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HOME > スク玉ブログ > スク玉人気ブログ > 高校数学攻略!青チャートを深掘り!
スク玉ブログ
高校数学攻略!青チャートを深掘り!
みんな大好き「チャート式」 さんなん です。チャートというのは、高校数学に欠かせない網羅系の参考書として有名です。
この地域の公立高校は、どこも青チャート(もしくは黄チャート)が学校から配布されています。今日はこの青チャートについて深掘りしていきます。
<青チャート問題数>
青チャート ⅠA 951題
青チャート ⅡB 1171題
青チャート Ⅲ 884題
まず掲載されている問題数を見てみましょう。文系はⅠA・ⅡBまでなので約2100題、理系はこれに数Ⅲを加えるので約3000題になります。
学校では、文系の生徒は高2の冬までに数ⅠA+ⅡBが完成、理系の生徒は高3夏までに数3までをやり切ります。
<青チャートの難易度>
進研模試での偏差値60~70、全統模試での偏差値55~65の生徒向けとなっています。
地元トップの一宮高校の先生が「青チャートが完璧なら東大数学も解けるから」と言うぐらい、理系強者向けの教材といえます。黄色チャートも青チャートとほぼ難易度は同じです。
<高校生の勉強時間>
高1・高2 各1000時間
高3 2000時間
家庭学習における勉強時間を考えてみます。高1生と高2生は1年間で約1000時間がMAXでしょう。これは平日2時間、土日5時間で計算しています。ガッツリ部活をやっている生徒は、もっと減りそうですね。
高3生は4月~8月で870時間、9月~2月で1030時間。平日4時間、土日10時間で計算しています。国公立大を目指すなら、土日の勉強時間は10時間が目安と言われています。それでも、1年間で頑張っても2000時間が限界でしょうか。
<青チャート攻略>
数学の偏差値60の生徒が青チャート1題を解いて理解するのに平均30分かかります。もちろんスラスラ解ける問題もあれば、解説をかみ砕くのに時間がかかる問題もあるのでこれぐらいでしょう。
文系の生徒 ⅠA・ⅡB 計2000問 × 0.5時間/問 =1000時間
理系の生徒 +Ⅲ 計3000問 × 0.5時間/問 =1500時間
そうすると、チャートにかかる時間は、
文系の生徒→家庭学習の約50%
理系の生徒→家庭学習の約52%
これだけの勉強時間が必要になる計算になります。青チャート攻略はハードルが高く、数学強者でないとかなりの時間が取られることがわかります。
<数学の受験対策は?>
①教科書完成→②網羅系の問題集→③応用問題集→④入試過去問
文系、理系問わず、高3夏には①と②が完成し、③に入っている時期だと順調だといえます(理系は高3夏にはⅠAⅡBは③まで完成が理想)。
数学強者の受験ルートであれば、②に「青チャート」を選択しましょう。高1からしっかり取り組めば大丈夫です。③は「良問プラチカ」や「ハイレベル数学」が解けるようにしましょう。
目安は、名古屋大学、名古屋工業大学など、二次試験でも数学のウェイトが高い大学を目指す生徒向けです。
数学中間層ならば、②に「白チャート」もしくは「基礎問精講」をおススメします。少し量を減らし、レベルを下げることで、質を上げる方が効率的です。
そして③で「青チャート」のコンパス1~3を解くのもよいでしょう。目安は、共通テストの数学80点が目標の生徒向けです。
いかがでしょうか。
この地域の高校数学は、学校から配布される青チャートの存在が大きな影響力を持っています。「課題になるからやる」程度の上っ面の勉強では、青チャートは攻略できません。
高校数学でつまづく生徒は本当に多いです。自分が目標とする大学や自分の実力を把握して、チャートの使い方は変えてくださいね。
ちなみにスク玉高校部の数学は、基本的に答案添削をベースにして教えていきます。
