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小学部。春の実力テスト返却!!我が子のステージの確認を!!

中3の修学旅行はとある宗教団体の暴動で、東京観光がなくなりその日はディズニーで遊び放題だった記憶がある さんなん です。今年の中3生さんはコロナ拡大の影響で、ディズニーに行けなくなって残念そうでしたね。中2のキャンプもカレー作りが中止になったみたいですね。中止にならずに行けるだけでいいじゃんと言ってよいものか、何とも声がかけにくいものです。

 
 
さて、春に行われた小学生の実力模試の成績が届きました。さっそく受験していただいた方へ返却してきますね。その際、保護者の方に「この点に気を付けてみて欲しい」という内容をお伝えします。
 
 

小学生で気を付けるべきところは2つです。
  


■ステップ1.我が子はどのステージにいるのか?

現在地の確認です。実力がわからないのに問題集を選ぶことはナンセンスだし、将来的にどこの高校を受験しようというのも決めることはできません。今の勉強量や課題のレベルが正しいのか、勉強はここから始まります。




☆小学生の実力テスト【偏差値の目安】
【ステージ⓪】国語40・算数40
地元では約半数の生徒はこのステージだが、そのことに気づいていない方が多い。まずは学校の教科書レベルの読み、書き、計算、そして暗記力を鍛える勉強から始めるべし。このまま中学生になると授業についていけないので、早期対策が必要。特に国語の強化(会話・読書習慣)は、ご家庭で意図的に変えてください。
 

 
【ステージ①】国語45・算数45
学校では「勉強面では問題ない」と言われるが、このままだと中学生の勉強「量」についていけない。また、このステージまでこないと理科や社会の資料を読めないだけでなく、算数の文章題にも苦戦する。全国偏差値より約マイナス5がこの地域の平均値です。基礎学力の強化と、勉強「量」にも耐えられるように毎日の習慣づけが大切です。
 
 


【ステージ②】国語50・算数50
学校では良くできると言われる。このステージまでくると、ようやく中学の勉強内容にも立ち向かえるようになるので、小6までにはこのステージになるように。次の課題は、理科、社会と幅広い知識を吸収できるようにすること。英語も含めて、どの教科もバランスよく勉強をしていくとよい。
 


 
【ステージ③】国語・算数55以上&英語・理科・社会50以上
学校では優秀だと言われるレベル。この地域だと中学生になれば上位25%を狙える位置。次のステージにいくには、苦手克服よりも得意なものを伸ばしてあげること。そうすると、不思議と他教科も伸びてくるもの。誰にも負けない得意科目を作ろう。
 


 
【ステージ④】国語・算数60以上&英語・理科・社会55以上
この地域の中学生になれば上位15%を狙えます。市販の中学受験のレベルの問題にトライしても大丈夫。英語は、少なくとも小学生のうちに英検5級は取っておいてください。
 
 
 
 
■ステップ2.どうしたら1つ上のステージにいけるのか?

我が子のステージ位置を確認したら、我が子が次のステージに行くためにどうしたらよいのかを考えます。つまり、今の勉強法の見直しですね。
 


成績表の2枚目には、科目別の得点率が載っています。下に行くにつれて正答率が下がっていきます。この表を見て弱点を探して克服するというのがポイントですが、小学生はもっとおおざっぱな対策で大丈夫です(対策としては、ステップ1に書いてあることを意識してください)。



今の成績が良いのであれば、今の勉強を続けましょう。今の成績を変える必要があるのであれば、何かを変える必要があります。この発想が大切です。
 



ただし、ステージ③④にいるのに正答率60%以上の問題でミスがちょいちょいある場合。反対に、ステージ①②にいるのに正答率40%以下の問題をちょいちょい正解している場合は、実力以上に点数を取っている場合がありますのでこの点だけは確認してくださいね。だからこそ、年3回は模試を受験すると、そのムラがあるかは確認できます。
 


良いものは継続!悪ければ改善! 
大事なので、2回伝えました。 


 
 
■最後に
「小学生に模試は必要か??」という問いに対しては、

「年3回は受検は受検してください」と言いたい。 
 


理由は2つあります。
1つ目は、小学校の通知表は「授業態度」重視だから。

2つ目は、小学校のテストは「今習った単元を、その瞬間にテストする(暗記力テスト)」だから。



つまり、小学校では本当に知識が定着したかどうか、実力を測ることはできないのです。また、きっと学校の面談でも悪いことは言われないハズです。良いところを見つけて伝えるのが学校の先生の役割です。だから、小学生の内から正しい実力を図る意味でも模試を受けていただけたらと思います。
 
 


我が子の実力がわからないのに、通信教材や市販の問題集を選ぶことはできません。我が子のステージ次第では、その教材はミスマッチかもしれません。我が子の学力を守るのは保護者ですよ。



この時期は学校の担任の先生が変わるはずです。特に小学校は学校の先生によって宿題の出し方、宿題の量だけでなく、漢字の〇つけの基準や授業の受け方、ノートの取り方などがガラリと変わります。




「昨年の先生は宿題も多く、漢字もトメ・ハネ・ハライも厳しかった。今年、先生が変わってから、うちの子は漢字が雑になった。練習量が減った。」なんてことはよくあります。3か月も経つと習慣は変わってしまったので、今まで良かったものが悪くならないように観察しておいてください。



それでは今日はここまでです。



また明日も頑張りましょう(*^^)v。





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