ「夏」が始まりましたね。宿題はお盆前までに完成させましょう。
やったりましょう(^^)/
評定のままで良い気がするのですが、なぜ内申点と言い直すのでしょう。とっても不思議です。
さて、本日は中学生の通知表についてまとめました。定期テストの成績の割には数字が良い生徒もいますし、反対にあの成績取っているのにこの内申なのか・・・という生徒もいました。
今日は通知表のつけ方について、確認してみましょう。
■我が子の通知表、どこを見ればいい!?
通知表の「評定」は、「観点別」の合計値で決まるようです。だから、評定を上げるには、観点別の評価を上げるしかありません。
評定を上げるためにどの部分に力を入れればよいのかは、この観点別の評価を確認するようにしてください。
ちなみに一宮市の通知表の観点別は「◎」「〇」「空欄」、稲沢市は「A」「B」「C」となっております。稲沢市の方は、「A」=「◎」、「B」=「〇」、「C」=「空欄」と置き換えてご覧ください。
評定「5」を取るには、「◎◎◎」もしくは「◎◎〇」のどちらかと決まっているようです。
評定「4」であれば、「◎◎◎」「◎◎〇」「◎〇〇」のようです(記号は順不同)。
そうすると、こんな不思議なことが起こる場合があります。
Aくんの数学の内申は「◎◎◎」なのに「4」
Bくんの数学の内申は「◎◎〇」なのに「5」
はてはて?
実は観点別ごとに数値が隠れてます。その合計値が「5」や「4」に決められた基準内に収まる必要があります。
例えば、「○は10点~19点、◎は20点~」と決められていたとして、合計65点以上だと「5」がつくとしましょう。
学校の先生の手元を覗いてみると、
Aくんは「◎20点◎20点◎20点(合計60点)」
Bくんは「◎25点〇18点◎25点(合計68点)」
◎や〇でも中身の得点が違うんですね。観点別に数値が隠れているというのはこういうイメージです。もちろん実際の観点別に隠された数値は担当の先生しかわかりませんし、それを公表する必要はないので先生に詰め寄ったところで教えてはもらえません。
しかし、このことを知っていると、同じ「4」でも、2学期頑張れば「5」に上がりそうな科目、反対に「3」に下がりそうな科目がみえてくるのではないでしょうか。
このあたりを分析して、2学期の勉強の優先順位を決めると良いでしょう。
■「観点別」は「定期テスト・小テスト」と「学校の授業での取り組み方・提出物」で決まる!
上図のように「知識・理解・(技能)」と「思考・判断・表現」の2つは、約75%程度は学校の定期テストの得点で評価されます。※数値は私の勝手なイメージですので、ご参考までに。
「知識・理解・(技能)」の項目は、知っているかどうか、できるかできないかの部分を評価するとされています。定期テストの基本問題の得点の一部がここに入ります。さらに授業中の小テストや単元テストの得点もここに入るのではないかと私は考えています。
「思考・判断・表現」の項目は、自分の意見や考えを根拠を踏まえて自分の言葉で答えられるかどうかを評価するとされています。定期テストの応用問題や記述問題の得点がここに入ります。さらに授業中のワークシートの評価もここに入ると考えています(ワークシートは一定の基準が定められていて、それをクリアできているかどうかが評価されます)。
下図はある中学校の定期テストの答案用紙の一部分です(書いてない科目もあります)。上の2つの項目はこのように数値化されていますので、先生の主観はほぼほぼ入らないということが大事なポイントです。
3つ目「主体的に取り組む態度」の項目は、100%授業での取り組み方と提出物で評価されます。
授業中の取り組み方というのは、授業態度、発言、ペアワークなどがあげられます。授業中に行うワークシートもテーマによってはこちらも入る場合があります。
提出物は期限内の提出はもちろん、提出課題への取り組み方も大事となります(提出するだけで良いわけではない)。先生によっては「A」や「A+」など、提出物に評価を書いてくれる先生もいますね。
しかし、この項目は先生の視点での評価であり、先生によって評価の仕方もルールも異なります。担当の先生の主観が全くゼロかといわれると・・・わかりにくいのが正直なところではないでしょうか。
また、2023年度から「宿題は提出したかどうかのみ確認して、内容は評価しない」とする学校もありました。その他、週末の課題はなしという学校もでてきたため、今まで以上に授業中の取り組み方が重視される傾向に移行しているのかもしれません。
特に副教科の芸術系は、授業内に課題を完成させないとこの項目の評価で大きく減点になる場合があると言われています。普段からマイペースな生徒にとっては、「担当の先生のルールに合わせる」という意識も必要になります。
塾や家庭がなんとかできる部分は定期テストの部分であって、授業中の本人の態度やワークシートの取り組み方は関与できません。提出物1つ取っても、提出日がいつなのか、学校の先生が決めたルールに合わせてやっているかどうかは、やはり本人しかわからないのです。
■内申あるあるQ&Aコーナー
Q1.内申はどうやったらあがりますか?
