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HOME > スク玉ブログ > スク玉人気ブログ > 通知表の秘密!これだけ覚えておけばOK!
スク玉ブログ
通知表の秘密!これだけ覚えておけばOK!
「人生において、他人と比較することを止めると悩みの7割は解消する」そんな言葉を聞いたことがあります さんなん です。『敵は内にあり』、今日も自分に負けない気持ちを胸に秘めています。それでも兄弟の下の子は、いい意味でも悪い意味でもマイペース。人と比べられるのが嫌だけど、勝手に人と競い合う性格。「あなたはあなた。他人は他人。自分自身に負けなければいいの」と声掛けをしてあげてください。
さて、今日は旬のネタを投入します。1学期が終わりましたので、お手元には通知表があるハズです。ぜひ、そちらをご覧になりながらブログを読んでみてください。いつものネタですが、大事なことは繰り返していかねば。「通知表の秘密」を簡潔にお伝えします。
■通知表を見て思う事
さんなんが中学生の頃は「相対評価」で通知表がついていました。それに対して今は「絶対評価」で通知表がついています。この違いは、自分を集団と比較するか(相対評価)、一定基準で評価するか(絶対評価)、です。極端な話、全員がテストで90点以上を取って、さらに授業態度、提出物が文句なければ、全員に「5」が付きます。
しかし、近年は「評定」のつき方が、どうも相対評価の時に似ています。あくまでも私の感覚ですが、「5」や「4」の人数は学校ごとに人数制限している気がします。
■我が子の通知表、どこを見ればいい!?
通知表の「評定」は、「観点別」の合計値で決まるようです。だから、評定を上げるには、観点別の評価を上げるしかありません。国語以外は4つの評価観点がありますので、評定を上げるためにはどの観点に力を入れればよいのかがわかります。
ちなみに一宮市の通知表の観点別は「◎」「〇」「空欄」、稲沢市は「A」「B」「C」となっております。稲沢市の方は、「A」=「◎」、「B」=「〇」、「C」=「空欄」と置き換えてご覧ください。
評定「5」を取るには、「◎◎◎◎」もしくは「◎◎◎〇」のどちらかと決まっているようです(記号は順不同)。評定「4」であれば、「◎◎◎◎」「◎◎〇〇」「◎〇〇〇」など、観点別にも数値が隠れていて、その合計値が「5」や「4」に決められた基準内に収まる必要があるようです。
■「観点別」は「学校の授業への取り組み方・提出物」か「定期テスト・小テスト」で決まる!
これも感覚的なので、参考程度として聞いてください。下図のように、1番上の「関心・意欲・態度」は学校の授業での評価のみになります。授業への取り組み方や提出物が主な項目だと考えられます。
1番下の「知識・理解」は定期テストの得点が評価されるようです。真ん中二つは授業中の小テストや授業ノートの評価が主に評価され、定期テストの一部もここに反映されるようです(上の%数値は私の感覚なので、参考程度にしてください)。
つまり塾や家庭がなんとかできる部分は定期テストの部分であって、授業中の本人の態度や姿勢はわかりません。提出物1つ取っても、提出日がいつなのか、先生が言ったルールに合っているかどうかは、やはり本人しかわからないのです。
また、これだけ学校での授業中のことが通知表に影響するのです。この部分を塾に助けを求められても、課題の取り組み方をその都度確認してくれる個別指導塾以外は改善できません。スク玉としても、テストで点を取ることに集中します。
■内申あるあるQ&Aコーナー
Q1.内申はどうやったらあがりますか?
まずは観点別に分析してみてください。観点別は「◎」でも数値に高い、低いがあります。空欄があれば〇に、〇は◎に、というように、自分に足りていない部分を客観的に見て改善していく。
これも過去の傾向ですが、中3になると中2の頃より厳しめについています。ギリギリ「5」だった人は「4」に、ギリギリ「4」だった人は「3」になっています。どの先生も仕方がないとはいえ、受験生の通知表は下げたくあげません。1学期の通知表は受験には関係ないので、厳しくつけておく・・・そんなことできるのでしょうかね。先生によって評価の仕方は異なるため、もし教科担当の先生が代わると昨年と評価の視点が異なるのは当然ですね。
Q2.授業中に手を挙げた方がいいですか?
挙げないよりは、挙げた方がよいです。しかし、手を挙げていない生徒でも「5」をもらっている生徒は確実にいます。それだけで「関心・意欲・態度」の観点評価は上がるものではないようです。
さらに、テスト前に先生に質問しに行くと良いという噂もあります。提出する問題集を目一杯埋めると評価が高くなるという噂もあります。個人的には、「テストで得点を取れば文句なし」というスタンスです。もし、わからなければ聞きに行き、間違えた漢字であれば反復練習する。必要以上のノートまとめや目一杯埋めることは反対です。
Q3.先生に媚びを売った方がよいですか?
