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クレームがありました

少しずつ入試問題が続々届いている さんなん です。生徒が受験しない学校の過去問も購入して、学校の出題傾向や難易度のレベルを見たり、よい問題があれば生徒に出題したりするため、毎年入試問題を集めています。写真にない学校を受験するという生徒がいれば、もちろんそれも購入します。



無駄遣いって思う人もいるかもしれませんが、これ「宝」ですから。参考書も同様です。






「先生、質問があります」




「解説を読んでからおいで」




「えーーー」





こんな光景が塾ではよくあります。







今ではないことですが、塾開校から数年間のうちは「先生が質問に答えてくれない」って保護者からクレームがちょくちょくありました。






基本的にスク玉では、「〇つけ+直し」がしてない『白紙の状態』で質問には答えないというルールがあります。






基本的にというのは、入塾したばかりの生徒や小学生さんには先ほどのルールを伝えながらもヒントを出したり一緒に解いたりしているからです。この問題はこの生徒には難しすぎるなというときも同じようにします。






そして、塾に慣れてきたら上記のように返事をするケースが多いですね。もちろん解説も読んだ上であれば、じっくり質問を受けていますよ。






解説に書いてある意味がわからんって言う場合は、一緒にかみ砕いて読んでいくようにしています。






学校でもそうですが、いい先生って「教えたがり」です。





「お、質問きたね~。よーし、どれどれ」って何でもかんでも先生が解いちゃうんです。





「先生が話している時間は、生徒の休憩時間だ」っていう塾業界には格言があるぐらい、何も考えていない状態(白紙の状態)でどれだけ丁寧に教えても生徒は吸収しないということです。





こういったことが自覚できていないと、自学はまだまだ先の話。





これから受験シーズンになると、解説と睨めっこの時間が増えてくるでしょう。一行ずつかみ砕いて理解していく。





覚醒するためにも、まずはこのルールを自覚してください。







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