まずは観点別に分析してみてください。観点別は「◎」でも数値に高い、低いがあります。空欄があれば〇に、〇は◎に、というように、自分に足りていない項目を改善していくことが内申UPにつながります。
また、これも過去の傾向ですが、中1の1学期は甘めについて、中3の1学期は最も内申は厳しめにつく気がします。中2の3学期の内申がギリギリ「5」だった人は、同じようなテストの得点でも中3の1学期では「4」になるという感じを受けます。
どの先生も頑張っている受験生の通知表は下げたくありません。だったら、1学期の通知表は受験には関係ないので、厳しくつけておく・・・そんなことできるかわかりませんが、それも可能性の1つかもしれません。ギリギリだよ!頑張れよ!というサインだと受け取って次につなげてください。
もし今年度から教科担当の先生が代わると昨年と評価の視点が異なるのは当然です。特に芸術系の先生は、定期テストで満点をとっても「3」がついた生徒が過去におります。授業中を相当重視する先生もおりますので、しっかり先生のルールを聞いて行動しましょうね。
Q2.授業中に手を挙げた方がいいですか?
挙げないよりは、挙げた方がよいです。しかし、手を挙げていない生徒でも「5」をもらっている生徒は確実にいます。挙手だけで「主体的に取り組む態度」の観点評価は上がるものではないようです。
さらに、テスト前に先生に質問しに行くと良いという噂もあります。頑張っているという「行動」は先生へのアピールにはなりますが、わざわざわかる問題を聞きに行くのもナンセンス。必要以上に行くことはしなくてよいでしょう。
また、問題集を隙間なく目一杯埋めると評価が高くなるという、訳の分からない提出課題ルールを定めている先生も未だにあるようです。
わかる漢字を埋めるだけのような作業に時間を充てるのはもったいないし、必要以上のノートまとめや余白がなくなるまで目一杯ワークを埋めることは私は反対です。しかし、「こうすると評価を上げるからね」と先生から言われると「何にも言えねぇ」です。
Q3.先生に媚びを売った方がよいですか?
いい子にしていなくても、先生が言った方法で取り組めば問題ありません。過去に課題のやり方をめぐって職員室で担当の先生と大口論になった生徒でも、通知表「5」をもらってきたことがあります。「評定」は、客観的につけることになっているので、一概に先生の好き嫌いだけで決まるものではありません。
もちろん相手は先生ですから敬意は払いつつも、人としては対等に接すれば大丈夫です。もちろん頑張っている生徒には、誰もが応援したいもの。そういった頑張りを形で示す方が得策です。
Q4.授業中も真面目、提出物も期限通りに出しています。しかし、態度の観点別が「◎」になりません。なぜでしょうか。
評価というのは相手がするものです。自分がそのつもりでも、先生から見たら条件を満たしていないということはよくあること。提出物のやり方が先生が言うルールを守っていない可能性もあります。
また、授業中に、よく後ろを向いたり、私語があったり、肘をつきながら、足を組みながら授業を受けている。相手に対して失礼に値することは、先生によっては学習意欲が低いと評価されるかもしれません。
だから、通知表をもらった時に観点別1番下の項目が◎でないのならば、「あんた、ちゃんと提出物を出してるの!!」「授業中、しっかり聞いてるんでしょうね!?」と言っても、本人に自覚がないなら無意味です。本当のことを知りたければ、保護者面談の時に先生に聞いてみることをおススメします。
Q5.何が足りていないか、わかりません。どうしたらよいでしょうか?
授業担当の先生に聞いてみたらどうでしょうか。先生だって忙しいとは思いますが、生徒の相談に対して迷惑だっていう先生はいないはず。
先生の立場からしたら「どの部分が足りていませんか?」「どの部分を改善したらよくなりますか?」など聞いてくれると、普段言えない部分が言いやすくなるので助かると思います。
なんせ言いたいことが言えない時代です。わざわざ先生の方から事細かく「あーしろ、こーしろ」と言って、反感をもらうようなことはしないでしょう。
ご丁寧に一人ひとり足りない部分を教えてくれることを期待しても、そう甘い現実はありません。特に芸術科目の先生は、庶民とは感覚が違うことがよくあるので一般的なモノサシでは考えない方が良いです。
自覚している部分があるなら別ですが、もし「何が足りていないかわからない」「心当たりがない」のならば、担任の先生ではなく成績をつけている先生に、我が子に聞きに行かせる!これがベストです。
以上になります。今日は、通知表について、私の所感をまとめてみました。
通知表には「この部分をもう少し頑張って!」という先生からのメッセージが詰まっています。しっかり受け取って、どの項目を特に頑張れば数字があがるのかを考えてみる機会にしてください。
さぁ「夏」が始まりましたね。宿題はお盆前までに完成させましょう。
やったりましょう(^^)/
2023年7月20日 09:42