いい子にしていなくても、先生が言った方法で取り組めば問題ありません。過去に先生と大口論になった生徒でも、通知表「5」をもらってきたことがあります。「評定」は、客観性も加味してつけることになっているので、一概に先生の好き嫌いだけで決まるものではありません。
もちろん相手は先生ですから、敬意は払いつつも人としては対等に接すれば大丈夫です。もちろん頑張っている生徒には、誰もが応援したいもの。そういった頑張りを形で示す方が得策です。
Q4.授業中も真面目、提出物も期限通りに出しています。しかし、1番上が「◎」になりません。なぜでしょうか。
評価というのは相手がするものです。自分がそのつもりでも、先生から見たら条件に満たしていないということはよくあることです。提出物のやり方が先生が言うルールを守っていない可能性もあります。また、授業中に、よく後ろを向いたり、私語があったり、肘をつきながら、足を組みながら。相手に対して失礼に値することは、先生によっては意欲が低いと評価されるかもしれません。
だから、通知表をもらった時に「何この通知表は!あんた、提出物ちゃんと出してるの~!!」と言っても、本人に自覚がない以上行っても無意味です。本当のことを知りたければ、保護者面談の時に聞いておくことをおススメします。
Q5.何が足りていないか、わかりません。どうしたらよいでしょうか?
授業担当の先生に聞いてみたらどうでしょうか。先生だって忙しいとは思いますが、生徒の相談に対して迷惑だっていう方はいませんのでご安心を。先生の立場からしたら「どの部分が足りていませんか?」「どの部分を改善したらよくなりますか?」など聞いてくれると、普段言えない部分が言いやすくなるので助かると思いますよ。
なんせ言いたいことが言えない時代です。わざわざ先生の方から事細かく「あーしろ、こーしろ」と言ってくれるなんて、そうそう甘い現実はありません。特に芸術科目の先生は、普通の庶民とは感覚が違うことがよくあるそうです。
自覚している部分があるなら別ですが、もし「何が足りていないかわからない」「心当たりがない」のならば、担任の先生ではなく成績をつけている先生に直接聞きに行く!これがベストです。
いかがだったでしょうか。今日は、通知表についてまとめてみました。通知表には「この部分をもう少し頑張って!」という先生からのメッセージが詰まっています。しっかり受け取って、次に生かしていきましょう。
公立高校受験には内申が評価されるものの、どうしても内申が上がらなければ実力を上げればよいのです。大事な「夏」始まっていますよ。この夏、やったりましょう(^^)/ヤッターマン
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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さて、今日は旬のネタを投入します。1学期が終わりましたので、お手元には通知表があるハズです。ぜひ、そちらをご覧になりながらブログを読んでみてください。いつものネタですが、大事なことは繰り返していかねば。「通知表の秘密」を簡潔にお伝えします。
■通知表を見て思う事
さんなんが中学生の頃は「相対評価」で通知表がついていました。それに対して今は「絶対評価」で通知表がついています。この違いは、自分を集団と比較するか(相対評価)、一定基準で評価するか(絶対評価)、です。極端な話、全員がテストで90点以上を取って、さらに授業態度、提出物が文句なければ、全員に「5」が付きます。
しかし、近年は「評定」のつき方が、どうも相対評価の時に似ています。あくまでも私の感覚ですが、「5」や「4」の人数は学校ごとに人数制限している気がします。
■我が子の通知表、どこを見ればいい!?
通知表の「評定」は、「観点別」の合計値で決まるようです。だから、評定を上げるには、観点別の評価を上げるしかありません。国語以外は4つの評価観点がありますので、評定を上げるためにはどの観点に力を入れればよいのかがわかります。
ちなみに一宮市の通知表の観点別は「◎」「〇」「空欄」、稲沢市は「A」「B」「C」となっております。稲沢市の方は、「A」=「◎」、「B」=「〇」、「C」=「空欄」と置き換えてご覧ください。
評定「5」を取るには、「◎◎◎◎」もしくは「◎◎◎〇」のどちらかと決まっているようです(記号は順不同)。評定「4」であれば、「◎◎◎◎」「◎◎〇〇」「◎〇〇〇」など、観点別にも数値が隠れていて、その合計値が「5」や「4」に決められた基準内に収まる必要があるようです。
■「観点別」は「学校の授業への取り組み方・提出物」か「定期テスト・小テスト」で決まる!
