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実力テストと学校テストとのギャップ

「先生、金印みつけました」 さんなん です。なんと生徒が本棚から金印を発掘しましことをここに報告いたします。結構ズシリと重たいので、これはきっと本物ですね。なんでも鑑定団、呼びましょう。




さて、夏期講習もいよいよ終盤。今日は小学部の今週の授業内容についてです。



先週末に実力テストを行いましたので、今週はその直しに時間をかけていきます。



実力テストは、これまでの勉強の成果、自分の実力がはっきりと出てきます。


生徒曰く、学校のテストとの難易度のギャップが大きいとのこと。しかし、このテストは公立中学校へ進む生徒基準のもの。学校のテストでいつも90点以上取っていても、この実力テストでは平均点が取れない生徒も毎年多くいます。



だから地元の普通の子の本当の偏差値は45前後、これがこの地域の平均なんじゃないですか。もし中学校で上位2割以内を目指そうと思えば、やはり小学校から勉強の圧をかけていく必要性があるのだと感じています。



しかし、本当に大事なことは点数ではありません。点数が良くなければ、今のままの勉強ではダメだということ。良ければ、今の勉強を続けていけばよい。これがポイントです。



苦手があるのに気が付かず、中学生になってから慌てるのが1番大変なケース。勉強は現在進行形ですので、学年をさかのぼって勉強することがどれだけ大変なことか。



こうした現在の自分の位置を知り、自分の得意不得意を見つけることが実力テストの目的なのです。



そして、今週は模試の間違い直しが勉強のメインです。せっかく模試で、自分が解けない問題を発見したのです。この弱点をつぶしていくことが、学力アップの近道ですよ。



解説を読みながら、国語読解であれば本文中のどこに書いてあるのか。選択肢のどの部分が違うのか。選択肢の違う部分が、本文をもとに説明できるのか。



このように解説と本文と問題文をにらめっこしながら、じっくり考えて納得するような間違い直しを小学生のうちから定着させる。学校がやらないことなので、定着には時間がかかりますが粘り強く指導していきます。



新規入塾性の中学生でも答えをテキストに直接赤字で書いて、「間違い直ししました」って平気で言いますからね。説明して、やらせてみて、できているか先生が確認する。難しい問題は先生と一緒に解く。



今週はこれが小学生の授業内容です。コツコツ積み重ねていきますよ。



普段スク玉授業を受けていない生徒も、このテストに参戦してくれた生徒が複数人いました。ありがとうございます。成績表は約4週間後に返却されます。それまでに自己採点して、得意教科だけでもご家庭で直しをしてくださいね。



なかなか塾へ通えないという方は、実力テストだけ受験もありです。ぜひ塾を使ってください。次のテストは冬です。しっかり修正部分を改善してらっしゃい。



では、また明日(*^^)v。





 

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