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高校生!英語長文を速く読む2つの練習法!

最近過ごしやすい気温になって喜んでいる さんなん です。とにかく暑がりなので、ようやく活動しやすくなりました。バリバリ働きますよ。



さて、入試の英語がどんどん長くなっている傾向は、みなさんご承知の通り。早く読む練習が必要だという認識も、正しいところです。しかし、模試では時間が足りないという声ばかり。



どうやったら速く読めるようになるのか?

  

 
 スク玉では高2になると2種類の多読を取り入れています。
1つは英文解釈、もう1つはレベル別長文読解です。



英文解釈は、
・単語の品詞を推定しながら、構造分解をする(SVOC)
・和訳する
・解説との差を埋める




レベル別長文読解は、
・全体の意味を把握する
・構造分解する
・前から読む練習をする




両方とも、自身の英語レベルの1つぐらい下の英文から読んでいきます。




しかし、読んでいて
 
こんな簡単でいいの?
 
ということを聞いてくる生徒がいるんですよ。
 

 


全く問題ありません。


確かに学校の教科書に比べればはるかに簡単ですが、
学校とは目的意識が異なります。

 
 

それは、日本語に置き換えなくても読める文を大量に読んで、
日本語に置き換えながら読む癖を直すため。

 



英語→日本語→「分かった!」よりも、
英語→「分かった!」の方が圧倒的に速いです。
 


学校で習う英語は後ろから前に訳していく「精読」です。精読は、内容把握と構文・文法解説という点では良いのですが長文を速く読むという練習にはなりません。



また、英語は語学です。語学は継続できるかどうかがカギになります。そういう点でも、できるだけ内容がわかる英文を読むことから始める方が圧倒的に効率が良いのです。
 




それで難しい文章も読めるようになるの?



もちろんなります!!

 


生徒たちの解く姿を見ると、英語から日本語に訳すことに一生懸命になっています。意味がわかった!と思うとそこで満足してしまい、読みながら何の話か意味をつなげることまでは考えていないんですよね。
 


つまり、「文章の流れがつかめず、類推できない」。だから、何度も何度も読むので時間がかかるという現象が起きるのです。

 


それが、前から前からそのまま読むようにすると自然に流れがつかめるようになります。もちろん、単語は勉強しないといけませんので単語帳も併用しております。

 
  

そして、正しく英文をとらえるためには文法は必要です。



だって、文法というものはルール。文法がわかれば複雑な文も単純な構造でできていることが見えてきます。そうすると意味を取るのにも超役立ちます。所詮、文型は5つしかありませんから。
 



英語の勉強の流れは、高1で文法を一通り完成させ、高2から多読で速く読む練習をして受験までつなげる。




特に今年度から共通テストでは文法の問題が出題されません(私立大の一般入試にも変化があるかも)。その分、英文が長くなります。



逆に言えば、『速く英文を読むことができれば、必ず英語は得点源になる』と言えます。



まだ高3で苦戦している生徒もいますが、彼らはギリギリまでこの練習をしていきます。高1生はまずは文法を、高2生はそろそろ長文の練習を。今の内から先を見据えて、受験対策をしていきましょう。



それでは今日はここまでです。今日は高校生の英語の勉強について、お伝えしました。



また明日(^^)/。








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