HOME > スク玉ブログ > 【小学部】一寸の虫にも五分の魂

スク玉ブログ

< Prev  |  一覧へ戻る  |  Next >

【小学部】一寸の虫にも五分の魂

週末の雪が降る中、朝日厄年会の町内パレードを見てきた さんなん です。国府宮はだか祭りの鏡餅奉納イベントです。


たくさんお菓子もらっちゃいました。ありがとうございます。懐かしい顔も見ることができて、嬉しかったです。








さて、小学6年生向けに算数の総復習中です。



先日の授業中に、こんなやりとりがありました。



(問題)
□円の2割4分は204円です。





さんなん:「おっ!割合の問題。さすがにこれはいけるだろう!」




生徒A:「先生!4ふん?ってなんですか?」




さんなん:「が、がびちょんす!2割4分の ブ って知らないの?」




生徒A:「習ってません!」




さんなん:「ぜったいうそやん。さすがに習ったやん。」




生徒B:「知らないです」




生徒C:「聞いたことがあるような、ないような」




生徒D~K:「割しか習っていません」




さんなん:「じゃあ、厘とか毛も知らないの?」




生徒A:「け ってなんですか?」




一人二人ならわかりますが、これだけ多くの生徒が知らないということは、さすがに衝撃を受けました(復習しておいてよかった)。




普段の生活で、「割」はまだ使うけど、「分」や「厘」はまず使用頻度は少ないですからね。





建築の世界では、大工さんが「分」や「厘」を使っていると聞いたことがあります。1分=約3㎜、1厘=約0.3㎜です。細かい作業が必要な仕事では、とても大切な単位です。





他にパッと思い当たる単位は、

・1円より小さい単位の時に使う「銭(せん)」

・花火の大きさを表す「尺(しゃく)」

・相撲の力士の体重は「貫(かん)」

・囲碁の勝ち負けの差は「目(もく)」

・着物のサイズを測る時にも「分(ぶ)」


などなど、たくさんの単位が存在します。




ことわざでも、「一寸の虫にも五分の魂」って出てきますよね。一寸は約3㎝、五分はその半分の約1.5㎝にあたります。




どんなに小さな弱いものでも、それ相応の維持や根性があるから、侮ってはならないという教訓です。





知らない単位が出てきたときは、ちょっと立ち止まって調べてみてください。この世界の縮尺がたくさん見えてきますよ。





《小学部》




《篭屋校 中学受験部(新小4~新小6)》
保護者相談会 受付中!





《中学部》
新中2,新中3は3月1日から新学年の勉強開始します!
新中1は、3月19日の春期講習から!






《高校部》新高3は、受験勉強を始めています!
新高1は3月から高校の勉強開始!





≪スク玉の公式LINE≫
(LINE@登録でお問合せ【お問合せ専用】)

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
スク玉ブログ連絡
用LINE@を作りました。よかったらご登録ください。(塾生の方も、塾生でない方もどうぞ)
※塾連絡は、塾生専用のLINE@にてご連絡します。
↓↓↓このLINE@の用途は、スク玉ブログの更新のみ↓↓↓
 


< Prev  |  一覧へ戻る  |  Next >

このページのトップへ