単語を覚えるのに時間をかけてはいけません。例えば30個の単語を覚えるのに30分時間があるとします。その場合、１つの単語に１分ずつ時間をかけて、単語を音読、書いてチェックして、という勉強・・・ではダメなんです。




人間は考えた回数で知識を記憶する能力を兼ね備えています。ほら、嫌な事があるとそればかり考えますよね。そして気が付いたら、またその嫌なことを思い出し考えていた。思い出す回数が多いから、ますます記憶から消えないのです。




先ほどの話に戻りますが、30個の単語を覚えるのなら3分×10回にした方が圧倒的に覚えることができます。3分だけかけて30個の単語を読む。3分だけかけて30個の単語を書けるだけ書く。この短時間で繰り返す。これが単語を覚える鉄則です。




≪単語の覚え方≫
スク玉中学部では、市販の単語帳を使っております。中学生は学校から単語帳はもらえませんからね。当然、単語帳と教科書と重複して出てくる単語もあります。


・教科書以外の単語も覚える
・覚え方の練習


中３生であれば、英検３級や準２級にも挑戦しますよね。英検３級の時点で、学校の教科書に載っていない単語はたくさん出題されますからね。もちろん単語帳だけではカバーはできませんが、見たことがある単語を増やす為にも、単語帳を使って勉強していきますよ。



ちなみに高校生は、学校でもらってくる単語帳を使って、単語を覚えています。




①英単語　⇔　日本語
１つの単語に複数の意味がある場合は、１週目は１つだけの意味でOK。何週もして余裕がでてきたら、他の意味や派生語も覚えればよいのです。



例えば、
plan 　⇒　計画、計画する

計画、計画する⇒plan


ちゃんと音読しながら練習しましょうね。塾ではCDを使って発音の確認もしています。




②単語の「意味の核」を考えよう


例えば、
release 　⇒　自由にする
という単語があります。



この単語の「意味の核」ってわかりますか？


releaseの意味の核は、
「何を外に出す」です。


だから、
人を releaseする →人を外に出す→自由にする
情報をreleaseする→情報を外に出す→公表する
となるのです。



できることなら単に書いてある意味だけ覚えるのでなく、「意味の核」も考えてみると他の意味や派生語も覚えやすくなりますよ。



もし、何度も繰り返しても覚えれない単語があれば、絵や画像の方とセットにすると記憶に残りやすいので試してみると良いです。



serious　⇒　深刻な



ほら、serious　が出てきたら、上のイメージがでてきませんか。イメージが出てくるだけで本当の意味に近づけますので、なかなか覚えることができない単語があったら絵を書いたりイメージと一緒に覚えてみてください。



それでは今日はここまでです。



単語を覚える鉄則は、『短い頻度で何度も復習する』です。これだけは大切なので、頭に入れておいてください。英語が苦手な人ほど、この鉄則を守っていませんからね。



また明日(*^^)v。

（中学部スク玉コース）




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