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ノートの余白は多い派?少ない派?

夏の準備もラストスパート さんなん です。受験生の夏は天王山と言いますが、非受験生にとっても大事な夏です。小学生も中学生も高校生も、皆にとって勉強面では充実できるようにギリギリまで準備をしていきます。




 
さて、今日は「さんなんの独り言シリーズ」です。思ったことをそのまま文字起こしするもの。よろしければお付き合いください。



教育現場でノートの使い方の指導が必要かどうか悩むときがあります。それは「東大生のノート術」という本で書かれてある「余白を多めにとる」かどうかということ。



よく中学生のノートを見ていると、「モッタイナイ」といって行間を空けず埋めてしまって、どっからどこまでが何?って感じのノートになっていることが多いんですね。

 

しかも、文字や数字たちがギューギュー詰めで小さく書いてたりすると自分でも見間違えて、漢字のミスや計算ミスをしていることに気が付かず丸付けしたり、計算ミスしたりすることはたびたびあります。私も細かい字を見るのに、目を細めないと見えないのでチェックが大変なんですよ。


 
広く、見やすく使うことでそういったミスをなくせるのに、実に「モッタイナイ」なとよく思います。よって塾で小学生や中学生に対しては、必ず行間を開けるように指導しています。



しかし、正直に言えば「何が正解かは自分自身で考えてもらいたい」んですね。


 
目的は成績向上です。ノートの取り方が上手かどうかは手段であって、その方法は1つではないハズ。

 

かりにノートがぐちゃぐちゃで醜いことこの上ない場合でも、成績が順調に伸びているなら大丈夫でしょう。あえて修正する必要があるのでしょうか。


 
もし東大へ行きたいなら『東大合格生のノートはかならず美しい』を参考に、少しでも東大生の勉強の仕方をまねて、効率的・効果的な勉強をしたいと思うなら参考にすべきです。
 

 
結局目的は成績を上げることですが、それには達成感が必要です。達成感があれば、勉強も続けられるし、継続することで成績は上がります。

 


■「余白多い派」

ノートを広くとることの利点は
・分かりやすく、見やすいので頭に入りやす
・追記がしやすい
・どんどんノートがなくなる



「追記ってなんだ?」いう人も多いでしょう。それはもう勉強の質があんまり高くないとは思いますが、それでも成績が伸びてる人もいます。それだけ基礎能力が高く、問題数も解いている場合は上がります。


 
いずれにせよノートは早くなくなりますから、「どれだけ勉強したか」が目に見えるようになります。見える化ですね。

 


広く大胆にノートを使うことで、つめつめで1冊ノートを使うところを3冊や4冊使うことになります。



「ノート1冊分勉強した!」よりも、「ノート4冊分勉強した!」の方が達成感がありますよね?


 
問題数は変わらなくても。
 


要は気持ちですけど、4冊もやると、あと1冊で5冊になるからキリが良いので、やりたくなったりするんですよね。
 


スーパーでも、「2つで○○円」とか書いてると「2つ買った方がお得だね!もう一つ買っちゃおう!」となるのと同じです。結局あんまり値段が変わらなかったりすることも少なくないですし、そもそも1つだけ買う方が安いに決まっているのにね。


 
ポイントカードとかもそうですね。「あっちの店で買った方がポイントがたまるから、あっちで買おう!」と、ガソリン代の事は勘定に入れず遠くのお店に行ったり。


 
要は気持ちです。
 

 
なので、新しいノートを買うときは10冊単位で買うってことです。1~2冊ずつ買ったりすると、やっぱりどんどんノートを消費するのはモッタイナイという感覚が刷り込まれます。
 


勉強は将来への投資です。参考書や問題集もそうですが、ノートもその一つ。


 
ネットだとまとめ買いができると安くなるので、50冊買ってもそんなにバカ高い金額にはなりません。受験生さんは、夏前にノートのストックをお願いします。
 

 


■「余白少ない派」

上とは逆に、ビッシリ書き込むタイプ。
 

 
これはノートがホントに消費されません。ビッシリ余白がないやんっていうくらい埋めるやつですね。そうすると1日で1ページか2ページしか埋まらないかと。

 
 
でも、これを一つの基準として勉強するのもありかと。


 
塾にもいますが、「余白があると気が済まない」といって端から端までビッシリ書きこんであります。
 


実際2ページ分しか一日で消費しません。
 


でも毎回それくらいやってますから、「今日も勉強するぞ!」と始めれば、ページが余白がなくなるまで勉強しないと気が済まないタイプですから、自動的に1ページ分の勉強時間は確保するようになります。



「よっし、今日も1ページ埋め尽くすぜ!」こんな達成感もアリじゃないですか。
 


 
いかがでしょうか。 スク玉は「自分で勉強できる」ということが目標ですので、自分で考えてもらうようにしています。




勉強の型がないうちは塾から基準を提示しますが、自分で動き出したら「ああしなさい」「こうしなさい」とは言わない方が良いのではないか。これをいつも悩みます。



自分で「何が足りないのか、何を変えなきゃいけないのか、どんなノートの取り方が知識の定着が早いのか」を考える機会をなくしてしまいます。
  

 
効率の悪い勉強も勉強です。まずはやってみて、ダメだなと思ったらどんどん改善しましょう!自分で考えて勉強しているうちは、無駄な勉強ではありませんからね。



短期間で結果を出すのが良い教育なのか、長い目で見守るのが良い教育なのか。生徒一人ひとり、どこまで考えて勉強しているのか。それ次第でしょうか。



それでは、今日はここまでです。いよいよ夏直前、暑くなりましたので熱中症にはくれぐれご注意ください。また明日(*^^)v



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