HOME > スク玉ブログ > 大学共通テスト英語のR:Lの配点比率はこう変わる!

スク玉ブログ

< Prev  |  一覧へ戻る  |  Next >

大学共通テスト英語のR:Lの配点比率はこう変わる!

短距離走より長距離走の方が好きな さんなん です。だって、短距離って「もっと手を振って」とか「あごをひいて」とか言ってもね、足が短いから無理やて~。せいぜい回転数増やして前に進むしか選択肢はないやん、それが限界。でも、長距離はただ淡々とペースを維持するだけでも十分勝機はあると思う。小学生時代の私は短距離走はほぼ下位でしたが、持久走では真ん中より上にいた覚えがあります。苦手なりにでも、向き不向きはあるってことですね。



さて、今日は大学受験についての情報シェアになります。お時間ある方はお付き合いください。



ご存じの通り、今年度から「センター試験」は「共通テスト」と名称が変わります。共通テストは、年明けの1月16日、17日の実施が決まっています。残り約240日です。


■大学受験は長距離走
高校受験は夏からの半年間を追い込み期間として、よく短距離走と呼ばれいます。それに対して大学受験は、少なくとも1年以上は走り続けることから長距離走と言われています。高校受験ではうまく行ったけど、大学受験でうまく行かなかったという話もよく聞きますが、それはちゃんと長距離を走るだけの体力や自分だけの戦略を持っているかどうかが大きく影響を受けるからだと思います。



現高3生にとっては、すでに追い込む時期に突入しています。スク玉生はどうでしょう?まさか夏からダッシュするとか言っている生徒はいませんよね?





■センター英語からの変更点
さて、本日の本題です。


センター試験英語では「筆記」と「リスニング」が出題されていましたが、本年度から開始される共通テスト英語では「リーディング」と「リスニング」の出題となり配点も変更されます。




センター試験では、筆記:リスニング=4:1でした。これが共通テストでは、リーディング:リスニング=1:1となります。単純に見てお分かりの通り、リスニングの比率が増えることになります。




その他、音声読み上げ回数が、センターでは全て2回読みだったものが、共通テストでは1回読みと2回読み(すべて1回読みの可能性もあり)で出題されるようです。プレテストでは、最大4人の対話するパターンも確認ができています。試験時間の変更はありませんが、英語嫌いでは80分だけでも集中力は持ちませんね。





■配点比率
「やべ~、リスニングやらなきゃな~」と思う方もいるかと思います。しかし、調べたところこの配点比率は大学が決めても良いとされています。つまり全ての大学で「リーディング:リスニング=1:1」となるわけではないのです。



地元の大学を調べてみました(4月28日時点で、発表されている大学のみ掲載。ただし、発表されている大学でも今後変更される可能性もあり)。

(国公立)
名古屋大学   3:1
名古屋工業大学 1:1
名古屋市立大学 4:1
愛知教育大学  4:1
岐阜大学    3:1
三重大学    2:1


(私立)※共通テスト利用
南山大学    1:1
愛知大学    2:1(1:1の学部もあり)




ちなみに名古屋大学のHPによると、リーディングは150点満点に、リスニングは50点満点にそれぞれ換算し合計200点満点として活用します(工学部は100点満点に換算)。これでリーディング:リスニング=3:1となり、昨年度入試よりリスニングの配点比率は上昇することになります。



全国的には「4:1」は34.8%、「1:1」は30.4%、「3:1」は14.5%とのことです(旺文社調べ)。多くは、従来型の4:1か新制度型1:1のどちらかにわかれる傾向がありますね。あなたが志望する大学の配点はどうですか?遅くとも7月頃には発表されるそうので、要チェックしてみてください。





■対策
共通テスト英語の問題レベルは、CEFR A1~B1とされています。これは英検で言えば、3級合格~準1級合格レベルに該当します。発音、アクセント、語句整序などの出題はありません。



リスニング対策として、耳慣れは大切です。しかし、「自分が発音できない音は聞こえない」という言葉通り、まずは単語帳を音声と同じリズムで読む練習が有効だと考えています。もちろん文法問題は出題されませんが、知識がないと英文解釈ができません。



学校の英語の授業を聞いても成績があがらない。学校の問題集を解いても模試の得点がなかなかあがらない。そんな英語がちょっと苦手というあなたには、英検を活用する勉強をおススメします。



理由としては、級をさかのぼって学習ができること。市販の問題集も多く良問が多いこと。そして、何よりも馴染み深いということの3つです。




最初にも述べた通り大学受験は長距離走です。中学時代に英語が苦手だったとしても、高校生にちゃんと計画を立てれば大学受験には間に合います。


ただし、英検合格のためだけの勉強では、ダメでっせ。そんな勉強法では、英語力は向上しまてん。あくまでも英検を活用することであって、テクニックを覚えろと言っているわけではないので注意。



スク玉生にも英語がちょい苦手組もいらっしゃいますからね。こちらはすでに個別対策で動いております。高1生は数学優先させていますが、落ち着いてきたら英語もやりましょうか。



それでは今日はここまでです。スク玉オンライン自習室が始まって早3か月が経とうとしています。オンラインもあと2週間、もうちょい早起き頑張ります。



また明日(*^^)v。





※国公立大学を目指す生徒は、高校2年生の内に英検2級は良い点で合格すること。



☆お問合せはこちらから
(メールでお問合せ)


(LINE@登録でお問合せ【お問合せ専用】)

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
スク玉ブログ連絡用LINE@を作りました。よかったらご登録ください。(塾生の方も、塾生でない方もどうぞ)
※塾連絡は、塾生専用のLINE@にてご連絡します。
↓↓↓このLINE@の用途は、スク玉ブログの更新のみ↓↓↓


< Prev  |  一覧へ戻る  |  Next >

このページのトップへ