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小5生から勉強法!

スーパーでシュウマイを買って忘れてきた さんなん です。1つ新しいことをすると1つ抜けるんですよね。常に他事を考えているのが原因かもしれませんが、昔からなので自分では諦めています。もし「先生にお願いしたのに、まだ返事がこない」というものがあれば、遠慮なくLINEで連絡をくださいね。


 
 
さて、本日は教育現場だからこそ感じることをお伝えします。



題名タイトル通り、主役は小学5年生です。小5生は、小学生6年間の中でも一番注意が必要な学年です。一つは「勉強法が変わる」こと、もう一つは「自我が生まれる」こと。この2つが重なる時期が小5なんです。
 


■勉強法はどう変わる?
小4までは「音」で覚える、小5からは「手」で覚える

聞いて覚えることができる学年は小4までです。暗記も音読したり、先生の説明を聞いたりするだけでも頭に入ります。



いわゆる「10歳までの脳」や「習い事は“つ”をつけることができる年齢まで」というのもこの為だと考えています。



だから小5からは少しずつ勉強法を変えていく必要があるのです。



頭で深く考えることに対して脳が喜びます。その代わり、少しずつ音で覚えることができなくなります。これは「脳」が成長していくことがその要因だと言われています。


中学受験の世界でも小5からは習う内容が一気に難しくなりますが、それは脳の受け皿ができるからなのです。学力の差が生まれるのもこの学年なのです。


 


■自我が生まれる
もう一つの変化は、「自我が生まれる」時期だということ。


これ成長の過程なので、本来であれば歓迎すべきことです。しかし、「自分で決めたい年齢」でもあります。今まで親の言う事を素直に聞いていた我が子が、急に言った通りにやらなくなる。聞いているふりをして、実はごまかしていたなんてことは、保護者面談でも良く聞きます。
 


女の子は少し背伸びをして化粧をしてみたり、男の子は異性の存在が気になります。いい意味では、周りと比べるようになります。悪い意味では、周りの影響を受けやすくなります。
 


脱線話ですが、以前スク玉の国算コースと某英会話教室を併用していた生徒が「スク玉を辞めたい」と言ったことがありました。


親が本人に話を聞くと、英会話の方が少人数だし、ワイワイ楽しいとのこと。楽しいっていい意味ならよいのですが、ラクを覚えてしまうとコツコツ勉強するのが嫌になるもの。塾は継続したので知らなかったのですが、そのお母さんから英会話教室の方を辞めさせたと数か月後にお聞きしました。こんなご相談が多いのも小5生が多いです。
 
 
 
■学習で気を付ける事は?
小5生という学年は、算数も単元数が一気に増える学年です。理科や社会も、中学校につながる単元を扱います。学習する「量」が求められる中、気づかないうちに今まで「音」で覚えていたことが「音」だけでは覚えることができなくなってしまいます。


今までと同じ勉強をしていても、覚えににく感じるので難しいと勘違いする子もいます。その分、余計に時間がかかりますが、その時間の確保がとにかく大事です。
 


また、小学3・4で習う漢字は、小学校6年間の中でも最も多いのは以前お伝えしました。小3、4で漢字をしっかり勉強してこなかった子は、文章を理解しづらくなるのも小5という学年で表面化します。



「授業についていけない」というご相談が多いのもこの学年でもあり、最初に述べた通り学力の「差」が出るのもこの学年なのです。1番怖いのは、それに気づかないまま時が過ぎること。年に3回は学力テストを受検をおススメしているのもそのためです。
 
 
 

■我が子の成長戦略は?
小5からは習い事を整理して、勉強に集中できる時間を作ってあげてください。



サッカーなどクラブチームに所属している生徒は、週末は練習で勉強ができませんので、平日は予定を空けるような工夫が良いと思います。

 

スク玉では、小5からは理科、社会を必須にしてより多くのことを学んで欲しいというカリキュラムになっています。夏休みや冬休みの講習には、算数の難しい問題にも挑戦します。



可能なら、他塾でも良いので英語も習っていただいていれば5教科の勉強が始まることになります。この5教科を勉強できる時間の確保をお願いしたいですね。
 


通信教育を取ると決めたご家庭はテストの提出期限を守るように学習管理をしてあげてください。まずは習慣です。1週間単位でやることを決めて、確認テストまでできたらいうことはありません。
 


それでは今日はここまでです。
 



今日のブログは、個人差があるものの誰しもが通る道だと思います。くれぐれも我が子へのアンテナだけは張っておいて、困ったら早めのご相談をお願いします。本日は、小5生の話題を中心に教育現場最前線からお届けしました。



また明日(*^^)v。



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