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HOME > スク玉ブログ > 10歳の壁~小4までの勉強法と小5からの勉強法は違う~
スク玉ブログ
10歳の壁~小4までの勉強法と小5からの勉強法は違う~
NIZIプロジェクトが流行ってるそうですね。情報だけは入ってくる さんなん です。これは日本のソニーミュージックとJYP(韓国の有名プロデュース)によるオーディション番組です。塾とは方法も方向性も異なりますが、育成という部分では近いものがあります。塾では勉強を通じて『自分の価値』を高めていきましょう。
さて、今日は小学生の勉強について、教育現場で教えていて思うことです。よかったらお付き合いください。
私は脳科学者でもないし、脳の研究をしているわけではありません。しかし、現場で見ていて一般的に小学4年生までは「音」で聞いて覚えることができる学年、そして小学5年生からは「手」で理解する勉強ができる学年だと感じています。
■小4までは「音」で覚える
暗記するにしても、音読したり、先生の説明を聞いたりするだけでも頭に入ります。いわゆる「習い事は “つ” をつけることができる年齢まで」というのも、勉強も同じだと感じています。
■小5からは「手」で覚える
では、小5からはどうするのか。少しずつ音で覚えることができなくなります。その代わり、深く考えることができる年齢とも言えます。つまり今までの勉強法から変えていく必要があるのです。
手を使って覚えるというのは、図に書き込んだり、数式を立てたり、複雑な思考回路や論理的なことでも考えることが可能になることです。もちろん子供の成長はそれぞれだと思いますが、誰でも変わっていくものだと思います。
■塾の現場で思うこと
そういう意味でも小学5年生という学年は、1番大事な学年です。国語の文章問題も長い文章を扱います。それまでに覚えた語彙を使って、考えて想像していく力が身に付きます。
さらに、以前にもお伝えした通り、小3・小4で習う漢字は小学6年間の中でも1番多いです。だからこそ「漢字・語彙を知らない」から「文章が読めない」と気づくのもこの時期ということになります。
算数も単元数が一気に増えるのも小5です。中学受験の世界でも、小5から学習内容が一気に難しくなりますね。きっと鍛えれば、中学生の内容も理解できると思います。
ちなみにスク玉では小5から理科、社会も必須にしているのも、この学年からしっかり考えることをできるように意識改革することを狙っているからです。
■小5からの勉強法
先ほども述べた通り、今まで「音」を聞いて覚えていたことができなくなります。だから、「今までと同じように勉強しているのに・・・授業についていけなくなった」そんなご相談があるのもこの時期からです。
本来、学習する「量」が多く、「理解」も求められるこの学年。しかし、見方を変えると、この時期にガッツリ解かないと頭が動かなくなります。ゆるい勉強に慣れてしまうと、頭をフル回転して考えることができるのに使わないことになります。そして、それが習慣となると・・・。
勿体なくないですか?
小5に向けての準備、そして、小5からの勉強。もちろん個人差はありますし、遅れてしまった方は今からでも動いて欲しいです。
1番心配なのは、この「見て覚える」→「手で覚える」ことに気が付かず中学生になった子です。いまだにテスト勉強の時に「見て」覚えている生徒も多くいます。
「これで覚えれます」なんて平気で言います。そして、結果に成長なし。
「手」を使わずに「頭」の中でしか解くことができない生徒はやはり伸び悩みます。そんな生徒をどう変えていくのか、、、塾の現場は、今日もそこで戦っています。
■最後に再確認
小4までは語彙力を増やすために、たくさん「音」で学ばせてください。また、習慣という意味でもパズルなど頭を使って「考える」ことも効果的です。じっくり丁寧に、を優先してください。
小5からは、「理解する」勉強に移行します。習ったことを自分でかみ砕いて考えることも意識させてあげてください。「量」と「深さ」のバランスが必要ですので、習い事を整理して時間を与えてあげてください。
大丈夫、伸びない子はいませんから。確実に今日も何か1つ自分に足していく、それが大切なことであるのはどの学年でも間違いありませんよ。
それでは今日はここまでです。今日は教育現場を見て思ったことを書いてみました。少しでもわが子の教育に役立てば幸いです。
また明日(*^^)v。
<夏期講習の日程>
(対象:小4~中3 速く正確に読む速読トレーニング)