課題に出した範囲から問題を出題し、先生の目の前で解けるかの確認する個別指導型です。生徒の解法をみると、理解している部分と曖昧な部分がよくわかります。解法の導き方の確認など、チャートや解説を見ながら一緒に考えていくスタイルです。
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<青チャート問題数>
青チャート ⅠA 951題
青チャート ⅡB 1171題
青チャート Ⅲ 884題
まず掲載されている問題数を見てみましょう。文系はⅠA・ⅡBまでなので約2100題、理系はこれに数Ⅲを加えるので約3000題になります。
学校では、文系の生徒は高2の冬までに数ⅠA+ⅡBが完成、理系の生徒は高3夏までに数3までをやり切ります。
<青チャートの難易度>
進研模試での偏差値60~70、全統模試での偏差値55~65の生徒向けとなっています。
地元トップの一宮高校の先生が「青チャートが完璧なら東大数学も解けるから」と言うぐらい、理系強者向けの教材といえます。黄色チャートも青チャートとほぼ難易度は同じです。
<高校生の勉強時間>
高1・高2 各1000時間
高3 2000時間
家庭学習における勉強時間を考えてみます。高1生と高2生は1年間で約1000時間がMAXでしょう。これは平日2時間、土日5時間で計算しています。ガッツリ部活をやっている生徒は、もっと減りそうですね。
高3生は4月~8月で870時間、9月~2月で1030時間。平日4時間、土日10時間で計算しています。国公立大を目指すなら、土日の勉強時間は10時間が目安と言われています。それでも、1年間で頑張っても2000時間が限界でしょうか。
<青チャート攻略>
数学の偏差値60の生徒が青チャート1題を解いて理解するのに平均30分かかります。もちろんスラスラ解ける問題もあれば、解説をかみ砕くのに時間がかかる問題もあるのでこれぐらいでしょう。
文系の生徒 ⅠA・ⅡB 計2000問 × 0.5時間/問 =1000時間
理系の生徒 +Ⅲ 計3000問 × 0.5時間/問 =1500時間
そうすると、チャートにかかる時間は、
文系の生徒→家庭学習の約50%
理系の生徒→家庭学習の約52%
これだけの勉強時間が必要になる計算になります。青チャート攻略はハードルが高く、数学強者でないとかなりの時間が取られることがわかります。
<数学の受験対策は?>
①教科書完成→②網羅系の問題集→③応用問題集→④入試過去問
文系、理系問わず、高3夏には①と②が完成し、③に入っている時期だと順調だといえます(理系は高3夏にはⅠAⅡBは③まで完成が理想)。
数学強者の受験ルートであれば、②に「青チャート」を選択しましょう。高1からしっかり取り組めば大丈夫です。③は「良問プラチカ」や「ハイレベル数学」が解けるようにしましょう。
目安は、名古屋大学、名古屋工業大学など、二次試験でも数学のウェイトが高い大学を目指す生徒向けです。
数学中間層ならば、②に「白チャート」もしくは「基礎問精講」をおススメします。少し量を減らし、レベルを下げることで、質を上げる方が効率的です。
そして③で「青チャート」のコンパス1~3を解くのもよいでしょう。目安は、共通テストの数学80点が目標の生徒向けです。
いかがでしょうか。
この地域の高校数学は、学校から配布される青チャートの存在が大きな影響力を持っています。「課題になるからやる」程度の上っ面の勉強では、青チャートは攻略できません。
高校数学でつまづく生徒は本当に多いです。自分が目標とする大学や自分の実力を把握して、チャートの使い方は変えてくださいね。
ちなみにスク玉高校部の数学は、基本的に答案添削をベースにして教えていきます。
課題に出した範囲から問題を出題し、先生の目の前で解けるかの確認する個別指導型です。生徒の解法をみると、理解している部分と曖昧な部分がよくわかります。解法の導き方の確認など、チャートや解説を見ながら一緒に考えていくスタイルです。
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