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洗車と戦車

暑がりな　さんなん　です。玉野校の英語の部屋のエアコンが１台ダウンしてしまい、急遽交換することになりました。調子がいいときはつくんですが、約５分経ったら電源が自動的にオフしちゃう。電気屋さんに診てもらったんですが、10年経っていることもあり「正直、よくわからない」とのお返事。お掃除機能付きはどうも寿命が短いのかしら。この先に夏期講習もありますので、諦めて買い替えました。

さて、今日は小学生のスク玉コースのグループ授業の中から漢検の勉強の様子をお届けします。

小学６年生であれば漢検５級のテキストを使っております。5級はステップ26までありますので、１週間で１ステップずつ取り組んでいき、26週で完成させます。毎週の取り組み方は以下の通りです。

①漢字の部首、音訓、漢字の意味、用例はノートに写す。
②漢字練習帳で漢字の練習。
③漢検テキスト読みの練習。
④漢検テキスト語句の練習。
⑤漢検テキスト書き取りの練習。
⑥③～⑤の間違い直しと意味調べ。

①～⑥が家で宿題。

⑦宿題チェック。
⑧小テスト(20点満点)＋採点。
⑨小テストの間違い直しと意味調べ。
⑩小テスト追試(別日)。

⑦～⑨は塾で取り組みます。トメ、ハネ、ハライは意識付けとして大事なので、小テストの採点は先生が行います。また、⑩は間違い直しを先生が目視で確認し、目の前で音読してから追試という流れにしています。

今週はステップ15のテストだったので、すでに折り返しに入っています。これを秋まで続けて、10月の漢検に全員合格目指して積み重ねていきます。

ちょうど今日のテストでは、合格者(16点以上)は初の9割達成でした。4月の頃に比べると本当に全体的によくなってきましたね。

もちろん１度も不合格になったことがない強者も半数近くおりますが、最初はなかなかこのペースについていくだけでも大変のようです。特に①と⑥が時間がかかりますね。

春は「辞書は使ったことがありません」という生徒もいましたからね。「小６でそんなことあります？」と内心思いましたが、地元の小学校ではこういった数字に見えない部分で穴があるのはよくあることです。今からやるしかないんです。

そうそう。毎回合格しているメンバーでも、取り組み方が良くない生徒もいます。それを確認する為に⑦があるのでが・・・。

間違い直しの時に、「漢字」→「意味調べ」→「漢字練習」という順番をルールにしているんです。これを、いつも「意味調べ」を最後にする生徒が未だにいます。意味を知らない漢字を何度も書くより、先に意味を調べることで知っている状態で漢字練習した方が定着率は各段と良くなるのにね。

また、テキストを見ると、間違えて〇がついている生徒もちらほら見かけるんですよ。今日も、

(問題)　父が庭で　センシャ　をしている。

(答え)　父が庭で　戦車　をしている。

どかーーん。

洗車　が正解なのに　戦車　で赤〇がうってあるんですから、やんなっちゃう。現場では笑いをこらえるのに必死です。

だからね、単にテストの点数だけで安心してはダメ。こういった中身も含めて、改善していかないと。言って直るなら楽なものですが、普通の子ってそう簡単に変わりません。「明らかに１つ違うんだけど、探しなさい？」って自分で探させていますが、素の部分の修正って時間はかかりそうですね。

それでは今日はここまでです。

今日は漢検の勉強の様子についてのブログでした。漢字と計算は練習すれば誰でも、できるようになります。地味な勉強ですが、１つずつ積み上げていくことで強力な威力がでますから頑張りましょうね。

毎回合格している人は、毎回満点を目指そうね。

あ、そういえば、先ほどの戦車の問題でもう一人違っている子がいました。

(答え）　父が庭で　染車　をしている。

車を染める・・・こういうことか？