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大学受験を見据えた漢検のススメ

漢字の勉強が好きな さんなん です。学生の頃は嫌いだったのですけどね。不思議と今は全く抵抗感がありません。大学時代に読書に目覚めたのが理由の一つかもしれませんね。人生、わからんもんです。


(↑漢検HPへ)


さて、9月6日(月)より第二回の漢検の申込みが開始されました。詳細は、以下のようになっております。


第二回漢検
検定日 :10月23日(土)
検定時間:申込用紙に記載
申込締切:  9月25日



申込用紙は、小学生と中学生はグループ授業の時に配布します。この第二回の漢検は、スク玉小学部は全員参加になっていますので、必ず申込みをお願いします(途中入塾の生徒はテキストの進度によるので、相談してください。)。




よくこんな質問を小学生から受けます。

「先生、漢検って持っていたら受験で有利ですか?」



「いや、関係ないんじゃないかな。」



「じゃあなんで受ける必要があるんですか?」



「追い込まれると頑張るっしょ。」



「あ、たしかに。じゃあ頑張ります。」



小学生には、先を見据えた勉強というのはイメージしにくいもの。納得ができれば理由は何でもよいと思います。




本音としては、受験で有利になるから検定を取るのではなく、検定を使って学力を伸ばして欲しい。結果的にそれが受験対策になるべき、と私は思っています。



検定合格だけを目標にするとテクニックに走りやすいもの。小学生の内から検定を合格するだけが目標にならないように、良い点で合格できる継続的な勉強をして欲しいと願っています。



言語というものは、語彙が積み重なってできています。多く知っていれば、それだけ表現力も広がります。会話の幅も広くなり、相手の言っている表現を吸収することができます。長い文章でも早く読めるようになりますし、書いてある文章を理解することができます。



どれだけ言葉を知っているか。それは、それだけ多くの世界を知ることが可能にします。



ちょうど小5生は短歌を暗唱していて、その中にも
二尺
春雨
月夜
蚊帳
十里
といった言葉が出てきました。



言葉の意味まで知っていればより深く学ぶことができるのですが、知らないと言葉だけの表面上の勉強になってしまいます。花火の大きさで使われる「尺」という単位、今は姿を消した「蚊帳」という言葉もありました。蚊帳なんて、今の大学生でもほとんど知らないそうです。



難しい言葉を知っている生徒に聞くと、「本で読んだ」とか「お母さんに教えてもらった」とか。どの子も、いろいろな言葉に触れることが始まりなのです。その機会をいかに増やすかが、小学生の内から何を勉強すべきかのヒントになります。



話は少し変わりますが、大学受験共通テストの現代文でも、科学や哲学など出題されるテーマは様々ですが、その深い理解のために必要なのはどれだけ多くの言葉を知っているかどうかが勝負になります。



反対に、キーワードなど重要単語を知らないと、文章の意図すらくみ取れず要約なんてできません。中学生までの積み重ねが、大学受験の現代文の土台作りだと言われています。



時間が取れる小学生から勉強し、中2までに漢検3級を取ること。深く学びながらであれば、小4で7級、小5で6級と1年に1つずつが理想的です。無理なく学習でき、ムラなく学べて、無駄がない。部首や書き順から始まり、類義語、対義語、四字熟語まで幅広く出題される。それが漢検です。



小学生は授業カリキュラムに組み込んでいるので全員参加です。全員合格目指して、あと1カ月頑張りましょう。



中1・中2生には、次の1月検定を目標に、この2学期から週1コマ武士道追加でコツコツ勉強していきませんか??
特に中学部から入塾してきた生徒の漢字の弱さは深刻ですからね(特に中2生は現実を見て欲しい)。




それでは今日はここまでです。



最後に本音がポロリ、失礼いたしました。本当に、意味も知らないのに漢字ばかり練習しても価値ないぞー。辞書使えー。



また明日(*^^)v。




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