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この「当たり前」を考え直してみる

新しい年ってだけで、何だかすべてが初々しく感じる さんなん です。不思議ですよね。これって私だけですか??この感覚が全ての方が感じるとすると、この威力ってハンパない。毎年のように年が変わる「当たり前」って、なんなんだ!!!?


さて、正月は少し時間が取れるので、スク玉の「当たり前」とスク玉生の「当たり前」について考えて見ました。


■普通の塾の通塾回数は、週2日~3日。
これは塾側の都合だよね。

月火水木金土の6日を中1、中2、中3の3で割ると2日だから。でも、週2回で成績ってあがるのかな。上がる生徒の共通点は、塾に行っていない日でも家庭で勉強してるってこと。

ましてや高校生にもなれば、科目数も増えて難易度も増してるから、週2~3の通塾で学べるのは1教科?頑張って2教科まで。他の科目は手付かずなんじゃないかと。それも当たりまえなんですよね。



■塾の無い日は家で勉強しない。
誘惑の多い今日。塾の無い日に、ご家庭でガッツリ勉強ってしてます?
しないよねー。

頑張って学校の宿題ぐらいじゃない。でも、宿題って習慣を身につけるものであって、成績を伸ばすものではないんです。だって、学校の宿題ってレベルがその子に合ってるかなんて考えてない。いや、考えて出すことは無理。

ましてや、その宿題の間違い直しってやってます?参考書調べたり、解説読んでます?
やらないよねー。

これやってたら、たまには解決できない疑問ってでるよね!?塾に来てすぐに質問するの、だいたい受験生だけ。



■当たり前だのクラッカー?
上のことって、当たり前になってると思うんです。それで成績って上がるのかな。もし、成績が上がってるって子は、それこそ家で勉強しているか。もしくは、周りが落ちて行って、自分が成績が上がってるって勘違いしているかのどちらかよ。


イチローが年末にこんなことを言っていました。
「厳しく教えるのが難しい時代、自分で自分のことを教育しないといけない時代に入ってきた」と。

「教えてくれる人たち、先生たちは、なかなか厳しく言うのが難しいらしい。自分が教える立場になり、『どうやって教育するんだろう』とよく考えることがあります」と。


これはスポーツに限ったことではないと、私は感じました。


でも、今のスク玉生を見ても、勉強がまるっきしダメって子は居ないと思うの。例えば、中1・2生対象に年末のクルシミマス会で事前告知なしにこんな勉強をしました。

学校の2学期の期末テスト再テスト!!

本人さんたちは間違い直しまではやったと言う。
で、再テスト(主に理科・社会)しました。

Aさん:58点⇒71点
Bさん:45点⇒53点
Cさん:77点⇒88点
Dさん:57点⇒66点
Eくん:40点⇒87点
Fくん:67点⇒69点
Gくん:59点⇒72点
Hくん:49点⇒57点
Iさん:34点⇒59点

こんな結果でした。まだまだだよね。そして、その場で時間をかけて、間違い直しと解説をしました。そして、中1日空けて、80点未満の科目は抜き打ちで再々追試。

Aさん:58点⇒71点⇒97点
Bさん:45点⇒53点⇒66点
Cさん:77点⇒88点
Dさん:57点⇒66点⇒87点
Eくん:40点⇒87点
Fくん:67点⇒69点⇒98点
Gくん:59点⇒72点⇒90点
Hくん:49点⇒57点⇒83点
Iさん:34点⇒59点⇒83点

中1理科は、質量パーセント濃度の計算が入っているので難しいけど、それでもようやく80点以上が取れました。


やっぱりさ、取れるじゃん。普段、ここまでやってないだけなんだと思うの。成績が上がらないって言っている生徒は1度直しただけで止まってるんじゃないか。今回も2度目でようやく80点、中には90点超えもあった。


これをね。当たり前にしたいんです。それでも学力中間層って、これが自分でできないかもしれない。だからこそ、もっと毎日時間を確保して勉強するってことを当たり前にして欲しいのです。



■わたしの想い
スク玉は、篭屋に2号店をオープンしました。正直、とっても不安だった。何が不安かって言うと、玉野校の生徒をスッぽかして新しい方に力を入れたとか言われそうで。


それでも会社としてのミッションである「社会貢献:地域の子供たちの学力を伸ばす」に挑戦しようと思い決断しました。何も挑戦しないことの方がリスクだと、私は考えています。


だからね、何が何でも今いるスク玉生全員の学力を伸ばさなければならないって思ってます。そうすれば、私の不安は払拭されるから。玉野校の成績を伸ばせば、篭屋校の生徒の刺激になります。そういった相乗効果は、絶対あると思う。だって、受験するライバルであるのは間違いないからね。


でも勘違いしてはいけないよ。


スク玉の教育方針は「自分で勉強ができる生徒に育てる」こと。だから、手取り足取りはしません。ましてや強制的な指導は、成績はその一瞬の時だけ上がるかもしれませんが、長く続かないもの。


やはり自分で考えて、自分を鍛えるつもりで勉強できるようにしないと意味がないと思っています。誰かに成績を伸ばしてもらおうとか、先生の言った通りしかやらないだなんてナンセンス。そのことはイチローも言っていた通り、「自分で自分のことを教育しないといけない」ということだと思います。


見本となるのは、現にスク玉の成績上位層は、勝手に勉強しています。自主性と言えばいいのか、やらされ感がないから毎日勉強しても(塾に来ても)全然嫌じゃないみたい。「もっとやることが欲しい」とか言うし。


で、理解度チェックして合格した子には、その子の強みをもっと伸ばせれるように考えてプリントをあげてます。


チェックに合格しなかった子には、「もっと質を上げてからおいで。そんな状態だとたくさん解いても無駄だから。」と言っても、また挑戦しにくるし。


長くスク玉にいる生徒が多いのでその子の得手不得手がわかっているだけに、戦略は立てやすく、学習管理はやりやすいのが個人塾の強みでしょうか。


とにかく、塾内でも学力格差が起きているのは間違いありません。それでも、のはら先生とTK先生が前線で戦ってくれているおかげで、私はフォローに回る時間が取れるようになりました。大学生講師さんを始め、裏方の先生も多くいます。そのおかげでスク玉は今の実績があります。


全員の成績を伸ばす。


毎日やれば、成績は必ず伸びる。

(別に、土日も朝から晩まで勉強とは言ってないからね。ケジメをつけて、遊ぶときは遊ぶ。勉強するときは勉強ね。)


この現実が、スク玉の「当たり前」。この環境をもっと多くの生徒に届けたい。もっともっと勉強からたくさんのことを学んで欲しい。勉強が伸び悩んでる生徒だって、やっぱりやればできるようになるんだから。一緒に頑張ろう。


これが私の想いです。


最後に、今年も多くのライバル、保護者に会えることを楽しみにしています。ガッツリ学ぶ環境を準備してお待ちしております。(ただし、この尾西地区の小学校教育は残念ながら高くありませんのでご注意ください。小学生のうちに「考える」習慣、そして漢字力、計算力だけはご家庭で育てておいてください。)


そして、何よりいつもスク玉を見守っていただいてる保護者様に感謝。今年もスク玉は走り続けます(*^^)v期待していてください。宜しくお願い致します。


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