まだまだ気が抜けない　さんなん　です。正月明けからも走りづめの受験生さんたちを見ていると、明らかに疲れが見える生徒もいます。それでも頑張り続ける彼ら彼女らより先にこちらがバテるわけにはいきませんので、もうひと踏ん張りしましょうか。




さて、注目の大学入試共通テストが終わりました。どの教科も‐10点は平均点が下がるとの前情報でしたが、河合塾や東進予備校の予想平均点は大きく点数は下がってきませんでした。それでも塾生に聞くと、多くの科目で傾向が変わったのは間違いないようです。中でも、化学はオタクしか解けない問題でもあったようですね。




■点数に「差」が生まれた科目は？
英語リーディングと数学ⅠAの２科目です。


英語に関しては、グラフや表の読み取りも含めてガラリと形式が変わりました。そして、何よりセンター試験と比較すると語彙数が増えました（センター試験→約4,300word,共通テスト→約5,500word）。



発音やアクセント、文法、整序英作文などの問題が廃止され、読解問題のみで構成された今回の共通テスト。その為、問題全体の総語数は約1,200語以上も増えました。



多くの問題に図表やグラフが資料として出され、複数の情報源から要点を把握する力が求められるものでした。




また、数学ⅠAは、試験時間が60分から70分に変更されましたが、その分の問題数が多かった。点取り問題レベルが数問あった以外の問題の難易度は従来と同程度とあまり変化がなかったのですが、７～８ページも増えた為に解ききれなかったとの話を多く聞きました。慌てず１つずつ取りにいけたかどうかがポイントになりそうです。




この二つに共通するのが速読と速算です。




ご存じの通り思考力、判断力、表現力というキーワードが新しい大学入試制度の柱でしたが、実際は記述問題は見送りになりましたよね。




そして、上記の２教科は特に今まで以上の情報処理の能力が問われることになりました。




覚えた知識を素早く引き出して、「文章を読み解く」「解法を導き出す」。その為には、確固たる基礎力の土台作りが必要です。人が持つ才能の１つとして反復練習をすると速くなる。一流のスポーツ選手でも、毎日の基本練習を怠らないのと同じです。引き続き、これらの力は必要だという事がわかりましたね。



英語を速く読むことは中学生からでもできます。しかし、高１で文法を習い終えてからが、本当の英文解釈の練習です。愛知県の高校受験では、英語はそれほど速読は求められてきませんので、中学生の内は文法もしっかり身につけておいてください。



数学は中学生からスピードアップが必要です。しっかり考える問題は考える、それ以外の問題は速く正確に解くためにも一定の演習量は必要です。高１になると数学Ⅰと数学Ａを同時に習います。両立させるためにも、その土台を作っておかないといけません。それにはやはり中学生の内から習得すべきことだと考えます。



共通テストは終わりましたが、高１や高２の生徒は必ず問題には目を通しておいてください。特に上記２教科においては、学校でやってきた予想問題とは形式が異なって、相当に焦ったと生徒から聞きました。どんな形式でもできるようにする！そのためにも中学生での学校の定期テストでも、過去問に頼りすぎる勉強をしてはいけませんよ。




それでは今日はここまでです。




共通テストを受けて、時間が取れる中学生の内に得意をもっと伸ばすことも視野に入れつつ、また少しカリキュラムをいじるかもしれません。英語も数学も積み重ねの科目ですので、学年に縛られることなく勉強していく必要性も感じています。




それではまた明日(*^^)v。

（スク玉高校部）





☆お問合せはこちらから
(メールでお問合せ)


(LINE＠登録でお問合せ【お問合せ専用】)

ー・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－・－
スク玉ブログ連絡用LINE＠を作りました。よかったらご登録ください。(塾生の方も、塾生でない方もどうぞ)
※塾連絡は、塾生専用のLINE＠にてご連絡します。
↓↓↓このLINE＠の用途は、スク玉ブログの更新のみ↓↓↓