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スク玉中学部の上位層に足りないこと

かさ地蔵の話を思い出した さんなん です。小学生さんに聞いても、皆が違うことを言うので調べてみました。



雪が降り始めた中、おじいさんの目の前には六地蔵が立っていました。売れ残った笠を被せてあげることにしたのですが、持っていた笠は5枚。1枚足りません。そこで、おじいさんは自分のかぶっていた手拭いを地蔵の頭に被せた・・・そんなあらすじでしたね。



自分の言葉で昔話を説明させると、表現力が必要ですね。昔話でなくてよいので、いろいろ練習しましょう。





さて、期末テストが終わりました。成績も徐々に返却されて、手元に届いています。




タイトルの答えは、まさに『自学』だろうね。




勘違いしている人も多いかもしれないけど、自学って「やることを予定通り自分で勉強ができる」ではないよ。





正しくは「自分でやるべきことを見つけて、それを能動的にできる」よ。いつも言ってる通り、塾からの課題は最低ラインですから。





上位層に足りないこと。





たとえば中2生の理科のテストの得点があまり良くなかったそうですね。平均点も、どの学校も軒並み低いこと。




単元は化学でした。




鉄粉と硫黄

銅とマグネシウム

炭酸水素ナトリウムと塩酸

酸化銅

酸化銀




実際テストに出題された問題をみてみると、上記のような定番な実験ばかりでした。だいたい知識問題が約6割、計算する問題が約4割でしょうか。





学年で90点以上が一人もいない結果だった学校もあったようですが、これってテストが難しかったといって「仕方ないよね」で終わってはいけませんよ。




大事なポイントは2つ。





1つ目は、準備は万全だったか?どうか。





理科のテストは毎回、知識問題も含めて60問程度は出題されています。問題文も長く、速く読むことも必要なスキルになっています。





そこで今回の化学。化学には計算問題もあり、速く計算する力も求められます。





テスト週間に入ると学校からは定期テスト対策プリントも配られていており、それを解くと「あれ、難しい問題があるな」って思ったはずです。





そう思って何か行動したかどうか。





そこじゃないですか。




足りていない部分って。




もちろんテストは理科だけでないので、他教科の勉強もしなくてはなりません。




中2数学はちょうど連立方程式の単元なので、文章題まで出題される学校だと当然1問ごとに時間はかかります。副教科のテストもある学校もありました。





こりゃー今回は大変だぞ、そう感じた時点でどこまで動けたかどうか。





中には理科の「化学の単元をもっと演習したい」とプリントをもらいに来た生徒もいましたね。




あれ!?って思った時に、能動的に動けたかどうか。この反省は次に生かしてください。





また、もう1つのポイントは、常に上位を狙うのであれば、平均点や順位を見ていてはいけませんよ。ちゃんと得点を見ないとね。





結果が出てやり残した勉強が見つかったわけです。当然、復習も必要ですね。夏を上手に使いましょうね。




この単元が次に出題されるのは、入試です。





もちろん中3の定期テストでの復習問題としても出題されるかもしれませんが、もう学校では習いませんよ。しっかりここで、押さえておいてください。




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