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小学生の教科書はこう変わる①(令和2年度からの教科書)

この地域の愛知県公立高校入試の定員に変動がなく安心した さんなん です。結局、愛知県内では8学級が削減されるみたいです。ちなみに公立高校入試まであと118日です。センター試験まではあと71日。きっとあっという間なんだろうな。



さて先日、名古屋で勉強会がありました。そこで得た情報をお届けします。今日は「小学校の教科書はこう変わる①」です。



来年度から変わる小学校の教科書の1番のポイントは、大学入試改革へとつながっていることです。今までの「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」も入試で確認しますよ~というものです。



小学校の教科書の変化をざっくりとお伝えすると、
①算数では、練習問題数が約1.3倍!
➁どの教科もスパイラル方式(繰り返し)が目立つ!
③グラフ、イラスト、写真など資料の読み取りが重点化!
④実生活、実社会とのつながり、さらには課題を意識した作り!
⑤生徒用教科書にQRコードが多用!
⑥QRコードからは、類題、音声、映像など、多彩なコンテンツが対応!

です。


私が1番驚いたことは、⑤のQRコードが教科書に導入されることです。QRコードをスマホでかざすと、算数の類題を解くことができますし、理科だと火山の噴火を動画(1コンテンツ30~40秒ぐらい)で確認することができます。英語は発音を耳で聞くことができます。もうCDいりません。



科目ごとで言えば、算数の教科書にはインターネットの利用率や自動運転自動車の走行に対する意見など、実社会のことも表やグラフになって登場します。


理科の教科書を見て思ったのは、対話文(吹き出し)が多いです。あれはマンガが読めないと、内容が把握できないかもしれません。かといって、マンガを読めと言ってるわけではありませんが・・・。




英語は、CLIL(クリル)という教育法が導入されているみたいです。これは理科や社会などの教科学習と英語の語学学習を統合したもので、1つのテーマを決めて、英語を使ってみんなで勉強するみたいです。




例えば、教科書に食物連鎖について学ぶ単元があります。ここでは動物名がたくさんでてきます。トラがシマウマを食べる。ワシはヘビを食べます。ヘビはカエルを食べます。こんな文章を英語を使って学ぶという感じです。これが新しい教科書に導入されています。



全体的なお話はこんな感じですね。いかがでしょうか。ぼんやりと全体像はイメージできましたか。自分が小学生の頃とは、教科書の構成そのものが大きく変わりました。そして、ゆとり世代の時のスカスカの教科書が、結構中身ぎっしり詰まっている印象も受けました。




せっかくなので、もう少し新しい教科書をもう少し掘り下げてみたいところですが、長くなったので今日はここまでにして続きは明日にします。




掘り下げる科目は、やはり英語です。今年度までのなんちゃって英語とはわけが違いますので、明日は英語の教科書『NEW HORIZON Elementary』にスポットを当ててご紹介します。NEW HORIZONは、中学校でお馴染みですね。これが小学校に降りてきます。



それでは、また明日。今日もお読みいただきありがとうございました。

 








(見づらいですが、理科の内容を英語で学ぶ感じ)


(各パーツの左上QRコードがある)







 

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