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スク玉小学部5月の暗唱「平家物語」「短歌②」

子どもの日にアンパンマンミュージアムデビューをした さんなん です。おじさんからチケットをもらいまして、特に予定もなかったので遠慮なく行ってきました。


アンパンマンショーでは、1歳2カ月になった息子はアンパンマンと初対面。無反応。それよりもアンパンマンごうの方に興味があったようでした。うん、そんなもんだ。とりあえずダンスを練習して、またリベンジします。



(↑ナガシマ アンパンマンミュージアムのホームページより)


さて、スク玉小学部(5年・6年)は、月に1度「名文暗唱」があります。5月のお題は「平家物語」もしくは「短歌②」を学んでいきます。



「平家物語」

祇園(ぎおん)精舎(しょうじゃ)(かね)の声、諸行(しょぎょう)無常(むじょう)(ひび)きあり。

沙羅(しゃら)双樹(そうじゅ)の花の色、盛者(じょうしゃ)必衰(ひっすい)(ことわり)をあら((わ))
す。

おごれる人も
(ひさ)しからず、ただ春の()(ゆめ)のごとし。

たけき
(もの)もつ((い))には(ほろ)びぬ、ひと((え))に風の前の(ちり)
に同じ。




「短歌②」

(ひと)はいさ心も知らずふるさとは
花ぞ昔の
()にに((お))((い))ける 
紀貫之(きのつらゆき)

()ぬと目にはさやかに見えねども
風の
(おと)にぞおどろかれぬる
藤原敏行(ふじわらのとしゆき)

((い))つつ((ぬ))ればや人の見えつら((ん))
夢と知りせば()めざらましを
小野小町(おののこまち)

見わたせば花も紅葉(もみじ)もなかりけり
(うら)(とま)()の秋の夕暮(ゆうぐれ)
藤原定家(ふじわらのさだいえ)

玉の()()えなば絶えねながら((え))
(しの)ぶることの弱りもぞする
式子内親王(しょくしないしんのう)



名文暗唱の目的は、感性を育てること。短歌の文法は中学校で習うとして、その前に素養として「知ってる」をたくさん増やしておくことが小学生のうちにすべきことです。


音読練習をして、まずは文章を見ずに言えるように。それができるようになったら、意味まで理解できるようにしていきます。


4月の暗唱は本当にスラスラと良くできました。しっかり練習してきた成果だと感じました。さぁ5月も頑張りましょう。



(↑夏の暗唱練習の様子「五十音」)



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