(対象:小1~小6 語彙を増やす読み聞かせ 速聴・作文講座)
(対象:小4~高3 リスニング強化 英文多読Read Farm)
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さて、今日は小学生の勉強について、教育現場で教えていて思うことです。よかったらお付き合いください。
私は脳科学者でもないし、脳の研究をしているわけではありません。しかし、現場で見ていて一般的に小学4年生までは「音」で聞いて覚えることができる学年、そして小学5年生からは「手」で理解する勉強ができる学年だと感じています。
■小4までは「音」で覚える
暗記するにしても、音読したり、先生の説明を聞いたりするだけでも頭に入ります。いわゆる「習い事は “つ” をつけることができる年齢まで」というのも、勉強も同じだと感じています。
■小5からは「手」で覚える
では、小5からはどうするのか。少しずつ音で覚えることができなくなります。その代わり、深く考えることができる年齢とも言えます。つまり今までの勉強法から変えていく必要があるのです。
手を使って覚えるというのは、図に書き込んだり、数式を立てたり、複雑な思考回路や論理的なことでも考えることが可能になることです。もちろん子供の成長はそれぞれだと思いますが、誰でも変わっていくものだと思います。
■塾の現場で思うこと
そういう意味でも小学5年生という学年は、1番大事な学年です。国語の文章問題も長い文章を扱います。それまでに覚えた語彙を使って、考えて想像していく力が身に付きます。
さらに、以前にもお伝えした通り、小3・小4で習う漢字は小学6年間の中でも1番多いです。だからこそ「漢字・語彙を知らない」から「文章が読めない」と気づくのもこの時期ということになります。
算数も単元数が一気に増えるのも小5です。中学受験の世界でも、小5から学習内容が一気に難しくなりますね。きっと鍛えれば、中学生の内容も理解できると思います。
ちなみにスク玉では小5から理科、社会も必須にしているのも、この学年からしっかり考えることをできるように意識改革することを狙っているからです。
■小5からの勉強法
先ほども述べた通り、今まで「音」を聞いて覚えていたことができなくなります。だから、「今までと同じように勉強しているのに・・・授業についていけなくなった」そんなご相談があるのもこの時期からです。
本来、学習する「量」が多く、「理解」も求められるこの学年。しかし、見方を変えると、この時期にガッツリ解かないと頭が動かなくなります。ゆるい勉強に慣れてしまうと、頭をフル回転して考えることができるのに使わないことになります。そして、それが習慣となると・・・。
勿体なくないですか?
小5に向けての準備、そして、小5からの勉強。もちろん個人差はありますし、遅れてしまった方は今からでも動いて欲しいです。
1番心配なのは、この「見て覚える」→「手で覚える」ことに気が付かず中学生になった子です。いまだにテスト勉強の時に「見て」覚えている生徒も多くいます。
「これで覚えれます」なんて平気で言います。そして、結果に成長なし。
「手」を使わずに「頭」の中でしか解くことができない生徒はやはり伸び悩みます。そんな生徒をどう変えていくのか、、、塾の現場は、今日もそこで戦っています。
■最後に再確認
小4までは語彙力を増やすために、たくさん「音」で学ばせてください。また、習慣という意味でもパズルなど頭を使って「考える」ことも効果的です。じっくり丁寧に、を優先してください。
小5からは、「理解する」勉強に移行します。習ったことを自分でかみ砕いて考えることも意識させてあげてください。「量」と「深さ」のバランスが必要ですので、習い事を整理して時間を与えてあげてください。
大丈夫、伸びない子はいませんから。確実に今日も何か1つ自分に足していく、それが大切なことであるのはどの学年でも間違いありませんよ。
それでは今日はここまでです。今日は教育現場を見て思ったことを書いてみました。少しでもわが子の教育に役立てば幸いです。
また明日(*^^)v。
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(対象:小4~中3 速く正確に読む速読トレーニング)
(対象:小1~小6 語彙を増やす読み聞かせ 速聴・作文講座)
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2020年6月30日 14:58