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名城大学附属高等学校が変わったぞ！(スク玉から名城高校まで約60分）

私立高校受験の時に時計を忘れた　さんなん　です。地元から多くの生徒が受験するので、みんなで駅に集まって電車で学校へ向かいました。で、教室についたときに時計がないことに気づいたんです(・∀・)ﾋﾟﾝﾁ。もちろん貸してくれるわけでもなく、そのまま・・・数学で時間が足りなかったことをいまでも覚えています。やはり準備は前日の夜にしておきましょうね。

さて、本日は名城高校の塾向けの説明会がありましたので行ってきました。ちゃんと時計は持っていきましたよ(・∀・)ﾘﾍﾞﾝｼﾞｾｲｺｳ。今日は、この名城高校の受験について簡単にまとめてお伝えします。

受験生の為に、先にお伝えしておきますね。
今年度の名城高校、合格ボーダー上がります！！！

この地域では名城高校は、私立受験３日目で圧倒的な人気である学校です。一宮、一宮西、五条、興道、津島を受験する生徒には、学校の先生からも「力試しとして、名城高校も受験してみたら」と進路相談でも言われるようです。

昨年度から校長先生が変わりましたよね。他の学校の校長先生と違い、ギラギラしていないんです(これ表現、合ってる？いい意味で！)。塾向け説明会の冒頭では「今春はコロナの影響もあり、授業の準備が例年以上に大変でした。きっと塾の先生方も同様のですよね。遅れを取り戻すための夏、そしてこの時期も休めず、お体は大丈夫でしょうか？また本日も朝早くからお集まりいただき、恐縮です。」と、優しい口調でお言葉をいただきました。名城で働く教員の「働き方改革もさせていただきます」って、今の名城は過去とは違った雰囲気になりましたね。

説明会での内容と受験についてです。書ける範囲で、軽めにまとめてみました。それでは、どうぞ(^^)/。

＜名城高校の受験について＞
［普通科］
特進　　　　　　　１２０名
スーパーサイエンス　４０名（推薦のみ）
一般進学　　　　　２８０名
国際　　　　　　　　４０名（推薦のみ）
※推薦入試で定員の約50％が合格
※スーパーサイエンス(ＳＳ)と国際は、推薦入試のみ。
（ただし、人数に満たない場合は、特進→ＳＳ。一般→国際への勧誘あり。）

［総合学科］
１６０名
※推薦入試でほぼ埋まるらしい

☆普通科→総合学科のスライド合格はなし！
☆総合学科は、一般進学と同レベルという設定！

＜名城高校の強み＞
・SSHは15年目(第三期目最終年)
・SGHは一昨年度で終了

SSHは今年で15年目。名城大学の教授である池上彰さんの講演会やリーダー育成講座を全校生対象に実施など、そのような成果が認められたからこその継続年数であり、教務力をわかりやすく証明するものでもあります。生徒の探求心を育み、新しいものに挑戦することを教育目標に掲げています。

また、SGHも更新が止まったとはいえ、5年間走り続けました。授業の様子を全国から視察に来る他校の先生もいたり、過去にはＮＨＫの取材も受けたりしたことがありました。そこで得たノウハウを生かし、ＳＳクラスと国際クラスでは高大接続を活かしての英語で書かれた論文の読み書き、英語でのグループディスカッションを続けているそうです。

総合学科では、コースは４つ。「探求」をキーワードに掲げ、地元との交流を学ぶ題材としてコミュニケーション能力を鍛えていくようです。一般進学の下に総合学科があるのではなく、総合学科は総合でしかできない学習をする。だから、レベル的に一般進学と同列にして、より強く存在感を出していきたいようです（大学進学率は約90％）。

＜一般入試の受験パターン＞
啓成（１日目）ー名城（３日目）
清林館（２日目）－名城（３日目）
この二つが、この地域の受験王道パターンですね。

※上位層は、滝（１日目）－名城（３日目）もありです。近頃は２校受験が一般的で、１校受験の子も多くいます。３校受験はほとんどいません。

※一般入試で名城特進クラスの奨学生合格はなかなか出ない（一宮西でも合格上位レベル？）。

＜入試の合格ボーダーと選抜方法＞
推薦入試には基準があるらしい。ここでは数値は控えます。
※普通科の一般進学も総合学科もボーダーは上がり、平均レベルでは合格は難しい。
当日、基礎学力テスト(国語・数学・英語　各40分記述式)＋グループ面接あり。

一般入試は当日のテストを重視し、内申も考慮する。
合格するには
得点率特進〇〇％以上／一般〇〇％以上／総合〇〇％以上が必要。数値はやっぱり書けません。
※総合学科を一般進学と同列レベル→合格ボーダーが上がりそう(要チェック)。
※①特進②一般進学 vs ①一般進学→第一志望の生徒を若干優先する。
※国数英は各40分、社理は各30分。マークシート方式。面接なし。
※持ち物：腕時計（あなたは忘れないで）

＜クラスごとの大学受験先＞
・ＳＳ→国公立大、難関私立大、名城大
・特進→難関国公立大、文系は難関私立大、名城大（理工・薬）
・一般→有名国公立大、名城大、有名私立大
・国際→有名国公立大、難関私立、名城大、有名私立大
・総合→名城大、有名私立大
※どのコースも名城大学以外の大学への受験も可能。
※特進クラスも含めて宿題は少ないので、自由度は高い。
※自習室の解放も17:30頃まで。外部受験するなら塾など学習管理が必要か。

＜名城高校の進路指導＞
国公立大学「命」という進路指導ではなく、行きたいところを見つけて頑張ろう！という進路指導。それでもどのコースも「自ら探求心をもって活動する」授業に重きを置きながらも、国公立大学合格者数を伸ばしている。

※特進クラスは名城大学の特別推薦枠があり、これは名城大学（理工・薬）の推薦をもらいながらも指定の国公立大学を受験してもよい。

※特進クラス以外では、名城大学への推薦枠が確保されていることで、受験へのモチベーションがある生徒とない生徒との校内での温度差があるみたい。外部受験を考える生徒にとっては、これが唯一のマイナスポイントか。

＜通学時間＞
スク玉の玉野校から名城高校までは、
電車1時間11分／車38分／徒歩3時間20分

＜その他＞
・特進クラスでも部活との両立可（条件あり？）
・全体で70％ぐらいの生徒が部活に参加
・国際クラスは90％以上が英検２級に合格
・看護学科をもつ私立大学への指定校あり
・名鉄栄生駅の北口に出入口ができて行きやすくなった(徒歩8分)

以上です。1学年は約640人、3学年で2056名とマンモス校です。愛知県の私立といえば、滝、東海。いやいや、そこに名城もあるだろ！と、名を連ねたいみたいです。ご興味がある方は、ぜひ名城高校の体験へどうぞ(*'▽')

それでは今日はここまでです。また明日(*^^)v。