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【最近の教育ニュース】私立高校無償化に所得制限撤廃か!?など4ニュース!

春期講習まっただ中の さんなん です。午後からの授業に追われ、いつも以上にドタバタ劇を繰り広げています。


さて、最近の教育ニュースをサクッとまとめました。ついでに、ちょっとだけ個人的なツッコミもいれておきました。息抜きがてらご確認ください。



■高校無償化へ!?
2020年度より、年収目安590満円未満の家庭では、私立高校に通う高校生への国の就学支援金の上限が39万6000円に引き上げられました。


これに加えて、愛知県独自の制度で年収840万円未満の世帯まで授業料支援がありました。


これを25年度から「公立・私立問わず年収910万円以上の世帯にも、高校授業料として年11万8800円を助成する」。


26年度からは「世帯年収に関わらず、年間45万7000円まで支給限度額を引き上げる」方針を打ち出しています。(Yahooニュース/2025年3月15日)


⇒対象となるのはあくまで授業料のみ。入学金や教材費、設備費、修学旅行積立金などはちゃっかり対象外なのでご注意を!!

「公立王国」と呼ばれる愛知県ですが、これで公立離れに拍車がかかるかも?私立人気にはさらなる追い風になりそうですね。




■中学校の内申は相対評価に戻ってる?
公立高校入試の合否判定に使われる「内申点」について、名古屋の一部中学校が、他の生徒と比較する「相対評価」に近い手法で出していたことがわかった。


国は生徒個人の目標達成度をみる「絶対評価」でつけるようにもとめていた。しかし、ある学校内の文書には「評定平均は2.9~3.2程度におさめる」「1と2の合計数が3割程度」という記載があった。(朝日新聞/2025年3月25日)


⇒教育現場にいるとよくわかりますが、通知表の「5」にはどうやら人数制限がある様子ですね。

また、「絶対評価」ってわりには、テストの点数の影響が大きくなっている(←これは相対評価)と少しだけ感じています。





■教科書ページ数は「ゆとり」の3倍!
小中高で使用する教科書が分厚くなっている。実際に小学校の教科書のページ数は3倍近く、中学校は2倍近くに膨れ上がっている。


「脱ゆとり教育」以降、子どもたちが学ぶ量は増えたが、学習指導要領が掲げる主体的な学びをサポートする教員の育成は追いついていない。(日本経済新聞/2025年3月22日)


⇒ページ数だけ3倍に増えたのに、宿題はむしろ減っているという謎展開。授業時間も特に増えてないハズですが、一体どこで深く学べばいいんでしょうか。





■文科省、学校裁量で授業5分短縮
文部科学省は、「学校現場での裁量を拡大し、多様な個性や特性を持つ子どもに対応できる教育課程の柔軟化の検討」を打ち出した。


年間の総授業時間数はそのままで、1コマの授業時間を5分短縮して生じた余剰時間を個別学習に充てたり、学習進度に応じた学びをしやすくしたりすることを想定している。


新しい指導要領の全面実施は、小学校が30年度、中学校が31年度以降になる。(Yahooニュース/2024年12月25日)


⇒もし本当に授業を5分短縮すると、ますます担任の先生の腕前が問われそうです。本来の授業を5分短縮で教え、学力格差があるクラス全員に、個別学習の時間なんて夢物語。

仮にそれが実現したら、先生たちの忙しさが爆上がりして、肝心の授業が「やっつけ仕事」にならないか心配です。




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