これも感覚的なので、参考程度として聞いてください。下図のように、1番上の「関心・意欲・態度」は学校の授業での評価のみになります。授業への取り組み方や提出物が主な項目だと考えられます。
1番下の「知識・理解」は定期テストの得点が評価されるようです。真ん中二つは授業中の小テストや授業ノートの評価が主に評価され、定期テストの一部もここに反映されるようです(上の%数値は私の感覚なので、参考程度にしてください)。
つまり塾や家庭がなんとかできる部分は定期テストの部分であって、授業中の本人の態度や姿勢はわかりません。提出物1つ取っても、提出日がいつなのか、先生が言ったルールに合っているかどうかは、やはり本人しかわからないのです。
また、これだけ学校での授業中のことが通知表に影響するのです。この部分を塾に助けを求められても、課題の取り組み方をその都度確認してくれる個別指導塾以外は改善できません。スク玉としても、テストで点を取ることに集中します。
■内申あるあるQ&Aコーナー
Q1.内申はどうやったらあがりますか?
まずは観点別に分析してみてください。観点別は「◎」でも数値に高い、低いがあります。空欄があれば〇に、〇は◎に、というように、自分に足りていない部分を客観的に見て改善していく。
これも過去の傾向ですが、中3になると中2の頃より厳しめについています。ギリギリ「5」だった人は「4」に、ギリギリ「4」だった人は「3」になっています。どの先生も仕方がないとはいえ、受験生の通知表は下げたくあげません。1学期の通知表は受験には関係ないので、厳しくつけておく・・・そんなことできるのでしょうかね。先生によって評価の仕方は異なるため、もし教科担当の先生が代わると昨年と評価の視点が異なるのは当然ですね。
Q2.授業中に手を挙げた方がいいですか?
挙げないよりは、挙げた方がよいです。しかし、手を挙げていない生徒でも「5」をもらっている生徒は確実にいます。それだけで「関心・意欲・態度」の観点評価は上がるものではないようです。
さらに、テスト前に先生に質問しに行くと良いという噂もあります。提出する問題集を目一杯埋めると評価が高くなるという噂もあります。個人的には、「テストで得点を取れば文句なし」というスタンスです。もし、わからなければ聞きに行き、間違えた漢字であれば反復練習する。必要以上のノートまとめや目一杯埋めることは反対です。
Q3.先生に媚びを売った方がよいですか?
いい子にしていなくても、先生が言った方法で取り組めば問題ありません。過去に先生と大口論になった生徒でも、通知表「5」をもらってきたことがあります。「評定」は、客観性も加味してつけることになっているので、一概に先生の好き嫌いだけで決まるものではありません。
もちろん相手は先生ですから、敬意は払いつつも人としては対等に接すれば大丈夫です。もちろん頑張っている生徒には、誰もが応援したいもの。そういった頑張りを形で示す方が得策です。
Q4.授業中も真面目、提出物も期限通りに出しています。しかし、1番上が「◎」になりません。なぜでしょうか。
評価というのは相手がするものです。自分がそのつもりでも、先生から見たら条件に満たしていないということはよくあることです。提出物のやり方が先生が言うルールを守っていない可能性もあります。また、授業中に、よく後ろを向いたり、私語があったり、肘をつきながら、足を組みながら。相手に対して失礼に値することは、先生によっては意欲が低いと評価されるかもしれません。
だから、通知表をもらった時に「何この通知表は!あんた、提出物ちゃんと出してるの~!!」と言っても、本人に自覚がない以上行っても無意味です。本当のことを知りたければ、保護者面談の時に聞いておくことをおススメします。
Q5.何が足りていないか、わかりません。どうしたらよいでしょうか?
授業担当の先生に聞いてみたらどうでしょうか。先生だって忙しいとは思いますが、生徒の相談に対して迷惑だっていう方はいませんのでご安心を。先生の立場からしたら「どの部分が足りていませんか?」「どの部分を改善したらよくなりますか?」など聞いてくれると、普段言えない部分が言いやすくなるので助かると思いますよ。
なんせ言いたいことが言えない時代です。わざわざ先生の方から事細かく「あーしろ、こーしろ」と言ってくれるなんて、そうそう甘い現実はありません。特に芸術科目の先生は、普通の庶民とは感覚が違うことがよくあるそうです。
自覚している部分があるなら別ですが、もし「何が足りていないかわからない」「心当たりがない」のならば、担任の先生ではなく成績をつけている先生に直接聞きに行く!これがベストです。
いかがだったでしょうか。今日は、通知表についてまとめてみました。通知表には「この部分をもう少し頑張って!」という先生からのメッセージが詰まっています。しっかり受け取って、次に生かしていきましょう。
公立高校受験には内申が評価されるものの、どうしても内申が上がらなければ実力を上げればよいのです。大事な「夏」始まっていますよ。この夏、やったりましょう(^^)/ヤッターマン
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年8月11日 08:43
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