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そんなテスト意味ないんじゃないの!?

傘のバーゲンセール さんなん です。先週お伝えした「この傘とまれ」が始まりました。持ち主が見つかった傘は5~6本ほどありました。よかったよかった。残りの傘は今週に限り早いもの順となっております。よろしければどうぞ。





さて、相変わらず教育現場で指導をしているとよくある光景をお届けします。これは小学生も中学生も高校生も当てはまるもので、授業中にも生徒たちに伝えていることでもあります。今日は小学生の授業を使って、それをシェアしますね。




スク玉小学部では、毎週決まった曜日に漢検テキストの確認テストがあります。もちろん生徒たちも知っています。20点中16点以上合格で追試もあるし、間違えたらもちろん漢検ノートへの間違い直しもあります。




必死なわけですよ。彼らも、彼女らも。
その気持ちはわからんでもない。



でもさ。



「そんなテスト意味ないんじゃないか!?」
 って私は彼らに伝えました。





何だと思いますか?





それは「
テストが配られる直前までテキストを見ている」んです。


アルアルなんですよね。




しかも、数年前にはこんなことを言ってた生徒もいました。


「だって、学校だったらいいもん」


「でた!すぐ学校のせいにするアカンやつ」







基本的に、小学生はこのような良くない意識が付かないように、


「暗唱」
  ↓
「漢検テスト」


と必ず確認テストの前に1つ作業を挟むように授業を組んでいます。


もちろん確認テストの直前の瞬間記憶が良くないことも伝えてあります。





当然「暗唱」の時は、漢検テストは机の中にしまってあるわけです。


で、「暗唱」の練習が終わった瞬間に、見るんですよね。


「そんなテスト意味ないんじゃないの?」


今日も一人、叱りました。




子供は瞬間記憶には長けています。しかし、瞬間記憶は忘れるのも一瞬なんです。瞬間記憶は否定しませんが、塾はその力を伸ばしたいわけではないんですよ。それに頼ってしまっているうちは、コツコツ努力はしないんです。



人は楽な方へ流される才能がありますので、良くない習慣は改善しなくてはいけません。



中学生は塾の単語テストで、たまに見かけます。高校生は、本人が「毎週ある学校の単語テストで、ついついこれをやっちゃう」と言いますもん。



こういった数字に見えない部分は、どの生徒でも潜在意識の中にあります。そこと戦えるかどうかも、その子が持っている学力なんだと思っています。



よく「学校のテストなら良い点数が取れるのですが、模試だと得点が取れません」という小学生のお母さんからのご相談も、この瞬間記憶に頼り過ぎているのかもしれません。



いいですか。


範囲が狭い確認テスト系は、必ず間に何か1つ挟む。


これがポイントです。





ちなみに


今日のブログの冒頭の話題を覚えていますか?



どんな話でしたっけ?




そうです!




「この傘止まれ」です。



人は思い出す時に、知識が定着します。



だから、こうやって必ず間に何か1つ別のことを挟んでから確認テストをしましょうね。



では、また明日(*^^)v。



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