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縦の糸、横の糸

中島みゆきさんの「糸」よりコブクロの「赤い糸」の方が好きな さんなん です。それでも中島みゆきさんの「糸」だけは歌詞が頭に残って離れません。最後の「逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます」って、大人になるとジーンと来るフレーズ。ようやく私も大人になりましたか?


さて、この4月からスク玉では中学生と高校生の自主勉の部屋を一緒にしました。そうすると昨年までと雰囲気がガラっと変わりました。今日はそんな勉強風景を見て、感じた事をシェアしたいと思います。



■縦の糸
大人が考える以上に、子供たちは上下関係を気にします。学校では昔ほど部活動で上下関係がなく、フラットの関係になりました。それでも上級生はいい意味で年上感(プライド?)を持ち、下級生は上級生の顔色をみています。これが学校も違う知らない先輩となれば、尚更です。



教室をのぞいてみると、今日も中1生と高3生とが一緒に勉強する姿がありました。この環境は、塾だからできるもの。何も言わなくても、中1生がジガクをしている。そんな環境がここにあります。



今、高校生の生徒たちも、数年前は先輩たちの姿を見る立場だったんですね。それが時代が巡ることで、役割分担が変わり、後輩が先輩となり模範となってくれています。




■横の糸
スク玉では学年別授業があります。中1生だけ、中2生だけ、中3生だけが一つの教室に集まります。このときは、ジガクの時と違う顔が見えます。まぁ元気なこと。



しかし、横の関係は、競争するのには向いていると感じています。「あの子は文章問題がスラスラ解ける」、「あの子は教科書の暗唱がスラスラ言える」、同じ空間に同じ勉強をしてる生徒がいるからこそ、見えるものがあります。そうすると彼らは勝手に競うんです。そんな環境がここにあります。



中島みゆきさんの「糸」という歌では、縦の糸が「あなた」で横の糸が「わたし」ですね。しかし、教育で理想なことはジガクなので、そこに講師はできる限り織りあうべきではないと考えています。



どうしたら彼らが自分から勉強に取り組むのか。彼女らが疑問をもち、どういう指導をしたらそれを自分で解決できるようになるのか。講師は質問に答えることは簡単ですが、生徒たちをジガクができるように育てることが究極のミッションだと考えています。


そんなこと理想でしょって思われる保護者の方もいるかもしれませんが、きっと保護者の方も知っているハズなんです。社会に出て本当に必要なのは何なのか。塾にテストで得点を取ること、志望校に合格することを求めてはいるけど、本当に求めていることは何なのか。



それはきっと自分から課題に取り組むようになって欲しい。ちゃんと自分で将来のことも考えて行動して欲しい。それこそ塾に求めていることだと私は考えています。



誘惑が多いこの時代、自分に負けないようにコントロールする管理能力はテストで80点取るよりも大事な力です。高校生になってもジガクができない生徒は、確実に伸び悩みます。何も考えていない生徒も、本当にマジで伸び悩みます。



だから中学生の彼ら、彼女らには、もっと考えて勉強してもらいたいんです。テストで80点以上取るためにどうしたらいいのか?もっと考えなきゃダメなんじゃねって、常に生徒たちに伝えています。なおかつ、自分を管理する力も身につけて欲しい。勉強を通じて、成長するってそういうことだと思います。



縦の糸と横の糸。逢うべき糸に出逢うことで、生徒たちに強い人間に成長して欲しい。スク玉が、そのキッカケづくりに役立てば嬉しいです。



それでは今日はここまでです。スク玉講師陣にも、私の想いを伝えたい。そう思って、今日の記事を書いてみました。ぜひ、テスト前の生徒は、気分転換に中島みゆきさんの「糸」を歌ってください。きっと知らないと思うので、お母さん流してあげてください。1曲歌い終わったらガッツリ勉強しましょうね。テストが終わった生徒も、歌ったら期末テストに向けてガッツリ勉強しましょう。先を見て勉強する、それがジガクの心得です。










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