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学校別の小学校算数の授業進度を調べてみた!!10月終了時点

中学生ぐらいまでの数学なら見た瞬間に答えが出せる さんなん です。私が数学が得意になったのは中2からなんです。小学生の頃はもちろん、中1までは高得点が取れませんでした。中2の数学の先生(布目先生。いつもゲタを履いて竹刀を持って授業していた。決め台詞は「ムム!やりよる!」でした。)が面白くてそれがブレイクポイントでしたね。ただし、ブレイクポイントはきっかけであって、その前の時期がもっと大切なんですよ。



さて、今日は小学校の算数についてです。よろしければ、お付き合いください。

 
■はじめに
毎年、運動会が終わった2学期中旬ごろに、「どうも学校の算数の進度が速すぎないか・・・」。そんな疑念があり調べてみることになった、このブログ企画!!スク玉生に「今、どこ習っているの?」と聞いて、「1カ月でどれだけ進んだのか」、「ほかの学校と比較してどのぐらい進度が違うのか」をまとめました。
 
 
■念のために
お伝えしていることは「事実」だけです。“学校の授業が順調に進んでいるから、我が子の算数は大丈夫”というのではありません。また、学校の授業が早いから授業が手抜きとか言うつもりはありません。授業が駆け足で進んだところは、穴ができやすい。大事なところは、じっくり時間を掛けるべき。
 

しかし、学校は授業数が決まっています。それでも、進路に差が生まれます。だから、順調に進んでいないところは、きっと学校の授業そのものがうまく行っていないケースが多いのです。その時は、ご家庭で早目に対策を考えてもらうというのが、この「学校の授業進度を調べてみた!」ブログの目的です。学校の授業は生徒たちにとって大切な学びの場になります。「先生が無駄話をして1時間終わった」「今日1日で10ページも進んだ」など生徒からいろいろ聞きますので、地元の学力向上のために、チェック機能としてこのブログが役立てばと思います。
 


■小学6年生の算数(7月~10月)


小6メインの「速さ」の単元も終わり、あとは「比例」「反比例」「体積」「場合の数」「割合」とそんなに難しくない単元だけになりました。語弊がないようにお伝えしますが、難しくないというのはある程度パターン化できるという意味で、練習次第でなんとかなる単元という意味です。速さの問題もある程度まではパターン化できますが、「比」が絡んだり、「単位」も苦戦するので深すぎ単元なのです。


進度としては、昨年もこの時期は「比例」「反比例」でしたので、どの学校もよいペースだと思います。修学旅行があった小学校もありますので、そのことも考えると特に問題はなさそうですね。稲沢市のO小学校は「体積」を飛ばしたそうですが、これは教育実習生が研究授業として教えるために残してあるみたいです。



■小学5年生の算数(7月~10月)


ちょっと進んでいない学校が多かった感じを受けました。単元的には難しいところではないので、気になります。ちなみに稲沢のR小学校は、「面積」の単元を飛ばしたそうですが、これも教育実習生に任せるそうです。


気になったことというのは、もし進んでいない原因が「分数①」の単元だとすると心配です。この分数の計算には、「約分」「通分」「帯分数」だけです。保護者から見たら簡単なイメージがあるかもしれませんが、現場は意外と苦労してます。特に「整数(倍数・公倍数/約数・公約数)」の単元の内容をしっかり理解していないと、分数でつまづくことになります。どの学校も9月はサクサク進んだので、どうも気がかりです。


ご自宅で「1から50までの数字の約数」を書かせてみてください。1→1 、2→1,2 、3→1,3 、4→1,2,4 、5→・・・・という感じでスラスラかければ問題ありません。



■ひょっとして
ちょっと気になることを保護者様から聞いたのですが、通っている小学校でもアクティブラーニングって流行っていますか?アクティブラーニングというのは「自分で考えて、前で発表したり、わかる生徒がわからない生徒に教える」というスタイルの授業です。世間で「思考力、判断力、表現力」が大事って謳っているのもあり、全国的にもアクティブラーニングを取り入れているようです。しかし、コレは先生の技量が大きく影響します。


先生が大事なことは指導していればよいのですが、生徒が教えてばかりになると大事な知識のインプットの時間がなくなります。また、教える生徒と教えられる生徒がいつも同じになってしまうと、教えられる生徒は“考えない”し“表現しない”ので本質から外れます。教える方はいい練習になるので、そっち側にいればアウトプットの練習にはいいのですが。それでも私の意見としては、ある程度知識や語彙力を兼ね備えた高校生や大学生には効果的な指導スタイルだとは思いますが、小学生に算数の授業内に大幅に時間を与えても意味があるのかは疑問です。


ちょっと話が脱線してしまいましたが、各小学校のホームーページに載っている学校の授業の様子をみていると、「隣の子やグループで意見交流した」「みんなで話し合って解決した」とあります。しかし、本人たちに聞くと「話し合っただけ終わった」、「先生は教えてくれなかった」という声もあります。保護者の方が確認していただけると、いい意味でプレッシャーになるので上手につっついてみてください。


それでは、今日はここまです。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。





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